会社の飲み会で楽しい気持ちになれるのはほんの一部の人だけです。
酒の席でしか自分を出せない人、酒の力を借りて強気になる人など、あまり力を発揮して欲しくない人が、思わぬ活躍をするのです。
もちろんちゃんとしたマナーで、楽しくお酒を飲む人もいます。
ただし会社の飲み会で、生産性が高くて深い話ができるなんてことは、ほとんどありません。
会社の飲み会なんてお金と時間の無駄、若者の多くはそう感じています。
会社の飲み会なんてできれば行きたくない、行ってもほとんど意味がない、若者の意見はテレビの特集などで頻繁に取り上げられています。
わたし自身、飲み会で良い思いをしたことは、一度もありません。
若手の場合は幹事をやらなければならず、店の手配から人数の確認、当日の司会進行など、その働きぶりは業務そのものなのです。
出席予定だった人が急に来なくなって、しかも支払いをしないので、やむなく立て替える、そういったトラブルも普通に起きるのです。
ただし、会社の飲み会がすべて無くなればいいかと言うと、そうとも思いません。
何かの節目に集まって、会社の仲間と親交を深めるのはとても大切だと思います。
意味がないから辞めちまえ、という意見については、反対の立場です。
飲み会はそもそも好きとか嫌いという問題ではなく、業務だという考えなのです。
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会社の飲み会で深い話になることはない
ネットのニュースで、テレビ局の飲み会の様子が取り上げられていました。
女子アナは接待要員として駆り出される、という意味合いのことが綴られていたのです。
テレビ局としては、取引先を交えた飲み会の席において、女子アナは大きな武器です。
特に重要な取引先の場合、キレイな女子アナをたくさん呼べば、相手は必ず喜んでもらえます。
華やかな世界の裏には、こんなことも行われるのかと、妙に納得してしまいました。
女子アナからすれば、迷惑以外に何者でもありません。
会社の偉いおじさんたちが、自社の社員を私物化しているという見方もできるでしょう。
しかし一方で、女子アナはいろんなところでチヤホヤされるなど、得している面も多いと思うので、一概に言い切ることはできません。
ここでハッキリと言えるのは、飲み会の席で行われているのは、その程度のことだということです。
会社の飲み会が楽しいのは一部の人だけ
会社の飲み会を楽しんでいるのはごく一部の人だけです。
楽しい思いをしている人は自分が楽しければ良いという人ばかりで、周りが楽しんでいないことは、ほとんど気に留めません。
会社飲み会は1割の楽しい人と、全然楽しくない人に分かれています。
若手に限らず年配の人も、気を遣うばかりでほとんどが楽しくないのです。
そんな飲み会なんて辞めてしまえ、という意見があるのはもっともです。
しかし、節目の時しか開かれない飲み会さえ行かないとなると、一体何のために組織にいるのでしょうか?
飲み会に行きたくない気持ちは分かりますが、辞めるというのは違うと思います。
飲み会は業務の延長なので、おとなしく従うのが筋というものです。
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会社の飲み会を嫌がる若者は当然!上司も同じ気持ちを抱いている!
会社の飲み会に行きたいという若者はかなり奇特な人だと思います。
単純にお酒の席が楽しいとか、周りが楽しんでいる雰囲気を見るのが楽しい、といった人はいると思いますが、若者が行ってもほとんどメリットはありません。
しかし同じようなことは、上司も考えています。
むしろ気を使われる上司の方が、どう振る舞って良いか困っているのです。
会社の中では決められた役割の中で行動すれば良いのですが、一歩外に出るとその振る舞いに困ってしまうのです。
肩書きが無くなると、困ってしまうのは、往々にしてよくあることです。
部下は上司の意向に従えば良いので、むしろラクとさえ言えます。
飲み会に行きたくないのは、若者よりも上司の方が気持ちは強いとさえ思うのです。
若者が行きたくなる飲み会は「尊敬できる人がいる」
すべての飲み会がつまらないかと言うと、決してそうではありません。
尊敬できる上司がいて話を聞きたいと思う場合、むしろ行きたいと思うのです。
仕事では立ち入ったことが聞けない場合も、飲み会の席では聞くことができます。
尊敬できる人の新たな一面が見られるのは、飲み会の良いところなのです。
翌日にはみんな忘れているから気にしなくてOK!
会社の飲み会のことなんて、次の日になれば誰も覚えていません。
飲み会が苦痛であれば、電車がないとか明日予定があるとか適当に言って、途中でサッといなくなれば良いのです。
誰がどんなことをしていた、酒の席を詳細に把握している人なんて1人もいません。
飲み会はあくまでその場限りのものであり、後を引くものではないのです。
飲み会での振る舞いなんて評価の対象にならないので、気にする必要はありません。
普段の仕事をきちんとしていれば、何の問題もないのです。
会社の飲み会は業務の一環である!
会社の飲み会は気持ちの問題ではなく業務なのです。
お金と時間の無駄という言い分は、わがままに捉えられる可能性があります。
業務なのだから黙々とこなすのが、1番の方法です。
組織に属している以上、飲み会がイヤというのは通用しません。
飲み会は大人の社会勉強なので、黙って受け入れるのが良いと思うのです。