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【書評】お見合い35回にうんざりしてアメリカに家出した話が面白すぎる!

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今回はものすごく面白い本と出会ったので、紹介したいと思います。

 

ひょんなことから、京都のお寺で僧侶をしている英月さんのことを知りました。

興味が沸いて本を手に取ってみたのですが、かなりすごい人生を送っていました。

 

波乱万丈というのは、まさにこういったことを指すのでしょうか?

2020年6月に発売した本の題名を見れば、一発で内容が分かります。

『お見合い35回にうんざりしてアメリカに家出して僧侶になって帰ってきました』

お見合い35回?アメリカに家出??僧侶になって帰る???

いくつもの?のオンパレードで、これだけで何となくすごさが伝わってきます。

 

英月さんは僧侶という肩書を持ちながら、多方面で活躍されているすごい人です。

ラジオのパーソナリティーをしたり、新聞にコラムを書いていたり…。

さらにはテレビ番組『激レアさん』や『ケンミンshow』の出演、『ミント!』のコメンテーター!

 

本では話の展開がとてもスリリングで、1つ1つのエピソードがとても面白いです。

行間からものすごくパワフルな様子が伝わってきます。

やま
やま
波乱万丈の人生というのは、まさにこういうことを言うのだと思います。

実際に本を読んでみた感想について綴っていきます。

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英月さんの3つのすごいところ

英月さんのすごいところは、すべて本の題名に書かれています。

細かいことまで挙げていくとキリがありませんが、基本的には3つに集約されます。

  1. お見合いを35回断り続けた
  2. 嫌気が差してアメリカに家出した
  3. 僧侶になって帰ってきた
やま
やま
1つだけでもすごいと思いますが…、それが3つもあります!

お見合いを35回断り続けた

英月さんは母が持ってくる数々の縁談を、さまざまな方法で逃げ続けます。

トイレに行くと言ってトンズラする、相手に嫌がられることをわざとする…。

母親も負けじといろんな縁談を持ってきて、何とか結婚させようとします。

その期間はなんと8年にも及び、35回もの縁談を断り続けるのです。

やま
やま
35回も縁談を持ってくるお母さまもすごいですが、それを断り続ける英月さんもすごいです!

嫌気が差してアメリカに家出した

英月さんはお見合いに嫌気が差して、アメリカに家出することになります。

なぜアメリカだったのか?そのときの心情について本の中で詳細に綴られています。

国内だと捕まって連れ戻される可能性がある…、と書かれていて思わず吹き出しました。

端から見ればコントみたいな展開ですが、実際に行動してしまうのがすごいです。

やま
やま
異国の地に家出するというダイナミックさは、本当にすごいの一言です!

僧侶になって帰ってきた

英月さんのアメリカ生活は9年半に及び、その間に自由を満喫します。

ところが弟さんからの電話によって、たちまち運命が変わっていくのです。

弟さんが寺を出るということを知り、英月さんの心は大きく変わります。

その後、英月さんは帰国をして、実家のお寺を継ぐことを決心します。

やま
やま
アメリカの方がきっと楽しいはずなのに…、日本に帰宅するという意外な選択に驚きました。

英月さんの行動量がすごい!

英月さんはとにかくパワフルな人で、常に何かしらの行動をしています。

お見合いを断り続けたのもすごいですが、アメリカに渡ってからはもっとすごいです。

食べていくために必死だったと言っていますが…、その行動量がハンパではありません。

現地でこなした仕事を挙げていくだけでも…、そのすごさがよく分かります。

・CM出演

・ポスターのモデル

・映画やラジオ出演

・日本語教師

・おせち制作

やま
やま
元銀行員という肩書とは裏腹に、アメリカでの仕事のジャンルが多岐に渡って本当にすごいです!

さらにはアメリカでお寺を作ろう、と動き出したりもします…。

お寺が嫌で家出してきたのにアメリカでお寺を作る??

もはや想像の範疇をはるかに越えていて、何が何だか分かりません!

お見合いが嫌という理由から始まって、アメリカでお寺を作ろうという発想!

 

異国の地で英語もあまりしゃべれない中で、こんなにも行動できるのは本当にすごいです!

知らない場所に自分から飛び込んで、次々と新しいことをやっていく…。

本人は必要に迫られての行動だと思いますが、軽やかに行動できるのが少しだけ羨ましくもあります。

何かに悩んでいたり行き詰まっている人は、勇気や希望をもらえる本だと思います。

やま
やま
すごい人生の一端が垣間見えて、読むと元気がもらえます!

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各章の最後に綴られている説法について

各章の最後には教訓と題して、仏教の教えなどを説いています。

英月さん自身の経験と照らし合わせて語られる言葉には、とても含蓄があります。

第二章の最後に綴られている言葉を引用してみます。

◆教訓

親鸞聖人は自力を「わがみをたのみ、わがこころをたのむ、わがちからをはげみ、わがさまざまの善根をたのむ」と言ったが、がむしゃらだった私自身が重なる。

努力がダメなのではなく、努力をした自分を頼り誇ることが痛ましい。我に潜む驕りである。ましてや貪欲や瞋恚(しんに)といった、むさぼりや怒りの煩悩に溺れていることになど気づけるはずもないのである。

やま
やま
ほかにも各章の最後に、さまざまな説法を説いています。

英月さんの本はおすすめ

『お見合い35回にうんざりしてアメリカに家出して僧侶になって帰ってきました』は、とても面白い本でした。

波乱万丈の人生を歩んできた英月さんの、その一端をのぞくことができます。

とても読みやすくて、サクサクと読み進めることができます。

読むと元気がもらえるので、興味のある人は是非ともご覧下さい。

>英月さんのブログ「この世の極楽。」はこちら