自分でブログを書くようになって、いろいろと読み漁るのが趣味となりました。
個人の経験が反映されたもの、変わったネタを扱っているもの、は特に楽しいです。
もともとは人のブログを読むことには、一切興味がありませんでした。
ブログなんてどうせ個人の日記でしょ!と思っていたのが正直なところです。
その頃のわたしは、ブログの楽しみ方をちゃんと分かっていませんでした。
人のブログを読むようになってから、だんだんと面白さが分かってきました。
今回わたしの大好きなブログ6選として、好き勝手にブログを論評してみました。
ここで紹介するブログは、すべてネットやSNSで見つけてきたものです。
企業が運営しているブログもあれば、個人で運営しているブログもあります。
扱っている内容はそれぞれまったく違っていて、まるで一貫性はありません。
とてつもない成果を出している人もいれば、まったく有名でない人もいます。
有名とか無名ではなく、自身の経験に基づいた発信が面白いと感じています。
運営している人とはまったく面識がありませんが、勝手に親近感が沸いています。
わたしの好きなブログ6選について見ていきたいと思います。
目次
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ブログやYouTubeはインディーズバンドと同じ!?
ブログやYouTubeには、どういった面白さがあるのでしょうか?
YouTuberについてすごくしっくりくる説明があったので、紹介したいと思います。
YouTubeで政治評論を行っているKAZUYAさんは、以下のように例えています。
どんなに小さなニーズでも、応援してくれる人やファンになってくれる人が一定数必ずいて、面白がってくれる…。
わたしにとってインディーズバンドの例えは、ものすごく納得のいく説明でした。
この例えはYouTubeに限らず、ブログにも当てはまることだと思います。
ブログやYouTubeは、紙媒体やテレビなどに比べると圧倒的にマイナーです。
しかし、きめ細かいニッチな需要に応えていて、視点がすごく面白かったりします。
既存の媒体よりも距離が近く、共感しやすかったりするのです。
ブログは誰でも気軽に発信できて、多くの人に瞬時につながることができます。
ニッチなニーズを掘ることにも、マスに訴えかけることにも、両面に長けています。
いつかインディーズバンドからメジャーへと駆け上がってみたい…。
ブログの山はすごく険しい道ですが、ひそかにそんな願望を抱いたりします。
わたしの大好きなブログ6選!
わたしの大好きなブログ6選を選びました。
こべるん
わたしが会社員時代に読んでいた、唯一のブログは「こべるん」です。
神戸の街並みの変遷を記したブログは、さながら資料館のようになっています。
そごう神戸に対する考察について、ものすごく興奮して読んだ覚えがあります。
下記の記事は自分のことを預言者か?といった具合に、少し大風呂敷を広げています。
しかし大げさでもなんでもなく、筆者の分析は極めて説得力がありました。
三ノ宮駅前開発は現在進行形で進んでいて、これから神戸の街がどうなっていくのか?
そのリアルな様子が伝わってきて、いろいろと想像するのが楽しいブログです。
運用は10年を軽く超えていて、特化で圧倒的に突き抜けているブログだと思います。
吊られた男のブログ
「吊られた男のブログ」は、インデックス投資を中心にお金について綴っています。
外資系製薬会社に勤めている、30代サラリーマンの男性が運営しているブログです。
2010年代前半から独立系投信が次々と誕生して、一部で盛り上がっていました。
しかし財務状況を見てみると、ほとんどが赤字だったことが分かります。
2012年のかなり古い記事ですが、引用してみます。
>生き残る独立系投信会社、死にゆく独立系投信会社(各社の経営状況)
独立系投信は取り組みが素晴らしいですが、経営的にはかなり厳しい…。
そんな実態を見事にまとめていて、すごく調べているな~と感心しました。
2020年には絶好調だったはずの(?)ひふみ投信が、SBIに買収されました。
今後、独立系投信のあり方も、大きく変わってくるのかもしれません。
投資についてあまりに豊富すぎる、圧巻のコンテンツ内容となっています。
インデックス投資を長期で運用することの威力が、本当によく分かります。
さんち
「さんち」は中川政七商店が運営している、オウンドメディアです。
旅と工芸を組み合わせたコンセプトは、個人的にすごく面白い取り組みだと思います。
「さんち」では、さまざまな地方や職人の取り組みのリアルを伝えています。
工芸は古臭いものに見られがちですが、時代に合わせて着実に進化しています。
わたしはリアル店舗の中川政七商店のファンですが、「さんち」もすごく面白いです。
わたしが百貨店に勤めていたときの取引先なので、とても親近感があります。
めんおうブログ
めんおうさんはブログよりも、ツイッターの活動で知っている人が多いと思います。
ツイッターで4万人を超えるフォロワーがいる、ものすごい人です。
いわゆるインフルエンサーという枠に、入るのかもしれません。
でもよくいるインフルエンサーとは一線を画している、と思います。
断トツのフォロワーを抱えている人は、どこか共感できない部分があります。
・自己承認欲がやたらと強そう
・炎上を狙ってアンチを徹底的に叩く
・やたらと有益情報を強調する
あまりに有益有益と言われると、疲れるというか肩が凝るというか…。
気軽につぶやくのがツイッターでしょ!と勝手に感じてしまったりします。
めんおうさんの言葉には温かみがあって、スッと心に入ってきます。
経歴がすごくて、ものすごく優秀な人なのだと勝手に想像しています。
ブログの内容はバラエティ豊かで、自身の思いを率直に綴っています。
ブログ界隈の有名人と積極的に絡んでいて、インタビュー記事も多数行っています。
ブログは非常に読みやすくて、いろいろと勉強になることが多いです。
マクリンさん
ブログをやっている人の間では、超有名人であるマクリンさんのブログです。
ガジェットブロガーとして有名ですが、わたしは正直、ガジェットは得意ではありません。
マクリンさんのブログで面白いのは、仕事論を綴った「はたらきマクリン」の方です。
マクリンさんは、ブログですごい人というのが一般的な評価かもしれません。
ブログやYouTubeを見る限り、リアルにすごく仕事ができる、優秀な営業マンなのだと思います。
そうでなければ、SNSで転職なんていうレア体験をすることはできません。
「はたらきマクリン」の中で、わたしが特に好きなのは免停を食らった話です。
運転が苦手なのに、なぜか2県を担当して1ヶ月で4000キロ走っている…。
ほかにはない独自の経験というのは、こういうことなのだな~と、改めて思います。
わたし個人としては、ガジェットよりもこういった話がもっと聞きたい…。
ブログで圧倒的な成果を出していますが、読み込むとその意味がよく分かります。
ガジェットも素晴らしいですが、個人的には「はたらきマクリン」を勝手に応援しています。
矢駒さん「人生再出発!」
矢駒さんは税務署で働いたのちに、ブログやライターとして活動をしています。
公務員として働いたときのリアルな体験を、飾らない言葉で率直に綴っています。
税務署というのはわたしにとって、まったく関わりのない未知の場所です。
税務大学校で勉強する内容や、寮生活のリアル様子などは、非常に興味深いです。
>税務大学校ってどうなの?税務職員採用なら最初に1年間は寮生活!
税務署の仕事は想像しにくいですが、けっこう大変な様子が伝わってきます。
>仕事の不満が慢性ストレスを起こし身体を壊した【税務署職員歴史6】
元国税職員の舞台裏と称して、税務調査の実態を伝えている様子もとても面白いです。
知らない世界が垣間見えるというのが、ブログの面白さの1つのように思います。
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定期的に読みたいブログをもっと増やしていきたい!
わたしはブックマークしているブログが全部で200くらいあります。
定期的にサイトを訪問して、勝手に記事を楽しんでいます。
ブログはマスに訴える手段として有効ですが、ニッチなニーズも絶対にあります。
もっといろんなブログを楽しんでいきたい…、そんなことを思う次第です。