いまの時代、会社に入って出世することは、本当に幸せなのでしょうか?
若者の大半は、会社で出世したいと感じていません。
働いている大人が悪いのではなく、仕組みがうまく機能していないと思います。
人間の仕事欲と会社の仕事内容が、うまくマッチしていないのです。
出世によって得られるメリットよりも、デメリットが圧倒的に多いと思います。
・仕事の拘束時間が増える
・責任を持たなければならない
・家族との時間が持てない
普通の人からすれば荷が重すぎて、うまくこなすことはかなり難しいです。
それでも会社にいて、出世を目指すべきなのでしょうか?
出世できないと分かったのであれば、それを踏まえて次の行動に移すだけです。
会社を辞めて新たな道を模索するなど、何か行動に移すきっかけになります。
出世できないと分かって、中途半端にくすぶっていたら、会社にも若者にも迷惑です。
出世できないと分かったら、新たな挑戦に目を向けてみてはいかがでしょうか?
キングコングの西野さんや、オリエンタルラジオの中田さんの取り組みを交えて見ていきたいと思います。
スポンサーリンク
「芸人としては負け」中田さんと西野さんの歩み
NewsPicksで中田さんが言っていたのが、とても意外だったことを覚えています。
中田さんは、自分たちは芸人として完全に負け組だ、と言っていました。
ここからは、中田さんが言っていたことに対する、わたしなりの解釈です。
中田さんも西野さんも、芸人として非常に大きな成功を収めました。
普通であれば、テレビにレギュラー出演することさえ非常に難しいことです。
6000人いるとも言われているよしもと芸人の中で、テレビに出演して活躍することができるのは、ごく一握りに過ぎません。
それを果たしている段階で、十分に成功を収めたと言っていいと思います。
ただし、彼らの野望はもっと大きなものでした。
テレビに出続けているうちに、おそらく限界を感じたのだと思います。
このまま突き進んでも、自分たちにできることは限られている。
そこそこのポジションにつくことはできても、明石家さんまやダウンタウンといった大御所レベルには、到達することはできない。
だったら、自分がもっとやりたいことに挑戦すればよいのではないか?
西野さんも中田さんも、新たな道を模索しました。
挑戦している間、さまざまな批判、逆風があったと思います。
それでも腐ることなく自分の信念を貫き続けました。
その後の活躍ついては、もはや説明するまでもありません。
西野さんは絵本作家、中田さんはユーチューバーとして、大きな成功を収めています。
新たな道で成功を収めた要因とは?
彼らはもともと能力に長けていました。
そうでなければ、テレビに出演することなんてできません。
そんな優秀な彼らでも、芸人としては負け組、だったのです。
そういった場面に直面すると、普通は腐って、そこで終わってしまいます。
しかし彼らはそこで方向転換をして、自分の道を切り開いていきました。
芸人としては負け組、だったのに、新たな道で圧倒的な成功を収めたのです。
挑戦を志す者として、これらの成功はとても励みになります。
もう遅い、そうやってあきらめることはありません。
人生はいつだってやり直すことができるのです。
壁にぶち当たったときは、何かを変えるきっかけになるのです。
40代や50代の独立なんて無理だ、と感じる人もいるかも知れません。
ところがミドルエイジの起業は、若者の起業よりも圧倒的に成功率が高い、といったデータがあるのです。
自分には無理だ、もう遅いなんて、卑屈になることはありません。
自分の信念に従って行動を続けていれば、必ず応援してくれる人が現れるのです。
会社に身を預ける必要なんてありません。
出世ができないと分かったら、むしろチャンスと切り替えて、独立を検討してみてはいかがでしょうか?
自分の力で生きるのは、つらい思いをする反面、生きる喜びがあります。
いままで会社のために尽くしてきたのだから、これからは自分勝手に生きていく・・・、
少しはわがままになっても良いのではないでしょうか?