カラオケ印税というのは、どれくらいのお金が入るのだろう?
ヒットを飛ばしたアーティストは、どれくらい継続的にお金が入ってくるの?
音楽に関するお金事情というのは、気になる方は多いのではないでしょうか?
好きなバンドや歌手に対して、誰もが応援したいという気持ちがあると思います。
CDを買ったり、ライブに行ったり、グッズを買ったり…、方法はさまざまです。
なかでももっとも気軽にできることは、カラオケを歌うことだと思います。
カラオケを歌うことによって、少しでもアーティストに還元される…。
そういった実感を持つことができれば、もっと歌いたい気持ちが芽生えてきます。
カラオケ印税の仕組みというのは、どのようになっているのでしょうか?
カラオケを歌うことによって、アーティストは本当に潤うのでしょうか?
いろいろと調べてみたので、分かったことを綴ってみたいと思います。
目次
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カラオケ印税で入るお金について
カラオケ印税によって歌手に入るお金は、1曲あたり1~3円と言われています。
また、作詞家や作曲家に入るお金は、1曲あたり2~7円くらいのようです。
1曲あたり1~3円くらい、アーティストにお金が入る
音楽の印税は基本的に、歌い手よりも作り手の方に、たくさんのお金が入ります。
作詞、作曲、すべてを手がけていれば、入ってくるお金は大きく増えるのです!
好きな歌手を応援したい場合、なるべくたくさん歌えば良い!と言うことができます。
カラオケはストレス発散以外にも、アーティストの支援にも繋がっていくのです。
平成で歌われたカラオケトップ10
カラオケ印税ですごいお金を稼いだ人が、ときどきニュースになったりします。
JOYSOUND平成カラオケ総合ランキングから、上位10曲を見てみたいと思います。
これらはカラオケで、とてつもない回数、歌われているものになります。
カラオケ印税は大きく膨らんでいき、すごい金額になることが予想できます。
世間から愛される曲を作り、たくさん歌ってくれて、しかもお金が入ってくる!
一発当てるというのは、すごく夢があっていいな~と感じたりします。
ただしその裏には、売れないミュージシャンが、山のようにいるのも事実です。
わたしはむしろ、そういった人に少しでもお金が行き渡って欲しい!
カラオケを歌うというのは、ある種の投票行動なのではないでしょうか?
彼らの歌をカラオケで歌うことは、ささやかでも応援に繋がったりするのです。
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音楽にまつわる印税の種類について
音楽に関しての印税については、大きく以下の3つの種類があります。
・著作権印税
・原盤印税
・アーティスト印税
著作権印税
著作権が適用されるのは、おもにCD、ライブ、カラオケなどがあります。
現状、多くのミュージシャンは、JASRACに委託しています。
JASRACが代行してお金を徴収し、そこから音楽関係者へと渡っていきます。
お金は、音楽出版社・作詞家・作曲家・などで取り分を分配していきます。
著作権印税の取り分については、以下のようになっています。
・JASRAC…6%
<残りの94%を以下の3者で分配>
・音楽会社…50%
・作詞家…25%
・作曲家…25%
>ウタレン 超入門!プロを目指すアマチュアのための音楽業界の仕組み
上記を見ると、アーティストは直接分配される対象にはなっていません。
音楽会社に入るお金の中から、契約に応じてアーティストにお金が入るのです。
JASRAC 2019年度事業によると、2019年の使用料徴収額は1,176億円となっています。
原盤印税
原盤印税は、CDを作った製作者に対して支払われる印税のことです。
原盤印税の内訳は、①原盤制作者分と②アーティスト分があります。
アーティストの取り分は、全体の1%~(30円~)となっています。
契約によって取り分は、それぞれ変わってくるようです。
アーティスト印税
アーティスト印税は、楽曲の売上に応じて、音楽会社がアーティストに支払います。
CD1枚につき1~6%というのが、一般的な相場となっているようです。
最近ではサブスクとかダウンロードなど、さまざまな販売方法があります。
それぞれの契約に応じて、支払われるといった仕組みのようです。
お金の取り分はバランスが保てているのか?
お金の取り分を見てみると、さまざまなことが見えてきます。
音楽会社、作詞家、作曲家、あたりが、もっともお金がもらえるようです。
芸能人や歌手などは、必ず事務所はどこか?といった話が付いてまわります。
事務所の移籍なんてことも、たびたびニュースになることも多いです。
事務所によって、取り分の違いがあるのだろうな~、なんて勝手に想像します。
いまはSNSによって、直接ファンと繋がることができる時代です。
時代の変化にうまく適応しながら、みんながハッピーになれる形を模索する段階なのだと思います。
カラオケで好きなアーティストを応援する!
カラオケを歌うことによって、好きなアーティストにお金が廻ります。
カラオケ印税によって、アーティストを応援することに繋がっていくのです!
ただし、アーティストの取り分は、思った以上に少なかったりします。
音楽会社、作詞家、作曲家、あたりに、お金が行くことが多いようです。
カラオケに行くときは、ぜひ応援の意味を込めて歌ってみてはいかがでしょうか?