会社員を辞めてフリーランスになった人で、こんなことを言っていたりしないでしょうか?
息苦しい会社員生活から開放されて、はしゃぎたくなる気持ちは分かりますが…。
プロ意識が低いことを露呈しているだけなので、一刻も早く辞めた方が良いと思います。
フリーランスは単なる個人事業主であり、場合によってはほとんど無職と変わりません。
フリーランスは自由とか仕事が選べるとか、メリットを挙げる人は多いですが…。
物事の良い部分ばかりしか見ておらず、明るく見積もり過ぎではないでしょうか?
フリーランスとして継続して活動できている人は、ごくわずかしかいません。
生き残っていくことは非常に難しくて、非常に険しい道のりが待っています。
わたし自身、生き残ることに必死で、毎日心血を注いで生きています。
それでもなりたいという人だけが、覚悟を持ってなるものだと思います。
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フリーランスが最高なんて幻想です!
フリーランス最高!なんて言うのは、ただの幻想に過ぎません。
はしゃぎたくなる気持ちは分かりますが、少し冷静になった方が良いです。
最初は勢いづいて自由を謳歌しますが、結局は長くは続きません。
だんだんと飽きてきて、しまいにはつまらないと言い出すようになるのです。
フリーランスが最高というのは、まったくもって正しくありません。
フリーランスが最高と言えるようになるには、軌道に乗るまで耐え抜く覚悟が必要です。
生半可な気持ちでは、その領域に到達することはできません。
腹を括ってしっかりと向き合った人だけが、あとになって最高!と言うことができるのです。
フリーランスなんて企業の応援要員に過ぎない!
フリーターと言うと良いイメージがないのに、フリーランスと言うと謎のポジティブイメージに変換します。
しかし実際は、単なる企業の応援要員に過ぎません。
良く言えば自由に仕事ができるのですが、悪く言えば単なる使い捨て要員です。
フリーランスで仕事をするというのは、このあたりをしっかりと自覚するべきだと思います。
フリーランスは仕事を選べると言う人もいますが、そんなにすごい技術があるのでしょうか?
仕事を受ける側の方が立場が低いのは、言うまでもなく当たり前のことです。
仕事を任せたいと思える人にならなければ、いつまでも低賃金のままです。
フリーランスとして生き抜くためには、しっかりと腕を磨いておかなければなりません。
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フリーランスは景気が悪くなってからが本当の勝負!
フリーランスは世の中の景気が悪くなってからが本当の勝負だと思います。
企業が財布の紐を締めて、次々とコストカットをするようになるのです。
その煽りを真っ先に受けるのが、フリーランスです。
仕事がなくなって稼げない・・・、そうなる前にきちんと技術を磨いておく必要があります。
フリーランスは実力勝負であり、決して甘い世界ではありません。
厳しさにきちんと向き合っていない人が、かなり多いように思います。
ノマドとかパラレルワークも良いですが、本当にそれで乗り越えられるのでしょうか?
最悪の状況を想定して手を打っておかなければ、いざとなったときに路頭に迷ってしまうのではないでしょうか?
フリーランスで生き残るのは決して容易ではない!
フリーランスは誰でもなれますが、生き残るのは決して容易ではありません。
5年とか10年といった、長いスパンで生きられるのは、ごくわずかだと思います。
フリーランスになったものの、また会社に就職する人は、思いのほか多いです。
人それぞれ事情があるので、決してそれが悪いとは思いません。
フリーランスは最高ではなく生き残るのは非常に難しい…、そのことを心に留めておいた方が良いと思います。
フリーランスはすべて自己責任という言葉に見える傲慢さ!
フリーランスの人で、自分でリスクを背負っていると自慢気に言う人がいます。
会社という安定に依存せずに、自分の足で立ってやっている…。
でもそれは自分が決めた道なので、偉そうに言うことではありません。
どちらが偉いといった話ではなく、単に立場の違いでしかありません。
言葉を返すのであれば、フリーランスは自分のことさえやっておけば良いので非常にラクです。
会社員は、人の分まで責任を背負ってやっています。
部下の失敗を上司が謝るというのは、会社員であればごく普通の光景です。
フリーランスは自分さえ良ければそれで良い・・・、ある意味で自分勝手でもあるのです。
フリーランスは気を引き締めるために『ガイアの夜明け』を観た方が良い!
フリーランス最高!なんてはしゃいでいる暇はあるのでしょうか?
『ガイアの夜明け』を見れば、大企業が真剣に取り組んでいる様子がよく分かります。
大企業でさえ知恵と工夫を凝らして、真剣になって考えている・・・。
個人のフリーランスが、果たして戦えるフィールドなんてあるのでしょうか?
フリーランス最高!なんて言っている場合ではありません。
個人が生き残るために何をするべきなのか?真剣に考えないと淘汰されてしまいます。
個人がやっていくのは、決して簡単なことではありません。
生き残ることを必死に考えなければ、早々に詰んでしまうのです。
フリーランスは仕事が選べるというのは、実力がついてからの話!
フリーランスは仕事が選べるというのは、実力がある人の話です。
仕事をこちらから簡単に選べるほど、甘い世界ではありません。
最初はひどい条件の中で、延々と使われ続けます。
ひどい世界で揉まれながら、だんだんと生きる術を身につけていくのです。
実力があれば天井知らずに伸びていきますが、実力がなければ永遠に低賃金のままです。
会社員でいた方が、まだ最低限の保証が約束されます。
フリーランスは、それでも本当に最高なのでしょうか?
フリーランスになると、自分の市場価値が常に問われ続けることになるのです。
フリーランスは求められていることをしっかりと自覚するべき!
フリーランス最高!と気が大きくなっている人は、一度冷静になるべきです。
個人ができることなんて、本当に限られています。
やればやるほど、個人としての限界を自覚するようになるのです。
最高でも何でもなく、まずは自分の無価値さに気付くべきです。
圧倒的無力さを知ることが、最初の一歩だと思うのです。
https://yama-rock.com/freelance-anxious/