マーケティングの本は、果たしてどれを読めば良いのでしょうか?
わたしは現在ブログを運営していて、マーケティングの勉強をしています。
いろんな本を読んでいるのですが、難しかったり自分に合わないと感じるものも多いです。
いろいろと試していく中で、物語形式の本に魅力を感じるようになりました。
超初心者が入門編として入るには、物語形式のマーケティング本が特におすすめです。
以下のようなものに当てはまる人は、いくらか参考になると思います。
・まったくの初心者
・何からやれば良いか分からない
・マーケティングってそもそもなんでやるの?
またマーケティング中級者や上級者も、基本に立ち返る意味ですごく良いと思います。
超初心者が物語を通じて気軽に楽しめる、マーケティング本はたくさんあります。
そういった本を紹介したいという思いから、本記事を執筆しました。
古典と呼ばれるものや難しいマーケティング理論も大切ですが、ついていけない人も多いのではないでしょうか?
超初心者は、何よりも楽しくマーケティングを学ぶことが一番大事だと思います。
そういった場合は、物語形式の取っつき易い本から入ってみてはいかがでしょうか?
わたしが実際に読んできた本の中で、特に面白いと感じた本9冊を紹介したいと思います。
目次
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マーケティング本は難しい?
マーケティング本は難しい…、そんな風に感じる瞬間はないでしょうか?
難しいマーケティング理論は、学校のお勉強みたいに感じてしまうことが多いです。
いくら勉強したところで、頭の良くないわたしは使いこなせる自信がありません。
マーケティングはあくまで手段であり、決して目的ではありません。
マーケティング理論で何をするかが大切なので、手段と目的を見失ってしまったら本末転倒です。
その道をプロを目指している人ならまだしも、そうでない人は分かりやすいものから読んでみても良いのではないでしょうか?
物語形式のマーケティング本は、楽しく学べる格好の題材だと思います。
マーケティングを楽しく学びたい
わたしは物語形式のマーケティング本に、ずっと魅力を感じてきました。
主人公とともに歩んでいくことで、成功を収めるまでの過程を追体験していく…。
壁にぶつかったり孤軍奮闘する様子を、自分に重ね合わせたりしています。
マーケティングを楽しく学ぶのは、物語を通じた学習がもっとも効果的だと思います。
以下のようなテレビ番組も、広い意味でとらえれば初級編に入ると思います。
・がっちりマンデー
・ガイアの夜明け
・WBS(ワールドビジネスサテライト)
これらはあくまでさわりの部分だけであり、マーケティングの深い部分まで迫っていないかもしれません。
マーケティングを本気で学びたい人は、もっと専門的なものを学ぶ必要があると思います。
ただ超初心者は、難しいことを習得するのではなく、楽しく学ぶことが大切です。
物語の形を取ることによって、自分ごとのようにして学ぶことができるのです。
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物語形式のマーケティング本おすすめ9選
わたしが選ぶ、物語形式のマーケティング本おすすめ9選は以下のとおりです。
わたしが実際に読んできて、面白いと感じたもの、学びがあったものを選んでいます。
クリックすると各ページにジャンプします。
ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語
『ウサギくんと少年ルッコラ…』は絵本で描かれたマーケティング本です。
小学生や中学生でも読めるような、ものすごく易しい文章で書かれています。
絵本と言ってもなかなか奥が深く、マーケティングの本質を突いています。
マーケティングの入門編として、この本から入るのは非常におすすめです。
沈黙のウェブマーケティング
『沈黙のウェブマーケティング』もまた、マンガで描かれた本となります。
500ページ近くある大ボリュームの本ですが、大半はマンガなのでスラスラ読めます。
ウェブで集客をすることを念頭に書かれている本で、物語以外にも詳細な解説ページが随所に散りばめられています。
過剰な描写と適度なスピード感が心地良く感じられる、いろいろと楽しい1冊です。
ドリルを売るには穴を売れ
「ドリルを売るには穴を売れ」はブログを始めたころに、わたしが大変大きな影響を受けた1冊です。
とあるイタリアンレストランを舞台に、競合との戦いに奮闘する様子が綴られています。
著者の佐藤さんは、分かりやすく噛み砕いた説明にとても定評があります。
逆境からの逆転ストーリーは、読み終えるととても清々しい気持ちになれます。
「ドリルを売るには穴を売れ」を読み終えたら、続編を読むのもおすすめです。
「売れる会社のすごい仕組み」は、「ドリル…」のその後について描かれています。
ただし内容はものすごく高度で、もはや初心者の枠を完全に超えています。
著者曰く「MBAのマーケティングクラスよりはるかにハイレベル」とのことです。
白い猫は何をくれた?
「白い猫は何をくれた?」は、「ドリル…」と同じ著者が描いたマーケティング本です。
「ドリル…」はレストランが舞台でしたが、「白い猫…」は広告代理店が舞台です。
B to Bのマーケティングについて、物語を通じて分かりやすく説明しています。
大企業にプレゼンで勝負に挑む場面は、ハラハラしますがすごく面白いです。
100円のコーラを1000円で売る方法1~3
「100円のコーラ…」は、シリーズ累計60万部を誇る、大ベストセラー本です。
題名だけを見るとテクニック論を綴った本に見えますが、実際はちゃんとした物語です。
巻を重ねていくにつれて、だんだんと内容が高度になっていきます。
小説のほかにマンガ版もあるので、こちらから読むのもおすすめです。
そうだ、星を売ろう
「そうだ、星を売ろう」は、実際にあった街おこしの内容を再現した物語です。
くたびれてしまった地方に再び客を取り戻す…、その奮闘する様子が描かれています。
「星を使って客を呼ぶ…」という新たな試みで、主人公たちが奮闘します。
「100円のコーラ…」の著者によって書かれた、新たな物語はとても面白いです!
こころを動かすマーケティング
「こころを動かすマーケティング」は、日本コカ・コーラ会長、魚谷氏の著作です。
経営者の本は、立場のこともあって共感しにくいものも多いですが、本書はまったく違います。
爽健美茶の誕生秘話や、缶コーヒーのジョージアの再生話など、刺激的な話に満ちています。
大きな仕事で結果を出すことのすごさを、いろいろと感じさせられる1作です。
弱者でも勝てるモノの売り方、お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門
「弱者でも勝てるモノの売り方…」は、絵がふんだんに盛り込まれていて、ものすごく薄い本です。
ところが内容はけっこう詰まっていて、考えさせられる部分はとても多いです。
ワーグナーという喫茶店を舞台にした、繁盛店へと変貌していく様子は、痛快でとても楽しいです。
かわいい絵本と中身の詰まった物語、両方を楽しむことができます。
凡人のための地域再生入門
わたしが近年もっとも感銘を受けた本で、多くの人に手にとって欲しい本です。
「凡人のための…」は地域再生がおもなテーマですが、マーケティング要素も盛り込まれています。
地域再生には外から見えにくいさまざまな壁があって、一筋縄にはいかない…。
現場で奮闘してきた著者だからこそ、これだけ鮮明に描けるのだと思います。
巷にあるお勉強本とはひと味もふた味も違い、ものすごく具体性に富んでいます。
実際に行動してきた人の話は、ものすごく説得力があって面白いです。
マーケティング本に入れて良いかどうか悩みましたが、選定させていただきました。
地域で働きたい人、公共機関に勤めている人などは、すごく楽しく読めると思います。
マーケティング本で成功を学ぶ
物語形式のマーケティング本は、成功を追体験できるすごく良い教材だと思います。
マーケティング理論は大事だと思いますが、現場で使ってこそ真に意味がある…。
逆に結果を伴わなければ、マーケティングの勉強はほとんど意味をなしません。
わたしはまだ勉強中の身ですが、身の引き締まる思いを感じています。
もっと人に役立つことをするためにも、マーケティングを追求していきたい…。
微力ながらもそんなことを感じながら、日々勉強を積み重ねています。
マーケティングの勉強だけではなく、単純に物語として面白いものばかりなのでおすすめです。
もし気になるものがあったら、是非手に取ってもらえれば幸いです。