ポモドーロ・テクニックは、仕事や勉強、家事などを効率的に作業するために生み出された、時間管理術です。
ポモドーロは世界中に支持されていて、あらゆる場面で使われています。
わたしも、フリーランス仲間で作業会をするときに、使っています。
1人で作業をするのが苦痛でも、仲間とやればサボることができません。
お互いに目標や成果を言い合うことにより、質を高めることができるのです。
仲間と話すきっかけにもなるし、コミュニケーションツールとしても役に立ちます。
ポモドーロの効果的な使い方、作業の仕方について紹介したいと思います。
目次
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ポモドーロ・テクニックで効率が劇的に向上!
1人で作業をするのが、苦痛に感じることがあると思います。
人間の集中力には限りがあり、なかなか思ったとおり作業が進みません。
それを体系的にして、作業を持続させる方法として考えられました。
ポモドーロ・テクニックをうまく使うことにより、効果的に作業に取り組むことができるのです。
わたし自身、試してみる前は本当に効果があるのか?と懐疑的でした。
勢いづいているときは一気にやった方が良い、そう思い込んでいました。
ところがいざ試してみると、効果は絶大でした。
仲間を巻き込んでやるとサボれない、というのが、1番大きな収穫だったと思います。
ポモドーロ・テクニックの具体的な方法
ポモドーロ・テクニックは、とてもシンプルな方法です。
25分を作業に当てて、5分間休憩します。
30分を1単位にして、そこからずっと作業を繰り返していくのです。
25分作業 ⇒ 5分休憩 (1セット) これを延々と繰り返す。
25分の作業の間は、中断をしてはいけません。
また集中が続いていても、休憩の5分は必ず休みます。
1セット30分なので、時間が把握しやすいのが特徴です。
あとから振り返って、どれくらい作業をしたかがすぐに分かります。
なぜ「25分+5分」なのか?と思う人もいるかもしれません。
それには、考案者の試行錯誤の末に生まれた経緯があるのです。
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ポモドーロの歴史、どのように生まれたのか?
ポモドーロ・テクニックの生みの親は、イタリア出身のコンサルタントである、フランチェスコ・シリロです。
ソフトウェアエンジニアだったシリロが、自分のウェブサイトでポモドーロ・テクニック公開したのが始まりでした。
ポモドーロはイタリア語で「トマト」のことです。
シリロはトマト型のキッチンタイマーをセットして、時間を区切って作業をしたのです。
考案者のシリロは、さまざまな実験を繰り返して、適切な長さを模索しました。
試行錯誤の結果、人がもっとも生産性と効率性を引き出せる時間が、「25分+5分」であることを突き止めたのです。
ポモドーロ・コミュニティが生まれる
わたしは、フリーランス仲間とポモドーロを実践するようになりました。
普段は1人で作業をすることが多いのですが、ポモドーロを通じて仲間と作業をするようになったのです。
わたしの周りは、いつしかポモドーロのコミュニティができ上がりました。
グーグルで検索することを「ググる」と言いますが、フリーランス仲間が集まって作業をするときに「ポモる」という言葉で、お互い誘うようになったのです。
「今日、ポモっちゃう?」
「いいよ、ポモろうぜ~」といった具合に。
さらに一緒に作業するときに誘うとき、「連れポモしよう」と言うようになりました。
フリーランス仲間が集まって、ポモドーロ・テクニックを使って作業をすることを、「連れポモ」というのです。
さらにわたしの仲間は、ポモドーロを通じてさまざまな珍技を編み出しました。
ビールを片手に作業する「酔いポモ」を実践していたのです。
ポモる ⇒一緒にポモドーロ作業をする
連れポモ ⇒外に出向いて一緒にポモドーロ作業をする
酔いポモ ⇒酒で酔っ払いながらポモドーロ作業をする
わたしの周りでは、もはや「ポモる」は「ググる」と並んで、日常用語と化してるのです。
ポモドーロタイマー アンドロイドのおすすめアプリ
ポモドーロ・テクニックは、携帯のアプリを使ってやるのもオススメです。
ポモドーロのアプリはさまざまなものがあります。
ポモドーロ・テクニック自体がシンプルな設計なので、あまり大きな違いはありません。
おすすめの1つとして「Brain Focus」があります。
シンプルかつ、かゆいところに手が届く、細かな設定ができるのが魅力です。
「Brain Focus」は以下のサイトが詳しいので、よろしければご覧ください。
>ポモドーロタイマーアプリの私的ベスト「Brain Focus」はこちら
またさまざまなものを試したいという方は、以下のサイトも参考になります。
>生産性アップ!無料のポモドーロ・テクニックアプリ6選はこちら
自分に合ったアプリを探してみてはいかがでしょうか?
ポモドーロ・テクニックの効果を紹介するおすすめ本
ポモドーロ・テクニックについて知りたい人は、以下の本がおすすめです。
メンタリストDaiGoによる著作です。30万部を越えるベストセラーとなっています。
ポモドーロ・テクニックの考案者による公式本が翻訳されて、2019年に出版しました。
ポモドーロ・テクニックの口コミについて
ポモドーロ・テクニックはさまざまなところで使われて、その効果が言われています。
自分なりにアレンジして、工夫している人も見受けられます。
学習開始。
ポモドーロする。— ふう (@shanghuifu) October 9, 2019
最近の推しはポモドーロ法
— あまち (@amatinpoko) October 14, 2019
僕は朝活で「ポモドーロ・テクニック」を使う
この方法は25分間作業した後、5分休憩を1ポモドーロとし、最大4ポモドーロ行うシンプルな方法ポイントは
・1つのタスクをやる
・時間管理を徹底
・休憩は必ず休む時間を決め作業時間を短くすることで、集中力持続の可能性が高まるのでオススメ😌
— タカセコ@朝と子供と家族発信パパ (@takaseko0306) October 8, 2019
ポモドーロやったことありますが、私は効果ありました。もともと10分以上集中できなかったので25分の目標与えられたって感じでした。
集中力がもともと有る人には不評ですよね笑
集中力がないっておもったら、強制的に学習時間と休憩区切れるってところがメリットなんだなと思いました。— 岡ちゃん (@kaoriokasns) October 10, 2019
ポモドーロ=25分だけど、ダラには負担感が大きいので、1セット15分でやってる
— みずあめ (@pocket00a) October 13, 2019
ポモドーロ・テクニックのすすめ
ポモドーロを実践することによって、作業を効果的にこなすことができます。
多くの人を巻き込むことにより、大幅に質の向上が可能になるのです。
ポモドーロ・テクニックは受験勉強や資格の勉強、昇進試験など、さまざまな場面で取り入れることができます。
勉強は1人でするものと考えている人は多いかもしれません。
ときどき仲間と作業することによって気分転換になり、長い目で見れば、良い結果になることが多いのです。
アフリカのことわざで以下のようなものがあります。
早く行きたければ、1人で行け。
遠くまで行きたければみんなで行け。
フリーランスの仕事は、孤独な作業ばかりのように感じるかもしれません。
ポモドーロ・テクニックをうまく取り入れることによって、外部と繋がりを持ち、うまく情報を仕入れながら取り組んでいく・・・。
フリーランスの生存戦略として、とても大事なことだと思います。
「ももたろうがポモたろう」
くだらないダジャレを言うと盛大にスベるので、ブログでひっそりとつぶやきながら、今日も作業に取り組んで行こうと思います。