人は元来飽きっぽくて、いろんな物事に目移りしていきます。
あれもこれも手を出して、結局すべてが中途半端になってしまったりするのです。
新しいことに取り組むのは良いですが、どれほどの覚悟があるのでしょうか?
結局、実にならなかったという事例が、あまりに多いのではないでしょうか?
人は何をやるかよりも何をやらないかの方が、はるかに重要です。
新しいことに目移りして、いままでのことをそっちのけにしてしまう人が非常に多いです。
中途半端なまま次に進んでしまうのは、ものすごくもったいないです。
それなのに多動力といった言葉で、好きな解釈で自分を正当化したりするのです。
中途半端に終わらせているだけなのに、目移りしているのを「好奇心が強い」とか「たくさん挑戦している」みたいに都合よく解釈するのは、辞めた方が良いと思うのです。
目次
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うまくいかない人の特徴は「あれもこれもで結局決められない」
うまくいかない人は、あれもこれも手を出して結局1つに決められません。
新しい評判を聞きつけるとすぐに流れていく…、そんな人はものすごく多いのです。
誰かが「これからはYouTubeの時代だ」と言うと、みんな流れていきます。
いままでやってきたことを投げ出して、新しいことに目を向けるのです。
うまくいかない人は、本当に心から熱中できていないのではないでしょうか?
やればやるほど奥の深さを知っていく…、そういった感覚を持っていないように感じるのです。
黒澤明監督は「自分は映画のことをまだ何も知らない」と言いました。
フェデラー選手は30歳を超えて「いま一番テニスが楽しい」と言いました。
物事を追求すればするほど、分からないことが山のように出てきます。
深さを知っている人は他にも応用ができるので、結果的に一番強いのです。
成功者はやらないことに対して徹底している!
成功者の生活を見てみると、たいていは驚くほどシンプルです。
やるべきこととやらないことを徹底していて、その姿勢にブレがありません。
特にやらないことに関しては、恐ろしいほど無関心です。
端から見ればおかしなことでも、成功者はそれがヘンだとか、変わっているとか、一切感じていません。
現代はとても便利な世の中なので、たいていのことは簡単にアクセスできます。
あれもこれも手を出すことは、むしろリスクなのです。
新しいことに励んでいるのではなく、飽きっぽくて続いていないだけです。
やらないことを徹底する方が、ずっと大切なのです。
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何をやるかよりも何をやらないかの方がはるかに重要!
何をやるかというよりも、何をやらないかの方が、はるかに重要です。
人生には限りがあって、そんなにあれもこれもできません。
長いようで短い…、人生というのは得てしてそういうものなのです。
ボーッとしていたらあっという間に過ぎてしまうのです。
これをやらないことで時間が大幅に増えていく
やらないことをしっかりと決めると、時間は大幅に増えていきます。
3つの具体例を紹介します。
SNS
SNSを遮断すると、驚くほど自分の時間が増えます。
ツイッターやインスタグラムは、なくてもさほど困ることはありません。
気分転換に見るのは良いですが、作業の妨げになってはいけません。
遮断してもまったく困ることはないので、サッサと辞めた方が賢明です。
付き合いで行く飲み会
飲み会が生産性の高い場になることは、まずありません。
誰の得にもならない付き合いだけの飲み会は、最初から断るのが賢明です。
人間関係に気を使って疲れてしまい、さらにはお金もかかります。
たとえ断れなくても、途中で都合を付けて抜け出した方が良いです。
泥酔してグチを吐きまくる
基本的には飲み会と変わりませんが、さらにひどいのはグチです。
ストレス発散と割り切っていれば良いですが、それを気持ち良く感じると非常に危険です。
さらに泥酔して意識を失ってしまうと、もう最悪です。
酒におぼれても一ミリも成長しないので、肝に命じておいた方が良いです。
多動力は成功者の論理であってまずは一旗上げることから!
多動力というのは成功者の論理であり、一般の人が真似すべきではありません。
1つの物事に成功して深さを知っている人が、他にも応用ができるということです。
1つも成し遂げていない人は、安易にほかに手を出すべきではありません。
これと決めたことに対して、徹底的にやり抜く覚悟が大切なのです。
器用に何でもこなせる人もいますが、それよりも前に考えるべきことがあります。
一番得意なことを徹底的に伸ばして、世界一になることです。
全部をそこそこできる人よりも、1つに秀でた人の方が重宝されます。
他の追随を許さない圧倒的なもの作り出すことが、成功への近道なのです。
何をやるかではなく何をやらないかに注力する!
何をやるかよりも、何をやらないかの方がはるかに重要です。
似たようなこととして、人が何を話すかよりも、何を話さないかを考える方が、はるかに物事の本質に迫れます。
嘘つきとか詐欺師に引っかかるのは、疑いを持たないからです。
何を話さないかをとことん考えていくと、必ず穴があるものなのです。
語られる内容よりも、語られないことに対してなぜか?を考えた方が、真実に近づくことができます。