探偵ナイトスクープでもっとも権限があるのが、局長というポジションです。
局長が探偵を叱咤激励する様子も、番組の見どころの1つではないでしょうか?
探偵ナイトスクープの局長は、これまでにどういった人が務めてきたのでしょうか?
現在の局長、歴代の局長、彼らのエピソードについて見ていきたいと思います。
目次
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探偵ナイトスクープ現在の局長は松本人志さん
2020年4月現在、局長を勤めているのは、ダウンタウンの松本人志さんです。
2019年11月29日より、探偵ナイトスクープの3代目局長として就任しました。
前任の西田局長が降板を発表して以降、誰が就任するのかたびたび話題になっていました。
さまざまな人がウワサとして挙げられる中で、松本さんの就任が発表されたのです。
松本さん自身、探偵ナイトスクープのファンを公言していました。
自身が出演している『ワイドナショー』で、不思議な回について言及しています。
<日時と作品名>
2012年7月27日放送 四つ葉のクローバーの声が聞こえる少女
<依頼内容>
5歳になる娘が、四つ葉のクローバーを即座に見つけることができる。
この不思議な能力を是非調べて欲しい。
担当:田村探偵
※この回はアマゾンプライムビデオで視聴することができます。
また2016年には自ら依頼を出し、出演を果たすこととなります。
<日時と作品名>
2016年5月27日放送 陶器の器がはずれない
<依頼内容>
陶器でできたミルクポッドの中に、もう1つ別の陶器の器がはまってしまった。
取れなくなってしまい困っているので、手助けして欲しい。
担当:澤部探偵
探偵ナイトスクープ歴代局長について
探偵ナイトスクープは、これまで3人が局長を務めてきました。
それぞれの時期や期間は、以下のとおりです。
<局長> <在籍期間>
【初代】上岡龍太郎 1988年3月~2000年4月
【2代目】西田敏行 2001年1月26日~2019年11月22日
【3代目】松本人志 2019年11月29日~現在
30年以上歴史がある番組の中で、たった3人しか局長を務めていません。
松本さんの就任が発表されたときに、緊張するといったことをしきりに口にしていました。
探偵ナイトスクープの局長は、大変な重責であることが想像できます。
初代 上岡龍太郎
探偵ナイトスクープは、1988年にスタートしました。
初代局長を務めたのは上岡龍太郎さん。非常に厳しくて、緊張感のある現場だったと言われています。
キダ・タロー最高顧問は、インタビューで上岡局長とのエピソードを語っています。
上岡局長は依頼に対する調べ方が甘いと、探偵にやり直しを命じることもありました。
「アホバカ分布図」のときは、全国を徹底的に調査すると宣言します。
話がどんどん大きくなり、探偵だけでなく、顧問や局長までも総動員で当たりました。
上岡局長は、番組の途中で怒って帰ってしまったこともありました。
オカルトに関する依頼で、原因不明でという結論で終わった回がありました。
それだとオカルトを肯定することになるとして、みんなの説得も聞かずに帰ってしまいました。
上岡局長は、難しいオッサンだったと、キダ・タロー最高顧問は語っています。
2代目 西田敏行
2001年に2代目である西田新局長が就任することになりました。
西田局長はインタビューで、局長になったときのことを語っています。
西田局長自身が、探偵ナイトスクープのファンで、上岡局長が辞めることになったとき、視聴者目線で見ていたとのことです。
「うわ~、大変だな。これ一体誰がやるんだ?」と当時の様子を振り返っています。
上岡局長と西田局長の違いについて、石田探偵は以下のように語っています。
上岡局長は理詰めの人で、泣いたらダメな雰囲気があった。
ロケに対する本気度を見透かされている感じがあったが、一生懸命やれば認めてくれる。
西田局長は情の人で、ドライな部分をキダ・タロー顧問が請け負っている。
依頼文を読んだだけで泣くなんてことは、上岡局長時代には無かった。
ただ、局長の泣いている姿が目立っているだけで、実は探偵も泣いている、と言われています。
上岡局長から西田局長に変わり、だんだんと感動モノが増えていきました。
上岡局長時代は乾いた大人の笑いが多かったのに対し、西田局長はウェットな感情に訴える作品が増えた、といった感じです。
3代目 松本人志
2019年11月29日から3代目の松本新局長が就任することになりました。
2019年10月に西田局長が降板を発表し、大変大きなニュースとなりました。
後任は一体誰になるのか?ネットには予想のコメントが多数書き込まれていました。
その中に、松本人志さんの名前があったことを、わたしもよく覚えています。
また、松本局長と同じタイミングで、4代目秘書として増田紗織アナが正式に就任となりました。
3代目の松尾秘書が卒業して以降、見習い秘書としていろんな人が交代で務めていました。
2020年には松本局長セレクトとして、自身が選んだ作品を放送しています。
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探偵ナイトスクープの局長賞について
探偵ナイトスクープは、優秀な作品を決める回を何度か行っています。
・年末の年忘れ感謝祭
・オールタイム・ベスト
これ以外に局長賞という、身内だけでやっている賞があります。
局長が作品を選定し、探偵とディレクター二人一組を表彰する賞です。
局長賞は局長の好みが反映されていて、優れた作品が多いです。
西田局長が大泣きする作品が好きな人は、共感できるラインナップになっています。
探偵ナイトスクープのおすすめ回について
探偵ナイトスクープは、30年を越える長い歴史があり、たくさんの名作があります。
新体制になることによって、番組がまた少しずつ変わってくるかもしれません。
これからも期待して見ていきたい…、いちファンとしてそんな風に思います。