国立国会図書館関西館(京都)に初めて行ってきました。
わたしは本が好きで、大型書店とか大きな図書館に行くと、テンションが上がります。
実際に足を運んでみるととてつもない大きな館で、外から見る光景は実に壮観でした。
本や図書館が好きな人は、是非一度訪れて欲しいと思うスポットです。
国立国会図書館は18歳以上であれば、誰でも利用することができます。
わたしは土曜日に訪れましたが、人はまばらで非常に空いていました。
館内はとても静かで、集中して作業に取り組むことができました。
普段とは違った環境で作業をすることができて、とてもはかどりました。
国立国会図書館関西館(京都)に行ったときのレポートをお伝えします。
目次
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国立国会図書館関西館(京都)の基本情報について
国立国会図書館は東京永田町にある、国が管轄している唯一の図書館です。
日本で出版されたすべてを収集、保存している、と言われています。
東京本館は蔵書収容能力が限界になりつつあるため、新たに関西館を立ち上げました。
国立国会図書館関西館(京都)は、2002年に新たに開館した関西の館となります。
国立国会図書館関西館(京都)
開館時間:9:30~18:00
休館日:日曜日、祝日、年末年始、毎月第3水曜日
利用資格:満18歳以上
国立国会図書館関西館(京都)のアクセスについて
国立国会図書館関西館(京都)は、大阪と京都のちょうど真ん中あたりにあります。
それぞれ最寄り駅と路線は以下となります。
・祝園駅(JR学研都市線)
・新祝園駅(近鉄京都線)
・学研奈良登美ヶ丘(近鉄けいはんな線)
京都や大阪から最寄り駅まで、およそ30~40分ほどかかります。
さらに最寄り駅から約10~15分ほどバスに乗ったところに位置しています。
駅前は田舎ののどかな田園風景が広がっていて、すごくのんびりとした印象です。
東京は都心部に位置しているのに対し、関西館はかなり外れに位置しています。
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国立国会図書館関西館(京都)の様子について
国立国会図書館関西館(京都)を一言で言い表すと、とにかくきれいで広い!
隣にはサントリーの巨大な建物、近くには「けいはんな記念公園」という巨大な公園があります。
周辺にあるものがいちいちデカいというのが、この近辺の特徴です。
わたしは土曜日に訪れたのですが、人はまばらでかなり空いている印象でした。
入口には警備員が立っていて、体温チェックでカメラを用意していました。
申し込みカードの手続きをして、入退場の手続きをすることになります。
わたしは有効期限3年間使える登録利用者カードの申請を行いました。
・住所
・氏名
・電話番号
・メールアドレス
などひと通り記入をし、身分が証明できるもの(運転免許証)を提示しました。
私物バッグを持って入ることはできず、透明のバッグに入れ替えが必要となります。
100円のコインロッカーに荷物を預けて(帰りに100円は返却されます)、入館します。
パソコンは持ち込み可能で、実際に中で作業をすることができます。
コンセントもあり、公衆無線LANも備わっているので、便利に作業ができます。
館内は広くて作業できるスペースがたくさん用意してあります。
わたしは土曜日に訪れたのですが、人はまばらでかなり空いている印象でした。
書架においている本は自由に見れますが、それ以外の場合は申請が必要になります。
表に置いてある本は約12万冊ほどです。
地下2階~地下4階にある書庫には、およそ数百万冊が所蔵されているようです。
国立国会図書館関西館(京都)でできることを簡単にまとめてみました。
・地下書庫にある資料の取り寄せ
・資料の複写、プリントアウト
・新聞や判例のデータベースの無料閲覧
・洋雑誌などの電子ジャーナルの利用
・東京本館・国際子ども図書館にある図書の取り寄せ
国立国会図書館関西館(京都)を使ってみた感想は?
国立国会図書館は、古い資料など調べ物をするときには、もってこいだと思います。
何の目的もなくフラッと足を運んで楽しめるかと言うと、ちょっと厳しいかもしれません。
書架に本は並んでいるのですが、多くの本はカウンターに申請する形となります。
国立国会図書館は、事前に調べ物をきちんと精査してから行った方が良いと思います。
4Fはカフェテリアとなっていて、食堂&休憩スペースといった感じです。
会社の社員食堂といった趣きで、400~500円くらいで定食や麺類が食べられます。
営業時間は午前11時~午後1時30分と少しだけ短いので注意が必要です。
すぐ向かいにはスーパーのアピタがあるので、そちらで食べても良いかもしれません。
※この場合は国会図書館をいったん出る必要があります。
国立国会図書館を使う意味やアクセスの悪さなどを考えると、半日~1日は見ておいた方が良いと思います。
気軽に行くことができないので、明確な目的を持って行く場所といった感じです。
気軽に入ることができるので、すごくおすすめです。
国立国会図書館関西館(京都)の口コミ、評判は?
国立国会図書館関西館(京都)は、さまざまなつぶやきがされています。
国立国会図書館の関西館が精華町にあるのすごいわ。
— レトリバー・ゴールデン (@sungkunk0616) June 17, 2020
国立国会図書館の関西館、1回課題で行ったことあるんやけど、また行かなければならなくなりそう。
アクセスがなぁ…微妙なんよなぁ……— 朱(そお) (@sakura__0907) June 16, 2020
500万冊の書庫棟完成 国立国会図書館関西館の収蔵能力倍増、東京本館に匹敵 | 京都新聞 https://t.co/MvKDcPhcxt
かっけェーーーッッ
— 伏見堂 (@deza_FSM) March 19, 2020
国立国会図書館関西館の新・書庫棟。既存の地下3層600万冊分が満杯になってきたので地上6層500万冊分を増設。いわば書庫の外付けHDD pic.twitter.com/8yCfTsIMem
— shoken@ビル景 (@bbbuilding100) November 8, 2019
京都府南部の精華町に、美術館をしのぐレベルで心地良い図書館があります。その名も、国立国会図書館関西館!通常18歳以上の利用が原則の国立国会図書館関西館ですが、子どもと一緒に家族で参加できるガイドツアーが人気を呼んでいます。夏休みの日記・作文にいかがでしょう?https://t.co/tm2o6Ah1a7 pic.twitter.com/0YeV9Y2OZa
— KYOTOSIDE (@SideKyoto) June 14, 2019
国立国会図書館関西館(京都)が面白かった!
国立国会図書館関西館(京都)は、楽しい時間を過ごすことができました。
国立国会図書館で調べ物をすれば、おそらく分からないことはないと思います。
利便性が高いとは言えませんが…、目的を持って行くにはすごく良い場所です。
腰を据えてじっくり調べ物をしたいときは、これ以上にないところだと思います。
ただし情報というのは、必要なときに的確に取り出せてこそ意味がある…、とも思います。
グーグル検索を多くの人が利用しているのは、それだけ便利だからではないでしょうか?
国立国会図書館は、保存や収集することが目的と言えばそうなのかも知れません。
情報のあり方について、個人的にいろいろと考えさせられることも多い一日でした。
入館者カードも作ったので、今度はきちんと調べ物を明確にしてから、足を運びたいと思います。