探偵ナイトスクープは1988年にスタートした、視聴者参加型バラエティです。
関西を代表するバラエティ番組として、今日まで長く親しまれています。
くだらない依頼からシリアスなものまで、内容の振れ幅が大きいことが特徴です。
番組の冒頭では局長が以下のフレーズを読み上げて、本編へと入っていきます。
複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する『探偵!ナイトスクープ』わたくしが局長の松本人志です。
局長の両隣には秘書と顧問が座っていて、3人の掛け合いで進行していきます。
さまざまな意味で関西色が非常に強く、関東では見かけないバラエティとなっています。
放送
朝日放送テレビ(ABCテレビ)
金曜日23:16~24:11(55分)
テレビ朝日系の全国の地方放送局で放送されていますが、テレビ朝日は放送がありません。
深夜番組として根付いていますが、関東ではゴールデンタイムに放送されていることもあります。
公式HP、ツイッター
探偵ナイトスクープの公式HPは、さまざまな内容をひと通り網羅しています。
また公式ツイッターでは、次回の放送内容をサクッと知ることができます。
番組本編とはひと味違う、増田秘書の違った表情も見ることができます。
現在の出演者
局長
https://www.instagram.com/p/Bw4s3W0A8uy/?utm_source=ig_web_copy_link
松本人志(ダウンタウン)2019年11月29日~
2019年に3代目の局長として、正式に局長に就任することが決まりました。
2016年には「陶器が合わさって外れない」という内容で投稿し、悩める依頼者として出演を果たしました。
秘書
https://www.instagram.com/p/CBan5JcHoSE/?utm_source=ig_web_copy_link
増田紗織(ABCアナウンサー)2019年11月29日~
局長が変わるのと同じタイミングで、正式に秘書として就任しました。
感動の依頼に対して、西田局長ばりに号泣するなどの一面を見せています。
探偵
石田靖、間寛平、竹山隆範、たむらけんじ、真栄田賢(スリムクラブ)、田村裕(麒麟)、澤部佑(ハライチ)、橋本直(銀シャリ)(2020年現在)
番組では長い机に横一列で並んで座り、自分の番になるとプレゼン台に立ちます。
局長や観客に向かって内容を説明し、プレゼンするスタイルとなっています。
顧問
最高顧問…キダタロー(浪速のモーツァルト)
出演の多い顧問…桂ざこば、円広志、林裕人(林先生)
顧問は3つの依頼のあと、締めの言葉として一言添える決まりとなっています。
番組のゲストという意味合いもあり、毎回さまざまな人が出演をします。
過去の出演者
歴代局長
初代…上岡龍太郎(1988年3月~2000年4月)
2代目…西田敏行(2001年1月~2019年11月)
3代目…松本人志(2019年11月29日~現在)
30年以上続く番組の長い歴史の中で、局長を務めた人はわずか3人しかいません。
上岡局長は怖いおじさん、西田局長は涙の人情派として、広く知られています。
西田局長降板のニュースが流れたときは、次の局長は誰になるのか予想するなど、SNSで大きな話題になりました。
歴代秘書
初代…松原千明(1988年3月~1989年5月)
2代目…岡部まり(1989年7月~2010年4月)
3代目…松尾依里佳(2010年9月~2018年1月)
4代目…増田紗織(2019年11月29日~現在)
秘書の一番大きな役割として、依頼文の読み上げにあります。
また局長との掛け合いなど、さまざまなアシストの役割を担っています。
岡部秘書は、依頼文に書かれている下ネタを読み上げず、西田局長にイジられるなど、息の合ったやり取りもありました。
歴代探偵
探偵はレギュラーや臨時まで含めると、総勢30名以上が携わっています。
探偵にはそれぞれ持ち味があり、担当する依頼も変わってきます。
依頼者を盛り上げる重要な役割を担っていて、指名を受ける探偵がいたりします。
番組観覧について
番組観覧は公式HPから募集を行っていて、応募によって観覧することが可能です。
ネットの応募とハガキの応募の受付を行っていて、競争率はおよそ10倍となっています。
当選すると招待状が送られてきて、1枚につき2名まで入場することが可能です。
収録:隔週金曜日夕方から2本撮り
場所:朝日放送テレビ新社屋 Aスタジオ
特典:番組特製クリアファイルプレゼント
調査依頼について
探偵ナイトスクープの調査依頼は、ネットから応募することができます。
一次選考に通過すると、番組スタッフから電話で連絡が来ることになります。
調査依頼を送るときに、探偵を選ぶことはできません。
調査依頼についてのQ&Aは、以下の番組公式HPに詳しく記載されています。
主題歌
円広志「ハートスランプ二人ぼっち」
探偵ナイトスクープのために制作し、テーマ曲として使われています。
探偵ナイトスクープの代名詞として、番組ファンの間で広く知られています。
探偵はこの曲をすべて歌えるのかといった、検証するなどもありました。
円広志さんは顧問としてもたびたび登場し、依頼に対して論評することもあります。
番組の流れについて
番組本編では13分ほどのVTRを3本流すことがメインとなっています。
秘書が依頼分を読み上げ、探偵がプレゼンし、番組本編のVTRが流れていきます。
VTRが終わると再び探偵がプレゼンし、ジングルが流れてCMに入ります。
番組の最後には顧問の論評が入り、エンドロールが流れて番組が終了します。
その後におまけとして「エンド5秒」という、探偵の一発ギャグのコーナーがあります。
「エンド5秒」は面白いやくだらないなど賛否あり、「何が面白いのか教えて」という依頼が送られてきたこともあります。
見逃し配信について
探偵ナイトスクープをテレビで見逃してしまった場合、ネットで見ることができます。
本編を放送してから1週間、TVerで視聴することができます。
また過去の放送は、アマゾンプライムビデオにも収められています。(2020年7月現在)
過去の依頼について
探偵ナイトスクープ過去の放送を、公式HPから調べることができます。
また番組ムック本では放送開始から2018年まで、すべての依頼内容を網羅しています。
過去の名作を調べるときや振り返るときなどに、便利に使うことができます。
過去の名作について
探偵ナイトスクープは笑いあり涙ありで、依頼によってさまざまな表情を見せます。
いつまでも心に残り続ける、珠玉の名作が生まれることも少なくありません。
局長や秘書など一同が涙する作品は、映画にも並んですごい作品が多いです。
年忘れファン感謝祭について
探偵ナイトスクープは、12月31日の大晦日に年忘れファン感謝祭を開催しています。
年末の風物詩となっていて、その年の面白かった調査依頼の総集編となっています。
コンパクトにまとめられているので、ダイジェストに振り返ることができます。
局長賞について
探偵ナイトスクープは年に1度、身内だけで行っている賞があります。
優秀なスタッフと探偵を表彰するために、局長賞というものを行っています。
局長賞に選ばれる作品は優れたものが多く、名作にふさわしいものも多いです。
放送後のエピソードについて
探偵ナイトスクープは長年放送していて、その後を追いかけることもあります。
放送から数年の時を経て、再び出演を果たしたりします。
東西の人気の違いについて
関西で大変な人気番組で知られていますが、関東ではあまり人気がありません。
笑いに対するアプローチの違い、異なる文化状況など、さまざまな点が指摘されています。
関連本、DVDについて
探偵ナイトスクープは書籍やDVDなども多数出版しています。
過去の放送内容や、さらに掘り下げた内容のものが、盛り込まれています。
・探偵ナイトスクープDVD
・全国アホ・バカ分布考
・全国マン・チン分布考
・探偵ナイトスクープ放送30周年記念公式ガイド(ムック本)