仕事を辞めて初めての確定申告は、分からないことだらけでした。
いままでは会社がすべて処理していましたが、辞めると自分でやらなければなりません。
本などを読んでいて最低限の知識はありましたが、実際にやると不安が募ってきます。
税金をきちんと納めたいのですが、漏れていたらどうしよう!?
確定申告で慌てないために、年が明けてから準備をしていました。
確定申告を実際にやったときの、流れについて説明したいと思います。
目次
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税務署に相談を電話かける
わたしは何も分からなかったので、まずは税務署に電話をしました。
確定申告の時期は混み合うことが分かっていたので、事前に相談したかったのですが、やっていないと言われてしまいました(本当なのかしらん?)。
取りあえず確定申告の時期になってから、行くことにしました。
(混み合っていないか、ものすごく不安)
※各市町村によって違うかもしれないので、管轄の税務署に確認して下さい。
税務署に相談に行った際の持ち物ついて
税務署に何を持って行けば良いのか分かりませんでした。
とりあえず、以下のものを持参することにしました。
<持って行ったもの>
源泉徴収票(前の会社の分)
健康保険料証明書
社会保険料証明書
医療費明細書
ふるさと納税証明書
寄付金証明書
マイナンバーカード
銀行通帳(支店と口座番号が分かればOK)
印鑑(結局、使いませんでした)
電卓(税務署の相談所に置いていました)
筆記用具(結局、使いませんでした)
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税務署に相談に行く
確定申告時の税務署はとてつもなく混む、と聞いていました。
時間をズラして開庁一番に行けば問題ない…、高を括っていました。
月曜日に訪れたのですが、その日が振替休日だったことをすっかり忘れていました。
9時開庁で8時半に訪れたのですが、すでに100人待ちという状況でした。
1時間半はかかると言われてしまい、いきなり出鼻をくじかれてしまいます。
案内の人から、呼び出しのときにいれば良い、とのことでした。
近くにスタバがあったので、そこで時間を潰しながら作戦を練ることに…。
スタバで作戦を練る!
あらかたの数字は押さえていたので、入力作業が主になると思っていました。
確定申告のページを見ながら、自分でシミュレーションしていきます。
e-Taxのページを見ると、2つの方法が記載されています。
・マイナンバーカード方式
・ID・パスワード方式
わたしはマイナンバーカードを発行しておらず、持っていませんでした。
ID・パスワード方式になるのですが、税務署で発行してもらう必要があります。
これ以上は先に進めないので、そこからは税務署で聞くことにしました。
いざ税務署で相談会場へ
1時間半後に税務署に戻ると、もらった番号札はとっくに過ぎていました。
受付の人に番号札を見せると、すぐに通してもらうことができました。
案内の人に事情をひととおり話すと、次の選択を聞かれました。
・税務署のパソコンでやるのか?(激混み状態)
・自分のスマホでやるのか?(案内人推奨、かなり空いている)
わたしは自分のパソコンを持参していたので、自分のパソコンでやって良いか?と聞きましたが、ダメと言われてしまいました。
スマホでやるとは思っていませんでしたが、難しくはないとのことだったので、スマホでやることにしました。
スマホで確定申告に挑む
わたしは昨年も確定申告をしているのですが(寄付金・ふるさと納税控除のため)、IDやパスワードをまったく覚えていません。
税務署で調べてもらったのですが、登録はありませんでした。
その場で16桁のIDとパスワードを発行してもらいました。
この番号を使えば、来年からもできるということでした。
e-Taxに入ってからは、ほとんど流れ作業でした。
・収入の入力
・源泉徴収料の入力
・健康保険料の入力
・社会保険料の入力
・寄附金控除の入力
・ふるさと納税の入力
基本的な数字はすべて把握していたので、スムーズに進みました。
本来は領収書の整理や経費の計算など、これらの数字を出すまでが大変です。
しっかりと読み込んでいれば、経費で落とせるものはあったかもしれません。
収入がとても少なかったので、大まかに把握していた分だけで済ませました。
スマホで入力したものは、そのままデータで国税庁に送ります。
てっきり、紙で出力して提出するとばかり思っていました。
手元に何も残らないので、案内者からスクリーンショットで保存を勧められました。
見返すことって基本的には無いですが、やはり保管しておきたいですね。
確定申告は難しくない
確定申告は、数字さえきちんと押さえていれば、そんなに難しくありません。
実際、必要事項に記入するだけで、トントン拍子で進んで終わりました。
ただ詳しい人からすれば、もっといろいろできると思います。
経費とか控除とかをしっかりと勉強をして、来年に活かしたいと考えています。
開業届と青色申告書を出した方が良い?
本とかYouTubeなどで、いろいろと情報を調べてみました。
フリーでやっていく場合、開業届と青色申告書を出した方が良いみたいです。
青色申告で出すと、控除が最大65万円と大幅に増えます。
稼ぐという攻めの部分と、税金をしっかりとする守りの部分、両輪でバランス良く運営することが大事だと思います。
会計ソフトの導入を検討してみたい!
収入と支出の把握のために、多くの人は会計ソフトを使っているようです。
クラウド会計ソフトは以下の3社が大手で、利用率も高いという話を耳にしました。
わたしの周りは freee を使っている人が多い印象です。
今後の運用のために、これらの導入を検討してみたいと思います。