名古屋の文化というのは、外から見ると驚かされることはとても多いです。
いろんな名古屋グルメがある中で、わたしが特にすごいと感じたのは栗きんとんです。
栗きんとんはさまざまなメーカーが出していて、それぞれ味や形が微妙に違います。
こだわっている客はすごく多くて、ほかでは感じたことのない熱を感じたりします。
名古屋グルメはいろんなものがあって、それなりの知名度があるものも多いです。
ういろう、味噌カツ、手羽先、ひつまぶし、きしめん、あんかけスパ…。
ただもっとも深く根付いているのは、栗きんとんなのではないでしょうか?
わたしは前職で百貨店に勤めていて、さまざまな場所を転々としてきました。
東海地方の百貨店に配属となり、そこでさまざまな驚きと遭遇することになりました。
関西人のわたしが、栗きんとんについて見たこと、感じたことを綴ってみたいと思います。
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名古屋では栗きんとんがすごく売れる!
名古屋の栗きんとんの売れ行きは、とにかく尋常ではありません。
秋になるとどこもかしこも栗きんとんばかりで、さながらお祭りのような雰囲気です。
栗きんとんを食べる文化が、とても深く浸透しているとは知りませんでした。
東海地方は間違いなく、栗きんとんを食べる習慣がもっとも多い地域だと思います。
駅のコンコースでの特設売場など、秋になると栗きんとんの拠点が急増します。
これはもはや、秋の風物詩と言っても、良いのではないでしょうか?
栗きんとんのおすすめ3選!
栗きんとんの発祥の地と言えば、岐阜県の東濃地方という風に言われています。
中津川市や恵那市といったあたりで、特に盛んなことで知られています。
地元に根ざしたメーカーがたくさんあり、それぞれ独自の作り方をしています。
さまざまなところがありますが、特に著名なメーカーで知られている3つを紹介します。
恵那川上屋
全国に向けて熱心に販路を広げていて、もっとも手に取りやすいのが恵那川上屋です。
いろんな栗きんとんの中でも、スタンダートな標準の味、と言えるように思います。
お土産としても非常に渡しやすく、もっともおすすめできる栗きんとんです。
恵那川上屋の本店はすごく良いらしいで、いつかは行ってみたい!と思ったりします。
恵那栗のブランド化に力を入れていて、新鮮な栗を農家とともに育てています。
後述する「川上屋」とは別の会社なので、間違えないように注意が必要です。
栗きんとんは、恵那川上屋のオンラインショップで、購入することができます。
栗きんとんの販売時期は、だいたい9月~1月くらいまでとなっています。
すや
名古屋高島屋で抜群の売れ行きを誇り、圧倒的な支持を集めているのが「すや」です。
ほかの栗きんとんと比べても、「すや」はとても上品な味わいのように思います。
売場では大変な賑わいを見せていますが、ネットでも購入することが可能です。
川上屋
川上屋は栗きんとん老舗として知られていて、古くから多くの人に親しまれています。
わたしが売場で実際に扱っていたのは、この川上屋の栗きんとんです。
やま 毎日数十万の売上があって、ものすごい人気を目の当たりにしました。
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栗きんとんは秋に食べるのが美味しい!
秋の味覚と言えば、多くの人が栗を思い浮かべることが多いと思います。
モンブラン、マロンパイ、栗のケーキ、さまざまな菓子が揃っています。
栗きんとんもまた、秋を彩る素晴らしい逸品です。
栗きんとんに舌鼓を打って、季節を感じてみてはいかがでしょうか?