※<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツは商品プロモーションが含まれている場合があります。
本・雑誌

システム1とシステム2という思考モードについて!【ファスト&スローの感想】

システム1とシステム2という思考モードは、果たしてどういったものなのでしょうか?

これらを読み解くことにより、わたしたちの行動やクセなどを説明することができます。

 

『ファスト&スロー』は、さまざまな視点から人間の行動心理を読み解いた名著です。

著者は、アメリカのプリンストン大学で名誉教授をしている、ダニエル・カーネマン。

硬派な学術的内容になっていて、上下巻合わせて700ページ以上もある大作です。

本の帯には「東大でいちばん読まれた本」という風に書かれています。

・『ファスト&スロー』をサクッと理解したい人

・ポイントだけを整理して見たい人

・『ファスト&スロー』から想起した内容

以上のようなことが気になる人は、本記事はある程度、参考になると思います。

『ファスト&スロー』を読んだ感想、システム1とシステム2について見ていきます。

スポンサーリンク

システム1とシステム2とは?

『ファスト&スロー』のサブタイトルは、以下のようなものになっています。

あなたの意思はどのように決まるのか?

人間がどのように、認知、知覚、行動するかといったことを、説明している本です。

『ファスト&スロー』に登場するのが、システム1とシステム2です。

システム1…自動的に高速で働き、努力はまったく不要か、必要であってもわずかである。また、自分のほうからコントロールしている感覚は一切ない。

システム2…複雑な計算など頭を使わなければ困難な知的活動にしかるべき注意を割り当てる。代理、選択、集中など、主観的経験と関連付けられることが多い。

『ファスト&スロー』は、さまざまな実例を交えて、システム1とシステム2を説明しています。

わたしなりに噛み砕いて解釈すると、以下のように言えるかもしれません。

反射的にできることがシステム1、少し集中してやることがシステム2。

わたしたちの生活は、システム1に支配されていることがすごく多いです。

ほとんどの人が、直感や見た目から物事を判断していたりするのです。

松尾茂起さんのライティングの話で感じたこと

わたしが『ファスト&スロー』の本を読むきっかけとなったのは、松尾茂起さんです。

わたしはブログを書いているのですが、なかなか思うような結果が出せていません。

SEOライティングの権威である松尾さんが、普段、何を意識して文章を書いているのか?

松尾茂起さんの著作に『沈黙のWebライティング』という本の中で、『ファスト&スロー』が登場することもあり、読んでみることにしました。

 

これはわたしのうろ覚えですが、松尾茂起さんがどこかでこんな風に言っていました。

文章の読みやすさは大事だけど、読者をラクさせるだけではダメ!

ほんの少し学ばせる、ヒントや気付きを与える、それが良い文章だ!

ウェビナーでこのようなニュアンスを、言っていたように記憶しています。

これを聞いて瞬時に、わたしはシステム1とシステム2のことを思い出しました。

読者が気持ちよく読み進められる良い文章というのは、システム1とシステム2のバランスに関わってくるのではないでしょうか?

 

『沈黙のWebライティング』は、ネットで一部を公開しています。

ボーン片桐が『ファスト&スロー』を紹介する場面を、読むことができます。

>沈黙のWebライティング リライトと推敲の間に

ページの真ん中あたりまで読み進めていくと、『ファスト&スロー』が登場します。

スポンサーリンク

本当にためになる文章の条件とは?

わたしはいろんな文章を読んでいて、ときどきふと違和感を覚えることがあります。

 

丁寧でとても分かりやすい文章だけど、能面のようなくだらない文章ってないでしょうか?

文章が読みやすいことに越したことはないけれど、歯応えがなくて全然残らない…。

心に留まることなく、スッと通り過ぎていくような、何も残らない文章…。

 

わたしはブロガーの文章で、そういった場面に出くわすことが多いと感じています。

文章全体が平面でゴツゴツした感じがなく、いまいち読み応えがない…。

これはもしかしたら、システム1とシステム2で説明できるのかもしれません。

 

読みやすいに越したことはありませんが、システム1だけで把握できる文章はダメです。

相手に少しだけ頭を使わせる、想像させる、といったことが必要ではないでしょうか?

 

読みやすいのは正義!という風になってしまうと、このあたりを見落としてしまいます。

難解でとても読みにくくても、重要なことが書いてあるなら、読者は読みます。

読みやすさだけを追求してしまうと、システム1だけで処理できてしまうのです。

 

松尾茂起さんも、この部分を説明したかったのではないか?なんて勝手に考えたりします。

書き手は相手に考えさせることも大切

わたしはブログを書いているので、良い文章というものをよく考えたりします。

読みやすさというのは最重要項目ですが、読み流されてしまったら元も子もありません。

相手の心に何かを残さなければ、文章は何の意味も為さないと感じています。

だからといって勢い込んで書いたところで、すべて空回りするだけです。

 

読みやすいけれど何かしら心に残る…、それができれば1番なのだと思います。

それを実現するために、さまざまな文章テクニックがあるのかもしれません。

 

強調する、注意を惹く、メリハリを付ける、思い切り背中を押す…。

 

セールスライティングなどは、まさにそういった文章テクニックの1つです。

わたしはライターの端くれとして、少しでも高みへと登ってみたい!

 

プロの小説家というのは、まさにそういうところに長けているのだと思います。

文章を読むのは基本的に面倒なので、読み進めてもらうために工夫が必要です。

『ファスト&スロー』は新たな発見がたくさん!

わたしは、読者に文章を読んでもらうという視点から、システム1とシステム2をアプローチしました。

ほかにもさまざまな見方ができて、『ファスト&スロー』を、読むと新たな発見があると思います。

 

『ファスト&スロー』を700ページ以上もある大著で、すべて読むのは、かなり骨の折れる作業です。

全部を完璧に読むのは大変ですが、つまみながら読むと、いろいろと面白い箇所が多いです。

今回は、わたしが読んでみて、気になったことや感じたことを綴ってみました。

興味のある方は、ぜひ手に取ってみて下さい。