自己実現

現状維持は衰退とハッパをかけることに違和感を感じてしまう!

衰退のグラフ②

現状維持は衰退とハッパをかける人がいます。

一見すると反論の余地がない言葉ですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

わたしはメンタルに訴えかける、マッチョな雰囲気に違和感を覚えます。

組織の仕組みの問題であって、個人のメンタルの問題ではないと思うのです。

 

現状維持に甘んじると、本当に衰退してしまうのでしょうか?

常に変わり続けることを求められるのは、しんどくはないでしょうか?

人にはそれぞれ自分のペースがあるので、前に駆り立てられることに息苦しさを覚えている人もいるのではないでしょうか?

それでも前を向いて、全力で走り続けなければならないのでしょうか?

 

「現状維持で十分だ」と言い切った成功者も、わたしは知っています。

現状維持は本当に衰退の第一歩なのでしょうか?

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現状維持はマイナスの意味でしか使われない!

現状維持という言葉は、マイナスの意味でしか使われることがありません。

それに対してポジティブな意味で使われるのは、行動とか進化とか積極的といった言葉です。

ただし、ポジティブな言葉に捕われすぎて、疲れている人が多いのは事実です。

どちらが良いとか悪いといった話ではなく、要はバランスの問題だと思うのです。

 

競争社会に生きている以上、前に向かって進むことは必ず求められます。

それに対して現状維持は、あまりに悪にされすぎていないでしょうか?

どちらがプラスとかマイナスではなく、どちらも等しく必要なことです。

現状維持だってときには必要なのだ、という風に思うのです。

現状維持とは?言葉の意味を確認してみる!

現状維持とは果たして何なのでしょうか?

ネットにある2つの辞書から拾って紹介します。

<大辞林 第三版>

現在の状態をそのまま保つこと。

<世界大百科事典>

歴史のある特定の時点に存在する状態を維持することをいう。

国際法や外交史において厳密に定義されることなしにしばしば使用されてきた概念であり、そのため内容は多岐に渡る。

ほとんど言葉の意味どおりなので、改めて何かを言うことはありません。

人は放っておいても変わってくし、変わらないこともあります。

現状維持が悪者にされるのは、おそらくずっと昔から同じなのです。

衰退のグラフ

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杉村太蔵さんが言う「現状維持で十分に満足」が意味すること

2020年1月に『林先生の初耳学』という番組で、「高学歴ニート」への授業という企画があり、講師として杉村太臓さんが出演しました。

杉村太蔵さんは授業の中で、「現状維持で十分に満足だ」と言いました。

もっと上を目指すとかしたくない、いまが十分に幸せだ、と言ったのです。

一見するとトリッキーな主張ですが、わたしは杉村さんらしくて良いと感じました。

 

杉村太蔵さんは、26歳で国会議員になり、いろいろと世間を騒がせて有名になりました。

普通の人には到底マネできない、リスクだらけの人生を歩んでいるのです。

現在はフリーランスで活動していて、身分としてはとても不安定です。

杉村さんが現状維持で十分と言っても、歩んできた道をしっかりと考慮しなければなりません。

現状維持を細かく分解してみる

現状維持と言っても、置かれた場所や状況などによって、変わってくると思います。

ぬるま湯に浸かりきった状態

会社がすっかり硬直化していて、ぬるま湯になっている状態はダメです。

ぬるま湯の中でいくら奮闘しても、成長を見込むことはできません。

戦うことをあきらめてしまったら、現状維持は衰退の道へと突き進んでいきます。

毎日習慣として取り入れているもの

現状維持と言っても、習慣として取り入れていることは良い行いです。

現状維持と言うとマイナスイメージが強いですが、習慣と言うとプラスイメージとなります。

あえて違いを挙げてみれば、以下のように言えるでしょうか?

現状維持⇒受け身姿勢

習慣⇒積極姿勢

現状維持が悪とされるのは、受け身の姿勢にあるのかもしれません。

現状維持は衰退というのはメンタルの問題なのか?

現状維持は衰退というのは、たいてい相手を発奮させる意味で使われます。

わたしは会社にいるときに、よく言われました。

でも根本を突き詰めると、個人のやる気の問題ではなく、組織の仕組みの問題ではないか?とずっと感じていました。

現状維持は衰退、だから臆せずに新しいことをやれ!という意図なのだと思いますが、そうやって頑張ったところで、結果はあまり変わらない…、そんな風に思ったものです。

現状維持は衰退というのは仕組みがうまく行っていない証拠!

現状維持は衰退というのは、組織の仕組みの問題ではないでしょうか?

責任の原因を個人に転嫁して、問い詰められても困ってしまうのです。

相手に働きかける言葉には、必ず何かしらの意図が含まれています。

要するに、もっと働け、ということなのだと思うのですが、そんなことを言われても原因はそこではないでしょ!なんて思ったりするのです。

現状維持は衰退と判を押したように言うのは違和感しかない

反対意見をぶつけて発奮させる手法は、ほかにもいくらでもあります。

現状維持は衰退、だから臆せずチャレンジしよう!

死ぬこと以外かすり傷、だから臆せずチャレンジしよう!

結局いつかみんな死ぬ、だから臆せずにチャレンジしよう!

この論理を使えば、どんな内容でも通用してしまいます。

どうせみんな死ぬ、なんて言い出したら、もはや何でもアリになってしまいます。

 

世の中はバカとかアホといった本があふれていますが、極端なものにしか反応しないことに危機感を感じます。

あいまいなこと、中間のこと、グラデーションなど、いろんな解釈ができるのが良い社会なのではないでしょうか?

現状維持は衰退、という言葉も、どこか煽る意味合いに感じてしまいます。

それに反発したい気持ちもあってか、現状維持も悪くない、と思ってしまう自分がいるのです。

 

煽る言葉に惑わされないように、自分の価値観を身につけていきたい…。

わたし自身、まだまだ修行不足ですが、そのように感じたりするのです。

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