フリーランスは自由に働くことができますが、一方で厳しい競争社会でもあります。
フリーランスになったものの、うまく行かずに後悔している人もいます。
壁を乗り越えていくのは、とても厳しいものがあるのです。
目次
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フリーランスは決して最高ではない!
「フリーランス最高」と言って、はしゃいでいる人がときどきいます。
会社員生活から解放されて、嬉しいと感じるのは最初だけです。
1ヶ月も経てば、最高なんて気持ちはすぐに吹っ飛びます。
会社員時代がいかに恵まれていたか、あとになって分かるようになるのです。
フリーランスはセルフブラックの巣窟である!
フリーランスは時間に融通が効いて素晴らしい、と感じるかもしれません。
時間とお金が自由にコントロールできるのは、ずっとあとになってからです。
最初のうちは、会社員よりもはるかに過酷な労働が待っています。
営業が大変
フリーランスは自分から仕事を取りに行かなければなりません。
条件の良い仕事は競争が激しくて、取るのが非常に難しいです。
ライバルに勝つためには、自分の強みを明確にする必要があります。
ブランディングや自己プロディース力などが求められるのです。
単価の安い仕事
フリーランスは最初から単価の高い仕事を受けることはできません。
始めのうちは、バイトよりも安い金額で働くのは普通です。
単価を上げていくためには、クライアントの意向を汲んでやらなければなりません。
理不尽なクライアント
理不尽なクライアントは必ずいて、対応にくたびれることは多いです。
地雷案件を踏まないためには、日頃から常にアンテナを張り巡らせる必要があります。
何度か経験していくうちに、だんだんと分かってくるのです。
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フリーランスは絶対に辞めておいた方が良い人の特徴!
フリーランスは性に合う人と合わない人がいます。
誰にでもできることではないので、しっかりと考慮しておく必要があります。
辞めておいた方が良い人の特徴について見ていきます。
孤独が苦手
フリーランスで1番懸念すべきことは、孤独に耐えられるか、です。
パソコン1つで仕事が完結する場合、外との繋がりが持てなくなります。
1人で黙々とやっていける忍耐力がなければ、かなり辛いです。
コワーキングスペースを使ったり、作業会に参加するなど、工夫が必要です。
主体的に動けない
フリーランスは、自分で考えて行動できなければ非常に厳しいです。
誰かに言われるのを待っていては、いつまでも仕事がめぐってきません。
良い案件はあっという間に埋まるので、しっかりと見る必要があります。
自己管理ができない
フリーランスは、自分の体をしっかりと管理することが大切です。
気分に波があったり、体調不良が頻繁に起きると、仕事が手に付きません。
スケジュール管理や、仕事のペース配分など、やるべきことがたくさんあります。
最初に全然稼げなくて我慢できずに後悔する人が多すぎ!
フリーランスは、最初に稼げないのを我慢する期間がとても大切です。
時給換算をすれば、悲惨な状況になることはほぼ間違いありません。
お金のことを考えると、バイトをした方がよほど効率よく稼げます。
仕事が軌道に乗るまで、厳しい道のりが待っています。
これに耐えられない人が、後悔して辞めて行くことになるのです。
社会の中のフリーランスの立ち位置を理解しているか?
フリーランスに仕事を回すというのは、会社から外部への一部委託です。
会社ですべてやるよりも外部に任せた方が良いという、経営判断からです。
フリーランスは、クライアントが求めるスキルがなければ、意味がありません。
自分の立ち位置を把握し、どのポジションが良いのかを、考えるのも重要です。
会社にいれば学べるという環境はかなり貴重である!
会社にいれば上司や取引先などから、さまざまなことを学ぶことができます。
フリーランスは置かれた環境次第では、学ぶ機会が少ない場合もあります。
会社がそれほどイヤでなければ、選択肢の1つとしてあって良いと思うのです。
フリーランスになるのは簡単!会社員に戻るのは難しい!
フリーランスになるのに、資格や条件などは一切必要ありません。
なりたいと思ってその場で名乗れば、その日からなることができます。
フリーランスは誰でもなれますが、会社員は面接などを受けなければなりません。
会社員⇒フリーランス 簡単、誰でもできる
フリーランス⇒会社員 誰でもできることではない
会社員の方が立場や世間体など、さまざまな面で恵まれているのです。
フリーランスは会社で社会経験を積んでからでも遅くはない!
会社員を経験してから、フリーランスになっても遅くはないと思います。
会社で学んだことがとても大きかったので、まったく後悔していません。
フリーランスは、若い人が活躍していたり、早くからたくさん稼いでいたりします。
すごいと思う反面、羨ましいと思う気持ちは不思議とありません。
わたしがいきなりフリーランスでやっていたら、会社員にコンプレックスを感じていたように思います。
レールの上を歩んでしっかり考えながら、あとから踏み出しても良いと思うのです。