アウトプットをすることによって、物事の上達速度が大きく変わります。
自己表現、伝える力、プロデュース力など、さまざまな力を鍛えることができます。
ところがアウトプットが苦手という人は、ものすごく多いのではないでしょうか?
日本は横並びの意識がとても強く、自分の意見をあまり口にしません。
意識して外に発信していかなければ、内なる想いを伝えることができないのです。
アウトプットは、普段から小出しにして積み重ねていくことが大切だと思います。
わたしが実践している、3つのアウトプットを綴ってみたいと思います。
目次
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アウトプットすることで初めて自分の身になる
わたしの高校時代の数学教師は、いつもこんなことを口にしていました。
数学の問題を解くとき、先生からやり方を聞いて、その場で理解することはできます。
しかし、いざ自分で問題を解くとなると、全然うまくいかないことが多いのです。
頭で分かったつもりになっていても、それを理解して使いこなすことができない…。
これはアウトプットに関しても、同じことが言えるのではないでしょうか?
ビジネスセミナーに参加しても、聞きっぱなしで終わってしまう人は多いです。
自分の中にしっかりと落とし込み、フィードバックするまでが学習なのだと思います。
アウトプットを意識することは、自身の成長のための大切な心構えなのです。
アウトプットが苦手な人にありがちな3つの欠点
アウトプットが苦手な人は、発信することがあまり得意ではありません。
普段から自分の思いの丈を外に出していないと、いきなりやるのは非常に難しいです。
アウトプットが苦手な人にありがちな3つの欠点について見ていきます。
自分の発言に自信がない
アウトプットが苦手な人は、自分に自信がなくて悶々としている人が多いです。
誰かに何かを伝えることに意識が向かず、自分のことばかり気にしがちです。
常日頃からアウトプットを意識して、小さく練習するのがもっとも良い方法です。
自信が付けば説得力が増し、やがて周りが話に耳を傾けてくれるようになります。
自分を大きく見せようとする
アウトプットが苦手な人は、周りとの距離感がうまく掴めない人が多いです。
必要以上に自分を大きく見せようとして、どうしても格好つけてしまいがちです。
背伸びして自分を大きく見せたところで、何か得になることはありません。
演出は後回しにして、まずは等身大の飾らない自分を見せるのが一番です。
人の目や周囲の評判を気にする
アウトプットが苦手な人は、周囲の評判をやたらと気にする人が多いです。
自分が発信したことに対し、どう見られているかを不安に思ってしまいます。
意見を言われるというのは、裏を返せば相手に届いているということです。
自分の意見を曲げずに、しっかりと押し通すことが大事なのだと思います。
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アウトプットで得られる3つの効果
アウトプットを意識することによって、さまざまなメリットが得られます。
3つの効果について見ていきます。
人に伝える力が身につく
アウトプットをすることで、自分の考えを人に伝えることができます。
確実に相手に伝わるように、さまざまな考えをめぐらせるようになります。
相手に良い影響を与えて、深い仲になることがあるのかもしれません。
自分に自信を持つことができる
アウトプットを繰り返しているうちに、自分に自信を持つことができます。
自身を持つと魅力的に映り、人が集まってくるようになります。
自分が発信元となって、周りに良い影響を与えられるようになるのです。
人と人との違いが分かる
意見を擦り合わせなければ、相手の考えていることはなかなか分かりません。
アウトプットをすることによって、最初のきっかけになることができます。
自分の意見と相手の意見を交わすことで、違いが分かるようになるのです。
アウトプットに関する誤解について
アウトプットを怠っている人の中には、自分を正当化しようとする人がいます。
目立ちたがり屋、口先だけの人、自己承認欲求が強い人…。
人のことを揶揄し、いまのままでいいというのは、悪しき現状維持思考だと思います。
アウトプットは常に意識しておかないと、あとあと面倒になってやらなくなります。
小さくても良いので、一歩ずつ着実に前に進んでいく…。
積み重ねることで、やがて大きなものへと変わっていくように思います。
アウトプットに性格は関係ない!
アウトプットをしない理由として、内気な性格を挙げる人がいます。
自分は引っ込み思案とか、意見を言うのが苦手、という人は非常に多いです。
ただアウトプットは性格の問題ではなく、日頃の練習や訓練がほとんどです。
自分に合った方法を見つけて、少しずつ取り組んでいくのが何より大切だと思います。
アウトプットに使える5つの方法について
アウトプットを効果的に実践する方法として、以下のようなものがあります。
・SNSで発信
・ブログを書く
・ノートにメモをする
・あった出来事を人に話す
・セミナーで質問をする
人によって向き不向きがあるので、どの方法が良いかを模索すると良いと思います。
わたしの場合、文章を書くというのが、もっとも自分に合っています。
伝えなければ無いのと一緒
自分の胸の内の打ち明けなければ、それは無いもの同然になってしまいます。
ロックバンドのチャットモンチーの歌に、以下のような歌詞があります。
アウトプットを疎かにして、人に伝えることを辞めてしまうのは得策ではありません。
いろんな情報が飛び交っている中で、大勢の中に埋もれてしまうのです。
特別なことをしようとして、気負う必要はまったくないと思います。
世間話をするような普通の感覚で、話してみるのが何よりも一番です。
アウトプットを習慣化して未来を切り開く!
多くの人はインプットに熱心ですが、アウトプットに意識が向いていません。
アウトプットを習慣づけることにより、一歩前に進むことができるのです。
1年後や3年後に、明るい未来が切り開けるようにしていく…。
本記事が自己実現の第一歩として、役立つことができれば幸いです。