政治・経済

ロシアの検索はグーグルよりもヤンデックス!事業内容と決算は?

検索と言えば真っ先に思い浮かぶのは、グーグルだと思います。

世界各国においてもグーグルは圧倒的なシェアを誇っていて、グーグルが世界の覇権を握っている状況です。

出典:SEOラボ

しかし世界の中で、グーグルがトップシェアを掴めていない国が2つあります。

中国とロシアです。

中国   ・・・バイドゥ

ロシア・・・ヤンデックス

バイドゥについては、聞いたことがある人も多いと思います。

中国では検索において圧倒的なシェアを誇っていて、世界市場においてもグーグルに次いで2位となっている巨大企業です。

・月間6億人のユーザー

・1日の検索回数は約100億回

※よろしければバイドゥの検索をお試し下さい。

 

中国ではグーグルが規制されていて、使うことができません。

Gメール、ユーチューブ、グーグルマップ、グーグルドライブ、グーグルに関するすべてのサービスが利用できないのです。

 

ヤンデックスについては、聞いたことがない人は多いのではないでしょうか?

ロシアで圧倒的な地位を占めるヤンデックスは、一体どのような会社なのでしょうか?

ロシア発の検索エンジン「ヤンデックス」について

ヤンデックスはロシアのモスクワに本社をおくインターネット企業です。

ロシアで検索シェア首位を誇っています。

※よろしければヤンデックスの検索をお試し下さい。日本語を入れても出てきます。

 

ヤンデックスの検索システムは、1997年に立ち上げられました。

その後2000年にヤンデックス社を登記し、2008年にはシリコンバレーに子会社を設立。

ロシアや旧ソ連などのエリアにおいて、高いシェアを誇っています。

Stockclipの記事によると、ヤンデックスが大きなシェアを誇っている理由として、グーグルがロシア語への対応が遅れたからではないか?と推測しています。

 

近年はグーグルがシェアで追いついてきています。

ヤンデックスは、Eコマースやタクシー配車などを拡充している状況です。

ヤンデックスの今後の動きに要注目です。

ヤンデックスの業績、決算について

ヤンデックスの業績は右肩上がりに成長を続けています。

通期売上は約2,322億円(前年比+35.7%)でした。

参考:Stockclip

グーグルなどと同じように高収益と高成長を維持していて、今後も成長が見込まれています。

中国はグーグルを締め出していますが、ロシアは締め出していません。

Stockclipの記事によると、ヤンデックスのシェアは56.5%、グーグルは40%近くといったところです。

ヤンデックスはロシア国内でタクシーを展開

ヤンデックスはタクシー配車サービス「Yandex.Taxi」を展開しています。

アプリで配車できるサービスが人気を博し、タクシー事業が急成長を遂げています。

タクシー配車の売上は、前年の3.9倍となる約320億円でした。

参考:Stockclip

現在地と目的地をアプリの地図上で選択すれば良いので非常に便利です。

ロシア語が話せなくても気軽に利用することができます。

 

日本で言えば、グーグルやヤフーがタクシーを運営しているといった状況です。

今後は自動運転なども入ってくる可能性があるので、親和性は高いのかも知れません。

ヤンデックスの自動運転について

ヤンデックスは自動運転の開発にも非常に積極的です。

トヨタやホンダなどと協力をして、開発に取り組んでいると伝えられています。

 

グーグルも自動運転の実験をしている、とニュースで伝えられています。

人工知能を車に応用しようとするのは、世界の流れなのかもしれません。

 

スマホの次は、スマートカーになる可能性は十分に考えられます。

車がすべてコンピューターで制御されて、アップデートを自動で行うといった世界が、近い将来やってくるのかもしれません。

検索の情報はどれほどの影響があるのか?

グーグルが覇権を握れていない国として、中国とロシアが挙がるというのは、どこか政治的な匂いを感じずにはいられないのは、わたしだけでしょうか?

GAFAによって、IT企業の勢力はますます巨大なものになっています。

落合陽一氏の言葉を借りると、日本はIT植民地支配を受けているといった状況なのです。

 

検索によって集められた情報はどれほど強大なものか、私たちには分かりません。

GAFAがわたしたちの知らない間に、どれほどの情報を抜き出していて、どれほどの影響を与えているのか、わたしたちには知る由もありません。

 

国産の検索エンジンは、残念ながら世界に羽ばたくことはありませんでした。

いまから新しいものを生み出すにも、GAFAが巨大になり過ぎていて、もはや太刀打ちできる状況にはありません。

 

中国はグーグルを締め出して、国産の検索エンジンを育て上げました。

日本はそういった選択をしなくて良かったのか、いまとなっては分かりません。

 

ネクストGAFAは果たして誰なのか?専門家の間で議論が繰り広げられています。

今後検索の分野で、中国やロシアはどういった流れになっていくのか、これらも合わせて考えてみると、違った見方ができるかもしれません。