年末の風物詩となっている、M-1グランプリは、日本一面白い漫才師を決める大会です。
出場コンビはもちろんですが、豪華な審査員も特長の1つです。
毎回、テレビで活躍する豪華なメンバーが出場します。
そこで披露されるネタは、とてもクオリティが高く見応えがあります。
いままでに多くの素晴らしいネタが披露されてきました。
過去のネタをもう一度見てみたい、そう思うことはないでしょうか?
M-1グランプリは、無料でフル動画を見る方法があるので、見どころなど合わせて紹介したいと思います。
目次
スポンサーリンク
M-1グランプリ チャンピオンのネタを動画配信で見る!
M-1グランプリは、毎年DVDで発売しています。
漫才が好きな人は、自分の手元に持っておきたいと思います。
しかし単年ごとにすべて買うのは、お財布に優しくありません。
M-1グランプリは、動画配信サービスで視聴するのが、おすすめです。
アマゾンプライム会員に入会すると、視聴することができます。
アマゾンプライムビデオは、通常、月に500円かかりますが、無料体験を申し込みすることによって、30日間、無料で観ることができます。
2001年の初回から最新回まで、すべてを観ることができます。
さらに、準決勝や敗者復活戦、優勝者秘話や特典映像、芸人の解説付き動画など、本編以外にもさまざまな動画を観ることができるのです。
アマゾンプライム会員の無料体験の注意点として、以下のようなものがあります。
無料体験はプライム会員登録につき1回限りです(過去に利用した場合は不可)。
無料期間が終わると、有料のアマゾンプライム会員に自動的に切り替わります。
M-1グランプリ以外にも「探偵ナイトスクープ」や「すべらない話」など、面白い番組がたくさんあるので、おすすめです。
\ ▼こちらからチェック▼ /
歴代M-1優勝者の一覧と私的ネタ評価について
M-1グランプリの歴代優勝者は以下のとおりです。
2001年…中川家
2002年…ますだおかだ
2003年…フットボールアワー
2004年…アンタッチャブル
2005年…ブラックマヨネーズ
2006年…チュートリアル
2007年…サンドウィッチマン
2008年…NON STYLE
2009年…パンクブーブー
2010年…笑い飯
2015年…トレンディエンジェル
2016年…銀シャリ
2017年…とろサーモン
2018年…霜降り明星
2019年…ミルクボーイ
この中では2005年~2007年、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、サンドウィッチマンは、圧倒的な面白さだったように思います。
2005年…ブラックマヨネーズの気にしすぎ漫才
2006年…チュートリアルの妄想漫才
2007年…サンドウィッチマンのコント風漫才
新しさで言うと、以下のようなものがとても印象的でした。
2004年…南海キャンディースの男女漫才
2008年…オードリーのズレ漫才
2010年… スリムクラブのスロー漫才
逆にあまり理解できなかったのは、2015年のトレンディエンジェルの優勝です。
2015年、わたしの中の優勝はジャルジャルでした。
2016年~2018年は、和牛がすべて優勝でもおかしくない、圧倒的なクオリティです。
M-1グランプリは、実力はさることながら、運の要素も非常に大きいのです。
ああだこうだと、互いに感想を言えることもM-1の魅力の1つだと思います。
M-1グランプリが終わると、お笑い芸人がみんなラジオでM-1の話をします。
玄人がどこを見ていたか、何に興味を示したか、とても面白いのです。
特に岡村隆史のオールナイトニッポンに出演する、ノンスタイル石田さんの、M-1グランプリの解説は、素晴らしいです。
ダウンタウンの松本さんはラジオ番組「放送室」で、よくM-1について語っていました。
2002年は、ますだおかだよりも、フットボールアワーの方が面白かったと言っていました。
こういったことは、数年後に答え合わせをするのも、面白いかもしれません。
スポンサーリンク
M-1グランプリは審査員も見どころ
M-1グランプリは出場コンビのネタだけでなく、審査員も見どころの1つです。
近年もっとも話題を振りまいているのは、上沼恵美子さんかもしれません。
出場コンビのネタを見て、以下のように評価しています。
2017年…マヂカルラブリーへのダメ出し(よう決勝来たな~)
2018年…ギャロップへのダメ出し(林くんは暗い)
2018年…ミキへの賛辞(わたしはミキのフアンだな)
関西が誇るレジェンド芸人ですが、関東には馴染みが薄いこともあって、ネットのコメント欄は、上沼さんに対する意見がとても多いのです。
上沼恵美子はやっぱりおもろいよな(笑)
M1の審査員やってるだけであんなにおもろいのはまっちゃんと上沼恵美子だけや— たくやん@キンニク薬剤師 (@pharotein) October 10, 2019
恐らく上沼恵美子以上に厳しい意見を地上波で言える人はいないと思う。彼女がM-1の審査員に必須だとする松ちゃんの意見もわかる。根本にお笑いに対する愛情が2人には確かにある。やり方は真逆だけど、どっちも間違ってない。優しいだけが愛情じゃない #クギズケ
— sann (@sanposann) July 21, 2019
「ハゲ」も「キモッ」の自虐はもう面白くないから止めようや、が今年のM-1のコンセンサスだったと思うし、事実、決勝3組はそういうネタではなかった。その方向性を決定づけたのは他ならぬ上沼恵美子さん。好き嫌いで判断するなと寄った若手に揶揄されたけど、時流をつかんだナイス価値判断だったと思う
— knockout_ (@knockout_) December 25, 2018
細川先生のM-1ツイートに便乗して言うが、上沼恵美子が「私は好きじゃない」とコメントしたのは本当に好き嫌いで言ってるのではなくて優しさからくる婉曲表現みたいなもの。それをそのまま受け取る鈍さと酔ってみっともないコメントを垂れ流すカッコ悪さ。鈍いのとカッコ悪いのは芸人として致命的。
— 上江洲康司 Yasuji Kamiesu (@kamiesu) December 10, 2018
M−1の上沼恵美子の審査コメントがひどいと、いろいろ騒がれて、まあわしも同じ感想で数年おったんだけど。じゃあ漫才師としてどれほどのもんじゃとyoutubeで若い頃の映像見たら。…上手いんだよ。
でもま普通のベテラン漫才師レベルで特別すごいわけじゃ…え、当時18歳? 化け物だ!…と驚いて今。— ウヒョ助/塚脇永久 (@uhyoneko) December 19, 2018
しかし上沼恵美子さんの功績などを考えると、全然おかしなものではありません。
M-1グランプリのような格式のある大会で、女性で審査委員を務められるのは、上沼恵美子さん以外になかなかいないように思います。
点数はとてもしっかりと考えられていて、納得の行く評価ばかりです。
出場コンビに対するコメントが、もっとも面白いのが上沼恵美子さんなのです。
2017年大会ネットには「優勝は上沼恵美子」というコメントが挙がりました。
ネットニュースとして配信されるほど、その反響は大きなものでした。
優勝は上沼恵美子。満場一致
— 団地マン妻ドリル (@hikaribomb) December 4, 2016
M-1グランプリ優勝した上沼恵美子さんはいつテレビ出てくるんですか?
— かかとスライム先生 (@kakato_suraimu) December 2, 2018
また松本人志さんがどう評価するのか?というところも、多くの人が注目するポイントです。
2018年に審査員を務めた立川志らくさんは、風変わりなネタを評価する傾向にありました。
審査員によってそれぞれ好みや評価ポイントが違うのも、楽しみの1つなのです。
M-1グランプリの口コミについて
ツイッターでもM-1グランプリの話題は、たいへん盛り上がっています。
サンデーモーニングで張本勲の横に置いとくか、M-1グランプリで上沼恵美子の横に置いとくとだいたい同じ取扱ができそう
— ぷれいん@がんばろう広島 (@PLAIN_Viola) October 10, 2019
「女同士は私も経験があるんですけども、恋をすると漫才が面白くなくなります。…その心配は無いと思います。」(2007年/上沼恵美子・ハリセンボンの審査)
— 「M-1グランプリ」名言bot(非公式) (@legend_m1gp) October 13, 2019
M-1楽しみ☺️ pic.twitter.com/um1ecejMww
— kinac (@kinac_) October 9, 2019
M-1グランプリと合わせて読みたい本
ナイツのボケ担当である塙宣之は、M-1についての本を執筆しました。
『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』は、M-1の歴史、時代の変わり目や年代ごとのネタ、さまざまな視点で語られています。
玄人はお笑いをどう見ているのか、稀代のお笑い論はとても興味深いものばかりです。
過去の動画を見ながら合わせて読むと、より理解が深まります。
べらぼうに良かった。ナイツ塙さんの「言い訳」。M-1に刻まれたDNAとは。和牛ではなく霜降りを最後に選んだ訳。なぜギャロップの自虐ネタは上沼恵美子さんの逆鱗に触れ、ミキは絶賛されたのか。多彩なエピソードを通じて漫才とは、お笑いとは、を考えさせられ、そしてもっと漫才を見たくなる。 pic.twitter.com/oZDQEZwkDq
— 藤田 卓也(PARTY出向中) (@2gta9) August 18, 2019
M-1グランプリはあとから見返すと、いろいろと感じるものもあります。
お笑いがどう変化してきたか、現代のお笑いはどういったものなのか、その変化の跡がよく分かります。
M-1グランプリは漫才頂上決戦!
M-1から人気に火がついた芸人は、数多くいます。
2004年…南海キャンディースの鮮烈なデビュー
2007年…敗者復活から優勝したサンドウィッチマン
2008年…敗者復活から2位まで駆け上がったオードリー
ほかにも、スリムクラブやメイプル超合金など、M-1から出てきて、バラエティで活躍する芸人は、非常に多いのです。
M-1グランプリは、毎度スターが誕生します。
その瞬間を目の当たりにできるのも、M-1グランプリの楽しみの1つなのです。
M-1グランプリを見るのは、アマゾンプライムビデオがおすすめです。
過去の大会をすべて見れるのはもちろん、準決勝や芸人解説による特典映像など、さまざまなものがあるので、是非とも一度ご覧ください。
\ ▼こちらからチェック▼ /