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【不倫本】亀山早苗さんが紡ぐ不倫文学がめっぽう面白い!

数ある不倫本の中で、断トツに面白いシリーズ

亀山早苗さんの「不倫の恋」シリーズは、不倫を扱ったものの中で最も面白い本です。

亀山早苗さんは、取材をして実際に聞いた話を本にまとめています。

非難することも擁護することもなく、中立の立場で不倫について書いています。

冷静な筆致と独自の視点は非常に読み応えがあり、良質な文学作品に仕上がっています。

1冊に多くのエピソードが紹介されていて、さまざまな事例が登場します。

数ある不倫本の中でも、ものすごく面白い作品なのです。

 

 

 

不倫=スキャンダルではない、不倫は良質な文学!

ワイドショーが不倫をたくさん扱うことによって

不倫=スキャンダル

というイメージがすっかりでき上がってしまいました。

ただ不倫をスキャンダルとして扱うのは、あまり快いものではありません。

「他人の不幸は蜜の味」という言葉がありますが、そもそも不倫は大変イメージの悪いものです。

周りが騒いでいるのに便乗して単に面白がっているだけでは、物事の本質は掴めません。

太古から多くの小説家が不倫のことを扱ってきました。

不倫は文化だ、と言った芸能人もいるくらいです。

不倫をスキャンダルに仕立ててしまうのは、非常につまらないものです。

不倫をするに至った過程や気持ちの変遷などを、紐解くことが面白いと思うのです。

 

 

不倫の恋シリーズについて

「不倫の恋シリーズ」は多くの不倫の事例、人間の心の闇が映し出されています。

書いている内容はとてもゲスいかもしれませんが、亀山早苗さんの文章は非常に冷静で的確、さらには落ち着きがあって、サクサクと読み進めることができます。

ときどき「この人と一緒にならなければ死ぬ」くらいの気合いの入った不倫もあって、捨身でぶつかってきたときの人間の迫力は、すさまじいものがあります。

不倫のなれの果てには必ず修羅場が訪れます。

普通の人が体験することのない恐ろしい実体験は、ゾクゾクとした怖いもの見たさの感情に支配されます。

その恐ろしい手口は、ホラー映画さながらのすさまじい経験なのです。

 

不倫は決して推奨できるものではありません。

しかしダメとは分かっていても、男女の関係は誰にも止められません。

どんなに規制をしても、不倫は必ず起きるものなのです。

亀山早苗さんの不倫本から、人間の深い業に触れてみてはいかがでしょうか?

男女のことが少し冷静になって見ることができるようになるかもしれません。