百貨店に勤める社員が進物知識について学ぶときに、もっともおすすめの本は『三越伊勢丹の最新 儀式110番』です。
進物知識についてはさまざまな本が出版されていますが、この本をしっかりと読み込むことで、基礎をひととおり網羅することができます。
目次
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百貨店社員に必要な進物知識について
百貨店で働いていると、進物のことで客からいろいろと相談を受けることがあります。
相談の内容は多岐に及ぶので、ある程度の知識がなければ、客の要望にすべて答えるのはできません。
研修で進物知識を勉強する機会があるものの、細かい部分までカバーすることは難しいものです。
テキストもありますが、それだけでは不十分なときがあったりするのです。
百貨店社員が必須のギフトアドバイザーについて
百貨店の販売員をする上において、進物知識の取得は避けて通ることはできません。
日本百貨店協会が主催している、ギフトアドバイザーという試験があります。
新人はほぼ全員必須で、この試験を受けることになります。
しかし研修では、触りの部分しかやらないことが多いのです。
現場で求められるのはもっと踏み込んだ内容なので、そこから先は、自分で勉強をしなければなりません。
しかし日々の業務の忙しさで、なかなか勉強に割く時間がありません。
結果、いつまでもきちんとした知識が身につかないまま、時間が経ってしまったりするのです。
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進物知識は自信を持って接客に集中するために絶対必要!
いざ現場で接客に立っても、客からの質問にビクビクしてしまって、うまく集中することができない、といた経験は、一度や二度あると思います。
どんなことを聞かれても落ち着いて対処できるように、進物知識の取得は必須なのです。
進物知識を身につけると、自信が生まれて、より集中できるようになります。
さらに、あの人は進物知識に詳しいとなって、店内のいろんな人から電話で相談を受けるようになったりするのです。
進物知識を学ぶ本はこの1冊で十分!
進物知識を学ぶとき、たいていは社内のテキストがあります。
最初の入口は、社内研修とテキストで十分だと思います。
進物は地域によってしきたりがあり、どれが正解という答えはありません。
お店によってもルールが違ったりするので、まずは社内で学ぶのが良いと思います。
しかし社内のテキストは、必ずしも隅々まで網羅しているわけではありません。
特にわたしはギフトの売場にいたので、そこで学んだ知識だけでは不十分でした。
自分の知識を補うために、本を買って勉強する必要がありました。
いろいろ見た結果、もっとも多くの人におすすめする1冊は以下になります。
『儀式110番』は現場の悩みに寄り添う名著!
『儀式110番』は、三越伊勢丹で実際に寄せられた事例を、1冊にまとめられた本です。
冠婚葬祭に関する、幅広い知識が1冊にまとまっていて、この本を読み込めば、進物の知識が理解できるようになっています。
さまざまな疑問に対して、Q&A方式で書かれているので、探しやすいのが特長です。
質問内容を目次から調べることができるので、客からの問い合わせに、ピンポイントに対応できるのです。
さまざまなことが想定して書かれているので、ものすごく勉強になります。
わたしがギフト売場で働いていたとき、この本にすごくお世話になりました。
スキマ時間に読むだけでも、十分に身になります。
この本が無ければ乗り越えられなかった、そんな経験もあるくらい、とても貴重な本なのです。
進物知識に正解はない、客の満足を目指すだけ!
進物知識は、どれが正解といったことはありません。
決まった答えがあるわけではないので、聞かれてもあやふやな答えになりがちです。
しかし基礎知識がなければ、客に提案することもできません。
日頃からしっかりと勉強をしておく必要があるのです。
進物知識の不安を解消するためには、本から学ぶのが1番です。
高島屋が出している本もありますが、断然『儀式110番』の方が詳しいです。
冠婚葬祭に関する知識がひと通り学べて、あらゆる疑問に答えられるようになります。
ギフトアドバイザーの試験対策などにも効果的なので、1冊は持っておきたいおすすめ品です。
百貨店に勤める人で、進物知識を改めて勉強したいときは『三越伊勢丹の最新 儀式110番』がおすすめです。
冠婚葬祭の知識は社会で通用するものなので、是非手に取って欲しいと思います。