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DAZN(ダ・ゾーン)を運営しているパフォームはどんな会社なのか?

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DAZN(ダ・ゾーン)はスポーツ専門にしている、有料動画配信サービスです。

2016年に日本に上陸して、たちまち人気を博しました。

スポーツ好きにとって、いまや欠かすことのできない人気サービスです。

Jリーグの放映権を独占契約するなど、アグレッシブな経営で話題を振りまいています。

 

DAZN(ダ・ゾーン)については、TVCMなどで多くの人がその名前を知っています。

ところがどんな会社が運営しているかなど、知られていない部分も非常に多いのです。

DAZN(ダ・ゾーン)を運営する、パフォーム・グループはどんな会社なのでしょうか?

パフォーム・グループの生い立ちや、戦略などについて見ていきます。

パフォーム・グループについて

DAZN(ダ・ゾーン)を展開しているのは、パフォーム・グループというイギリスの会社です。

2007年にロンドンで設立し、スポーツを軸にした動画コンテンツ配信と動画広告を制作しています。

現在はヨーロッパを始め、北米・中南米・アフリカ、アジアの各国で、動画配信サービスを展開しています。

短い期間に急成長を遂げた、グローバルに展開する一大企業なのです。

パフォーム・グループの生い立ち

パフォーム・グループは、もともとイングランドのサッカー・プレミアリーグの下部リーグのWebサイトを制作する、小さな会社でした。

飛躍のきっかけとなったのは、「Watch&Bet」というオンライン・ブックメーカー向けの動画配信サービスです。

世界最大のスポーツチャンネルであるアメリカのESPNにヒントを得て、オリジナル動画配信と動画広告収入が大きく伸びていることに注目したのです。

次なる一手として、オンデマンドのアプリである「ePlayer」を開発しました。

「ePlayer」は大きく当たり、パフォーム・グループの急成長を支えたのです。

 

パフォーム・グループは、世界中のスポーツリーグやトーナメントなどをネット配信する権利を持っています。

また映像だけでなく、ライブデータや過去データの提供などにも力を入れているのです。

サッカーでは年間6万5000試合のライブデータを提供しています。

映像データや視聴者データの解析などでも、大きな成功を収めているのです。

パフォーム・グループのオーナーはレン・ブラバトニク

パフォーム・グループのオーナーはどんな人なのでしょうか?

それは世界でも有数の大金持ちである、旧ソ連出身のアメリカ人、レン・ブラバトニクです。

レン・ブラバトニクは、有数の投資会社である、アクセス・インダストリーズの会長です。

世界3大音楽レーベルの1つ、ワーナー・ミュージックを所有しています。

2015年にはイギリスの長者番付で1位になった、億万長者なのです。

(資産総額2兆3600億円)

レン・ブラバトニクの生い立ちについて

1957年6月ウクライナのオデッサで、レン・ブラバトニクは生まれました。

モスクワ大学で治金学を学び、その後21歳で家族とともにアメリカに移住します。

コロンビア大学でコンピューターサイエンスを学んだ後、ハーバードビジネススクールに入学して、MBAを取得します。

 

1991年のソ連崩壊で国営企業の民営化に伴い、モスクワ在住の知人とともに払い下げ工場を買収します。

その後、石油の3大メジャーの一角であるイギリスのBPと合弁会社を設立します。

アルミニウム精製など事業を多角化して、大成功を収めました。

その後ブラバトニクは、映像ビジネスに目をつけたのです。

 

2007年にはイギリスの有料テレビ放送「Top UP TV」を買収します。

2011年には音楽の世界に手を広げ、ワーナー・ミュージックを買収します。

音楽業界の3大レーベルは、ユニバーサル・ミュージック、ソニーミュージック、ワーナー・ミュージック、と言われています。

その1つを手に入れることに成功したのです。

 

2013年には「Top UP TV」を売却します。

そこで得た資金から、2014年にパフォーム・グループを買収したのです。

こうした成り行きを見ていくと、レン・ブラバトニクの経営力がうかがい知れます。

さまざまな業界を渡り歩いた末に、スポーツという分野に行き着いたのです。

パフォーム・グループはJリーグの放映権を買い取って話題をさらった

DAZN(ダ・ゾーン)の名前が一躍知れ渡ったのは、Jリーグ放映権の巨額契約です。

Jリーグがそれまで契約を結んでいたのはスカパー!で、年間およそ30億円でした。

DAZN(ダ・ゾーン)が結んだ契約は年間およそ130億円で、約4倍の大型契約だったのです。

映像の制作はJリーグが行い、その映像をDAZN(ダ・ゾーン)で配信します。

DAZN(ダ・ゾーン)が配信する映像は、すべてJリーグの公式映像になっているのです。

 

DAZN(ダ・ゾーン)は見逃し配信やダイジェスト配信なども行っています。

ダイジェスト配信は、試合のハイライトをサクッと見られる、大変便利な機能です。

スポーツ専門を謳っていることもあり、サービスのきめ細かさを感じます。

ほかの動画配信サービスにはない、視聴者に寄り添った姿勢が感じられるのです。

DAZN(ダ・ゾーン)の世界展開について

DAZN(ダ・ゾーン)はイギリス発祥の会社ですが、イギリスでDAZN(ダ・ゾーン)のサービスは開始できていません。

ヨーロッパの展開は、ドイツ、オーストリア、スイスの3カ国のみです。

2018年には世界最大のスポーツ市場である、アメリカでもサービスを開始しました。

今後も世界各国で、サービスを拡大していくことが見込まれています。

 

DAZN(ダ・ゾーン)はさまざまなスポーツを扱っていますが、やはり鍵となるのはサッカーではないでしょうか?

UEFAチャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、セリエAなど、ヨーロッパサッカーが豊富に揃っているのは、大変大きな魅力です。

Jリーグに巨額の投資をしているのは、パフォーム・グループにとってアジア進出への足がかりとなっています。

DAZN(ダ・ゾーン)は今後、どのようになっていくのでしょうか?

今後の動きに要注目です。

 

DAZN(ダ・ゾーン)に興味を持った方は、以下から詳細をご覧ください。

筆者も少し前に入会して、エル・クラシコを楽しんで見ています。


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本記事は下記の著作を参考にしました。

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