「紅葉パラダイス」は、かつて大津市に存在していた、巨大テーマパークです。
現在は、マンションやスーパー、パチンコ屋、居酒屋など、さまざまなものが立ち並んでいます。
わたしはこの近辺の広大な土地について、ずっと疑問を持っていました。
なぜこんなにもだだっ広くて、贅沢な使い方をしているのだろうか?
あるとき、ひょんなことから、その土地の過去について知ることになりました。
過去をひも解いてみると、そこにはかつて東洋一と謳われていた、紅葉パラダイスが存在していたのです。
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紅葉パラダイスの詳細情報について
紅葉パラダイスは、1966年に「東洋一の総合レジャーランド」を謳って開業しました。
3万平方メートルを超えるびわ湖の埋立地に、温泉と遊園地、演芸場を兼ね備え、祖父母から孫まで家族3世代が楽しめる巨大テーマパークとして展開していました。
さまざまな温泉が楽しめる「はだか天国大探検温泉」や、びわ湖にせり出したジェットコースターなど、さまざまなアトラクションがあったようです。
CMを見てみると、ワクワクの気持ちというか、楽しい様子が伝わってきます。
しかし時代が進むにつれて、次第に客足が落ちていくことになります。
しまいに赤字に陥ることとなり、98年についに営業を終了することになりました。
紅葉パラダイス跡地の広大な土地について
わたしが紅葉パラダイスに興味を持ったのは、たまたま目に止まった京都新聞の記事です。
記事を読んで初めて、かつて巨大テーマパークがあったことを知りました。
>京都新聞 覚えていますか「紅葉パラダイス」琵琶湖湖畔にあった奇抜な娯楽施設
わたしはこの近辺が、やけに贅沢な土地の使い方をしているのが、ずっと気になっていました。
巨大なマンションが立ち並び、巨大なパチンコ店が鎮座している…。
やたらと広い空間なのですが、土地の使い方がとにかく非常にダイナミックなのです。
※グーグルマップより 紅葉パラダイスがあった辺りの現在の地図
かつて巨大レジャー施設があったと知り、妙に納得したことを覚えています。
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近辺の商業施設や高層マンションについて
この近辺は商業施設が非常に多く密集しています。
ブランチ大津京、イオンスタイル大津京、ドン・キホーテ、洋服の青山や、飲食店各店など、さまざまな施設があるのです。
土日になると車の交通量が格段に増えて、よく渋滞が起きています。
もともと人を集める場所として、ポテンシャルがあったのでしょうか?
2019年11月には、競輪場跡地として「ブランチ大津京」が完成しました。
この近辺は開発ラッシュが進んでいて、高層マンションがすごい勢いで増えています。
個人的には景観があまり良いと感じておらず、開発ラッシュには疑問を覚えています。
びわ湖周辺は野放図にマンションが建て過ぎているように感じたりします。
滋賀県の人口増は喜ばしいことですが、高層マンションによるものだとすれば、少し疑問を感じたりもするのです。