会社から優秀な人が先に辞めていき、普通の人ばかりが残ってしまう…。
まともな人ほど早く見切りをつけて、サッサと違うところに行ってしまう…。
気がつけば残っているのは、会社にしがみつくしか能がない、ダメな人ばかり…。
こういった場面に出くわすことは、誰もが一度はあるのではないでしょうか?
会社を辞めていく順番としては、すごく優秀な人と全然ダメな人が先に辞めていきます。
残っている中間の人たちの中で、熾烈な出世競争が繰り広げられていく…。
結果、マイナスがほとんどない秀才タイプの人が、出世していくことになるのです。
ひと昔前までは、終身雇用が当たり前、1つの仕事をやり続けることが美徳、そんな時代でした。
現在では、2人に1人が何らかの形で転職を経験する!そういった現実があります。
転職するのはもはや当たり前!むしろ進んでやった方が良い!そんな風にも言える時代なのです。
会社を辞めていくときの心理、まともな人ほど辞める理由について見ていきます。
目次
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仕事を辞めていく人の特徴と順番について
会社員として長年勤めていると、さまざまな人の移り変わりを目にします。
理由もなく突然辞めてしまったり、あまりに優秀で周りとうまく馴染めなかったり…。
会社を辞めていく順番としては、以下のように言えるのではないでしょうか?
- ダメな人が辞めていく
- 優秀な人が辞めていく
- どっちつかずの人が辞めていく
- 居場所がなくなって辞めていく
会社に対して早々に見切りをつけるのは、だいたい以下のことに帰結します。
結果、優秀な人とダメな人が先に辞めていき、中間にいる人が残るのです。
新入社員は3年で3割が辞めていく…、そんな風に言われていた時期がありましたが、現在もさほど変わりません。
新人が新人でなくなる最初の設定となるのは、3年という節目なのかもしれません。
入社して5年を越えたくらいになると、だんだんと辞める人が減っていきます。
早い人はサッサと行動しますが、動くのがだんだんと億劫になっていくのです。
会社に残った人たちが少ないポストに目がけて、出世争いへと突入していきます。
それをうまく渡り歩いた人だけが、会社の要職に就くことができるのです。
まともな人から辞めていく3つの理由について
会社を辞めていく順番について、改めて確認してみたいと思います。
- ダメな人が辞めていく
- 優秀な人が辞めていく
- どっちつかずの人が辞めていく
- 居場所がなくなって辞めていく
①はどんな会社にも必ずいて、これを完璧に防ぐことはできません。
新入社員として入社しても、1ヶ月も経たずに辞めてしまうのはよくあることです。
その人がダメかどうかは分かりませんが…、我慢が足りないと言えるかもしれません。
次に辞めていくのは優秀な人で、会社の流れをひと通り知っていろいろと考えます。
会社は新しい学びのきっかけとなりますが、一方で拘束されることも非常に多いです。
以下の3つのことを感じ始めたら、いよいよ辞めることを考え始めます。
・会社の仕組みに飽き飽きしている
・これ以上新しいことが学べない
・外に出て自分の力を試してみたい
会社の行く末や自分の将来の姿など、現実に照らし合わせていろいろと考えます。
そのうち、会社に長くいることのデメリットが、浮き彫りになってきたりするのです。
いま行動するべきなのか?先送りして判断を後に先延ばしするのか?
さまざまなことを考慮した上で、最終的には辞めていくのだと思います。
これは優秀な人に限らず、まともな人なら誰もが一度は考えるのではないでしょうか?
仕事やキャリアの問題というのは、それほど根が深いものなのだと思います。
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会社に留まることのデメリットについて
会社がうまくいっていないところは、さまざまな問題を抱えていたりします。
それが少しずつ顕在化していき、次第に社員の心身を少しずつ蝕んでいく…。
そんな環境に長くいると、次第に行動しないことのリスクを考えるようになります。
会社に留まるという選択が、デメリットばかりに感じられたりするのです。
会社を辞めるという一歩を踏み出せる人は、柔軟に自分を変えることができます。
新天地でも馴染むことができて、会社に貢献することができると思います。
一方で会社にしがみついている人は、利益を生み出すことができません。
結果的に会社が傾いていき、さらに深刻な危機が訪れたりするのです。
まともな人は辞める、ダメな人はしがみつく
会社に長く勤めていると、しがみつく人や利益を産まない人が次第に増えていきます。
一方で優秀な人は、会社に頼らなくても自分の力でやっていくことができます。
多くの会社は年功序列で、すごく優秀でもさほど給料がもらえることはありません。
どんなに頑張ったところで、利益の大半をおじさん社員が持っていってしまいます。
こういった部分に嫌気が差して、辞めていくのではないでしょうか?
残りわずかな会社員生活を、何事もなく平穏に過ごすことができればいい…。
逃げ切りを測るおじさん社員の、面倒を見る余裕なんてまったくありません。
会社にいるくらいなら、独立するかキャリアアップの転職をする!
まともな人ほど現実を見据えて、しっかりと考えている人が多いのです。
良い会社には人が集まる、悪い会社からは人が去る
これからの時代は、いまよりもさらに激しい競争が待っているように思います。
競争力のない会社は淘汰され、本当に良いサービスを提供している会社が残ります。
良い会社に入って質の高い仕事をしていく…、これにより給料や待遇がアップします。
戦力になるスキルを身につけることが、何よりも効果的なのだと思います。
悪い会社にはどんなに長くいても、そこから学べることはほとんどありません。
これからは会社に選ばれるのではなく、会社を選んでいく時代とも言えます。
会社の肩書きには何の意味もなく、問題を解決できる力が求められています。
良い会社が求めているスキルを身につけて、利益を出せるように努力していく…。
まともな人が辞めていくのは、前向きな理由によるものが大半を占めています。
会社を辞めることはいまや当たり前で、誰にでも起きることなのです。
その決断はいつか必ず実を結び、良い決断だったと言える日がくると思います。
会社自身が変わらなければならない
会社が魅力的なサービスを提供していれば、放っておいても人が集まってきます。
いまは会社が人を選んでいるのではなく、人が会社を選ぶ時代なのだと思います。
良い人を集めて良い仕事をする、世の中に価値を提供し、利益となって還元される…。
こういった循環がしっかりとできていれば、世の中もっと良くなると思います。