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百貨店

百貨店の仕事で何度もやらかした!恥ずかしい失敗エピソード6選を晒す!

新卒で某大手百貨店に入社して、さまざまな売場で10年以上働いてきました。

やま
やま
仕事では本当に失敗ばかりで、改めて振り返っても赤面してしまいます…。

思い返してみれば、死ぬほど恥ずかしい失敗をたくさんしてきました。

わたしは要領があまり良くなくて、仕事ができるタイプとは言えません。

やま
やま
上司に1時間近く説教されたり、胸ぐらを掴んで怒鳴られたり…。

仕事に一生懸命取り組んできたつもりですが、なかなかうまくいくことはありません。

やま
やま
失敗エピソードだけは本当に山のようにあります。

仕事の失敗談を語ることで、誰かの心が軽くなるのかもしれない…。

そう思い立ち、わたしが直面した失敗エピソードを綴ってみることにしました。

やま
やま
思い返してみるとどれも本当に恥ずかしいことばかりです。

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百貨店で働いて良かったと思うか?

わたしは百貨店に就職したことは、自分にとってものすごくプラスになりました。

百貨店に就職して本当に良かったと、いまでも心の底から思っています。

仕事をする前のわたしというのは、まったく戦力にならないポンコツでした。

・人前でうまく話すことができなかった

・電話を取るのがすごく怖かった

・失敗を過剰に恐れてなかなか行動できなかった

給料をもらいながら社会経験を身につけられるのは、ものすごく良い経験だと思います。

大人の世界を何1つ知らなかったので、会社という世界さえも新鮮に映りました。

やま
やま
会社を否定的に見る人もいますが、視野が広がるので絶対に経験した方が良いと思います。

11年間の会社員生活について

わたしは11年というかなり長い期間を、百貨店で働いてきました。

なぜか頻繁に異動にぶち当たり、11年の間に10ヶ所の売場を転々としてきました。

やま
やま
ほとんど1年に1回のペースで、異動を繰り返すばかりの会社員生活でした。

こんな風に言うと、使えない人間のように感じる人もいるかもしれません。

(多分そうではなかった、と自分では信じています)

いろいろと変わるタイミングになぜか必ず出くわす…、ずっとそんな感じでした。

 

わたしは異動が多かったため、1年ごとに新しいことに取り組んでいました。

会社でマンネリを感じるというのは、あまりなかったように思います。

なかなか落ち着きませんでしたが、わたしはむしろその方が良かったです。

毎年、新しい売場で新しいことができて、会社の人事にはとても感謝しています。

 

殺人的に忙しい1年もあれば、とてつもなくラクな1年もありました。

場所によって仕事の落差がすごく激しいのに、一方では同じ給料をもらっている…。

会社組織の矛盾とか仕事の偏りなどを、感じることも多々ありました。

社会の一員として組織に属することを、教えてもらったように思います。

やま
やま
店舗も全部で4つ経験をして、いろんなことを学ばせてもらいました。

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会社での恥ずかしい失敗談6選

10年以上も会社に勤めていて、さまざまな失敗をやらかしてきました。

やま
やま
失敗談はいくらでもあって、延々と話をすることができます。

たくさん痛い目にあったので、それを克服しようと努力を重ねてきました。

人は失敗をして痛い目を見ないと、なかなか成長することはできません。

やま
やま
成長したとは言え、まだまだ何も知らない未熟者だと思います。

わたしやわたしの周りがやらかした、失敗談6選について見ていきたいと思います。

エレベーターでモノをぶちまける

人が行き交うまさに動線で、思い切りものをぶちまけてしまった…。

お中元やお歳暮のギフトセンターで、蝋見本として商品サンプルを展示します。

メーカーによってさまざまですが、会期が終わるとほとんどは廃棄処分します。

すべて回収をしてカゴ台車に積み込み、ゴミ置場へと運んでいたときのことです。

 

事件はエレベーターの中という、最悪の場所で起きてしまいました。

エレベーターに乗り込む際、微妙に段差ができていました。

カゴ台車の足がひっかかり、山積みにしていた蝋見本が見事に崩れ落ちました。

ありえないほど盛大に散乱し、エレベーター内はたちまち地獄と化しました。

 

瓶が割れるわ、液体が流れ出るわで、エレベーター内が大変なことになりました。

不安定なものを無理やり詰み、なるべく運ぶ回数を減らそうと欲張ったのがダメでした。

あとから後悔したところで、もはや時間を巻き戻すことはできません。

唯一の救いだったのは、交通量の少ない夜の時間だったということです。

やま
やま
エレベーター内の掃除はすごく大変でした。荷物を運ぶときはしっかりと余裕を持ってやるのが1番です。

配送の確認を誤って先方に電話してしまう

客に確認の電話をするのに、依頼主にするはずが間違って先方にしてしまった…。

百貨店で配送を承ったときに、客に配送伝票を記入してもらいます。

配送伝票は通常、上部に配送先の住所、下部にご依頼主の住所を記入します。

何か不備が生じたときや確認をするときは、必ず依頼主に聞くのが鉄則です。

 

あるとき依頼主と先様を間違えて、先方に「荷物の件で」と電話してしまいました。

配送のことなど何も知らない先方は(?)といった感じで戸惑っています。

いいお客さんだったので、笑って済ませてくれて事なきを得ました。

しかしあとで上司にこっぴどく叱られて、猛反省させられました。

※これはわたしの後輩の話です。

やま
やま
電話する相手を間違えるという、超初歩的な恥ずかしいミスです。

電話に関する失敗は山のようにあって、どんなに慎重に進めても回避することはできません。

わたしも以下のようなことが、当たり前のように何度も経験しました。

・母親だと思って話を進めていたのが実は娘さんだった

・商品入荷したら電話すると約束していて、実際に電話すると旦那さんが出る。入荷した旨を奥さんに伝えて欲しいと言う。ただ実は奥さんが旦那に内緒で買い物をしていた。のちに奥さんにブチ切れられる。

最近は、電話なんて意味ない、と揶揄する若者は多いですが、わたしは疑問を感じています。

電話で話すというのは立派なスキルであり、言葉を的確に伝える重要な役割があると思います。

お取り寄せの限定弁当を割ってしまう

チラシに限定品と謳っていた弁当の、およそ3割を割ってしまった…。

長野の駅弁で非常に有名な「峠の釜飯」は、陶器の器に入った弁当です。

わたしが弁当の検品をして、カゴ台車に積んで商品を運んでいたときのことです。

突然、カゴ台車の底がバコッと抜け落ちて、またたく間に商品が傾いていきます。

ダンボールが床に叩きつけられ、鈍い音が響き渡りしました。

 

中身を確認すると、パックリとものの見事に割れていました。

100個あった弁当のうち、30個くらいを割ってしまいました。

チラシに限定品として謳っていて、しかも行列ができるほどの人気商品です。

100個と謳っていたけれど、わけあって70個しか用意できなかった…。

 

わたしの上司は客に頭を下げて、何度もお詫びの言葉を口にしていました。

やま
やま
わたしが新人のころにやらかした、いま思い出しても胸が痛む事件です。

100万円以上の在庫を余らせる

北海道物産展で発注した商品が予想外に売れず、100万円以上の在庫を余らせてしまった…。

売れると見込んで発注をかけた商品が、見事に外れて大量の在庫を余らせてしまいました。

その額は約100万円以上で、どうやって捌けば良いのか、途方に暮れてしまう量です。

余ったものは会期後に店頭で販売したり、値下げをして社員販売で売ったり…。

 

しかし在庫を大量に余らせるというのは、百貨店では割とよくある話です。

ただしこれには、どうしてもそうせざるを得ない事情があります。

少なく発注をして店頭がスカスカになると、上司から怒りの声が飛んできます。

多すぎて大量に余らせてしまったときは、自己責任で売り切れといった感じです。

やま
やま
最初から無理ゲー感が漂っていて、しかも言い訳することはできません。

わたしはかなり派手にやらかしましたが、大なり小なりみんなたどっている道だと思います。

やま
やま
ゾッとするような経験ですが、だんだんと慣れていきます(あるいは麻痺しているのかもしれません)

配送品の梱包でハサミが紛れ込んでしまう

客がものすごい剣幕でやってきて、いまにも怒鳴り散らす勢いで店頭にやって来た…。

話をよく聞いてみると注文した配送品の中に、ハサミが紛れ込んでいた…。

非常に危ないし、子どもが触れて怪我をしたら、一体どうしてくれるのか?

客が持ってきたハサミを見てみると、確かに日頃から店頭で使っているものでした。

 

どうやら配送品を梱包するさいに、ハサミが紛れ込んでしまったようでした。

誰が梱包をしたのか…、なぜ紛れ込んでしまったのか…、詳しく調査しました。

パートナーさんのミスであることが発覚したのですが、無闇に攻めることもできません。

明日は我が身なので気を引き締めていくしかない…、そんな怖い経験でした。

わたしが起こしたことではありませんが、いまでもときどき思い出します。

やま
やま
客に迷惑をかけること、信頼を失うことこそがもっとも怖いことだと改めて感じます。

棚卸であり得ない成績を出してしまう

半期に一度行われる棚卸で、とてつもない成績を出してしまった…。

百貨店に勤めて何度も棚卸しをしていますが、いつも結果を見るのはドキドキします。

数字が悪いということは管理体制に問題がある、そう認定されてしまいます。

どんなに入念に準備をしても、最後は神頼みするしかありません。

 

一度、棚卸で60万円の黒という、あり得ない成績を叩き出してしまいました。

疑惑の目を向けられても不思議ではない、極めて深刻な事態です。

わたしの上司はその日から、過去に遡ってすべての帳簿を調べることになりました。

休み暇なんてまったくなく、疑惑が晴れるまでずっと追いかけ続けていく…。

やま
やま
わたしは責任者ではなかったのですが、自分の係が大変なことになっているのを見てすごく胸が痛みました。

会社組織にいるとこれでもクビにならないので、こういったところは日本の会社の良い部分だと思います。

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失敗を避けて通るなんて不可能である

仕事には常に失敗が付き物であり、いちいち落ち込んでなんていられません。

結局は失敗とうまく付き合う方法を、模索するしかないのだと思います。

・同じ失敗を繰り返さない

・失敗を糧にして次に進んでいく

人はとても弱い生き物で、痛い目を見なければ成長することができません。

自分が間違っているかもしれないと想像し、絶対に正しいと意地を張らない…。

 

裏を返せば失敗から学べることは山のようにあり、それは成功と紙一重だったりします。

挑戦していくことをあきらめず、失敗を素直に受け入れていく…。

わたしはこれから先も、そういった姿勢を忘れずにいたいと思っています。

失敗は学びの場だと受け止めて、次につなげていきたいと思う所存です。

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