フリーランスがバイトしてお金を稼ぐのは、下積み期間には必ず訪れることです。
ただし、目先のお金に捕らわれて、バイト中心にならないよう注意が必要です。
フリーランスは、仕事や時間の配分を、自由に組み立てることができます。
目先に必要なお金と、長期的な視点で育てることのバランス、が大切になってきます。
これからやろうとしているのは、目先のお金を稼ぐためなのでしょうか？
それとも長期的な視点で、事業を組み立てていくためなのでしょうか？
フリーランスがバイトをするときの注意点や考え方について見ていきます。
目次
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フリーランスとバイトの違いについて
フリーランスとバイトの違いはどこにあるのでしょうか？
お金を稼ぐことに変わりありませんが、誰からお金をもらうか、によると思います。
フリーランスは事業収入
フリーランスは個人事業主なので、区分としては事業収入となります。
自らが事業主として活動し、さまざまな方法でお金を生み出すことが求められます。
フリーランスの収入は、うまくいけば年収数千万円を稼ぐことも十分に可能です。
上は天井知らずに伸びていきますが、下は最低賃金以下になることが多いです。
バイトは雇用収入
バイトは会社に雇われて、そこから収入を得る雇用収入となります。
時給があらかじめ決まっていて、労働の代わりにお金をもらうといった形となります。
バイトの収入は、時給で決められたお金とほとんどイコールです。
収入は安定していますが、場合によってはクビになることもあります。
フリーランスがバイトをやる意味について
フリーランスがバイトをするのは、果たしてどういったときなのでしょうか？
お金が足りない
フリーランスは、ある日突然仕事が無くなってしまう…、そんな場面に遭遇します。
突然、打ち切られたり、案件が飛んでしまうことも、1度や2度ではありません。
生活費に困ってお金が足りない…、そんな場合は、バイトでお金を稼ぎます。
最低限の生活を確保するために、バイトに取り組むのは1つの有力な選択肢です。
隙間時間の有効活用
フリーランスの活動をメインにしても、どうしても隙間時間が発生してきます。
1つの物事をずっと深く集中するのは、かなり難しいことだと思います。
ずっとパソコンと向き合っているのであれば、たまには体を動かすのも有効です。
仕事をうまく組み合わせてお金を稼いでいけば、生活にゆとりが出てきます。
気分転換
フリーランスの活動をしていても、ときには飽きてしまうこともあります。
気分を変えるためにバイトに精を出すのは、1つの方法ではないでしょうか？
この場合、時間や稼ぐ金額をしっかりと決めることが大切です。
ズルズルと長引かせないためにも、区切りを付けて取り組む必要があります。
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フリーランスがやるバイトの種類について
フリーランスがバイトする場合、どういったものが良いでしょうか？
単発の仕事
単発の仕事は、スポットでお金が欲しいときに特におすすめです。
単発バイトアプリ「シェアフル」を使うと、1日だけの仕事をアプリで簡単に探すことができます。
履歴書、面接は一切不要、登録を済ませておけば、あとは仕事を探すだけ。
就業先に行って数時間働けば、給料がもらえるという便利な仕組みになっています。
急を要するときやスキマ時間などには、特におすすめの方法です。
季節の仕事
季節の仕事は、およそ数週間～数ヶ月単位でガッツリと仕事に入るといった感じです。
夏は海の家、冬はスキー場、といった具合に、季節に合わせて仕事を変えたりできます。
リゾバ.comでは、全国のさまざまなリゾートバイトを調べることができます。
住み込みバイト、沖縄のリゾバなど、さまざまなカテゴリーの中から選ぶことができます。
農業の仕事
農業の仕事は、食に興味がある人、野菜づくりが好きな人に、おすすめです。
種まき、手入れ、虫予防、台風対策、収穫、など、さまざまな仕事があります。
農業に従事することで食費が安くなって、生活の固定費を下げることができます。
食に関しての知見が広くなって、自炊をする機会も増えていったりするのです。
フリーランスのバイトおすすめ
周りの人間やわたしが実際にやった、フリーランス向けの仕事を紹介します。
Uber Eats（ウーバーイーツ）
Uber Eats（ウーバーイーツ）は、全国各地で展開している、フードデリバリーサービスです。
登録は簡単、面接は不要、好きなときに好きなタイミングで始めることができます。
自転車で街中を駆け回る爽快感は、ほかに代えがたい独自の仕事ではないでしょうか？
体を動かすのが好き、自転車が好き、という理由で、わたしも取り組んでいます。
※Uber Eats（ウーバーイーツ）はバイトではなく、個人事業主としての仕事となります。
リゾートバイト
リゾートバイトは、多くのフリーランスが実際に取り組んでいるバイトです。
スキー場、海の家、宿泊施設など、さまざまな場所に住み込んで働くことができます。
・住み込みで働きたい
・旅をしながら働きたい
・趣味を活かして働きたい
以上のような人は、リゾートバイトは特におすすめです。
リゾートバイトを探すときは、業界最大手のリゾバ.comから探すのが良いと思います。
登録は無料で手軽に探すことができるので、非常におすすめです。
食品工場・製造
フリーランスのバイトは、気分転換も兼ねて、まったくの異分野の仕事をするのも良いと思います。
わたしの友人は食品工場・製造で、短期のバイトを行っていました。
求人サイトに募集がたくさんあるので、気軽に応募することができます。
いろいろある求人サイトの中で、特におすすめのものはマッハバイトです。
バイトが決まったら、お祝い金として全員が1万円をもらうことができます。
求人サイトからバイトを探す場合は、マッハバイトは非常におすすめです。
フリーランスがバイトをやるときの3つの注意点
フリーランスがバイトをするときの3つの注意点について見ていきます。
目的を明確にする
バイトをするときは、バイトをする意味を明確にしておく必要があると思います。
目先のお金のためにやるのか、経験を積むためにやるのか…。
お金が稼げるようになって、バイトばかりになってしまう人はものすごく多いです。
目的を見失わずにしっかりとすることが、なによりも大切です。
いつまでやるかを区切る
バイトをするときは、いつまでやるのかを明確に区切っておいた方が良いです。
ズルズルとあとにズレてしまって、なかには辞められなくなる人もいます。
お金を稼ぐという目的を忘れてしまったら、すべてまったく意味がありません。
頑張ってやることを目標にして、一歩ずつ歩んでいくことが大切だと思います。
本業に支障をきたさない
バイトはあくまで補助的な役割であり、メインは本業の仕事にあります。
フリーランスとしての仕事を、まずはしっかりとやることが何よりも大切です。
バイトはとても稼ぎやすく、バイトの方がラクなことも非常に多いです。
バイトがメインにならないように、自らにしっかりと注意しておく必要があります。
フリーランスが直面する確定申告の注意点
フリーランスが確定申告をするときの注意点について見ていきます。
事業収入と雇用収入を区別する
フリーランスとして稼いだ収入は、事業収入という区分で計上します。
一方バイトで稼いだときの収入は、雇用収入という区分で計上します。
これらは確定申告のときに、区別して計上しなければなりません。
これらをごちゃまぜにしてしまうと、結果的に、税金が高くなってしまう恐れがあります。
いくら稼いだか、どこから稼いだか、をしっかりと把握しておく必要があります。
フリーランスはアルバイトも視野に入れておく
フリーランスは、いつ仕事がなくなってしまうのかが分かりません。
いざというときのリスクヘッジのために、バイトをしておくのはすごく大切だと思います。
ただし、手段と目的を履き違えてしまったら、元も子もありません。
フリーランスをやっている人で、バイトの掛け持ち、みたいな人は、実際すごく多いです。
フリーランスは事業を立ち上げて、ゆくゆくは会社を立ち上げる…。
常に未来をイメージしながら、取り組むことが大切になってくると思います。
攻めの姿勢と守りの姿勢、バランスを取りながら事業を育てていくことが大切です。
