「夏祭り」は世代を越えた支持を集めていて、後世にまで語り継がれる稀代の名曲、ではないでしょうか?
夏の花火を観に行くときの胸踊る体験というのは、誰もが一度や二度、経験のあることだと思います。
「夏祭り」について多くの人が知っているのは、おそらくホワイトベリーのカバーではないでしょうか?
実は「夏祭り」には続きがあって、アンサーソングとも言える、まったく別視点から綴った曲が存在しています。
稀代の名曲「夏祭り」の続きというのは、果たしてどういったものなのでしょうか?
ジッタリンジンの「夏祭り」と、そのアンサーソングについて見ていきたいと思います。
目次
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ジッタリンジン「夏祭り」の基本情報について
1990年、ジッタリンジンは「夏祭り」をリリースし、たちまち人気を博することになりました。
ただし一般的に広く知られるようになったのは、それよりもっと後になってからのことです。
2000年に発売したホワイトベリーの「夏祭り」は、累計65万枚の大ヒットを記録しました。
「夏祭り」と言えばホワイトベリーというのは、多くの人の認識なのだと思います。
ホワイトベリーの大ヒットにより、「夏祭り」は誰もが知っている超有名曲となりました。
男の子の淡い恋心をつづった歌詞は、いつまでも色褪せることのない珠玉の名曲です。
君がいた夏は 遠い夢の中
空に消えてった 打ち上げ花火
ゲームセンターにある「太鼓の達人」や、甲子園のときの演奏など、いまも夏を彩る定番の曲となっています。
ジッタリンジン「夏祭り」のYoutube 動画について
ジッタリンジンは活動休止をして久しいですが、2019年に公式YouTubeチャンネルを開設しました。
公式チャンネルには、PV(プロモーションビデオ)とライブ映像、2つの動画があります。
「夏祭り」のPV
「夏祭り」LIVEバージョン
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ジッタリンジン「夏祭り」には続きがある!アンサーソングについて
ジッタリンジンの「夏祭り」には、続きがあることをご存知でしょうか?
2010年にジッタリン・ジンは、新たに「なつまつり」としてリリースしました。
「なつまつり」は、音楽配信で限定で聴くことができます。
※現在は終了してしまったみたいで、残念ながら聴くことができません。
従来から広く知られている「夏祭り」は、男の子の淡い恋心を綴ったものでした。
新たにリリースした「なつまつり」は、曲はまったく同じなのですが、女の子側の気持ちを綴った歌詞となっています。
「夏祭り」に対しての、アンサーソングのようなものになっているのです。
アンサーソング「なつまつり」の歌詞をたどってみる
アンサーソングである「なつまつり」の歌詞を引用してみます。
君がいた夏は 遠い夢の中
空に消えてった 打ち上げ花火
浴衣の帯が結べなくて 洗い髪も乾かないまま
慣れない鼻緒で少し急いだ
「怒ってるの?」何も言わずに ポケットに手を入れながら
歩き出す君の横顔覗いた
君がいた夏は 遠い夢の中
空に消えてった 打ち上げ花火
かじりついたりんご飴で 口のまわりが赤くなってる
ハンカチ出そうと探したけど
射的で取ったおもちゃの指輪 ながめた後で恥ずかしそうに
つぶやいた声がざわめきにとけた
君がいた夏は 遠い夢の中
空に消えった 打ち上げ花火
鳥居をくぐり薄暗い中 願いをかける鈴が響いて
なぜかおかしくて二人で笑った
線香花火 最後の一つ
丸くなるのをぼんやり見てた
好きなんて言えばこわれそうで
君がいた夏は 遠い夢の中
空にきえてった 打ち上げ花火
君がいた夏は 遠い夢の中
空に消えてった 打ち上げ花火
「なつまつり」を実際に聴いてみると、ガラリと印象が変わります。
「夏祭り」は、男の子のドキドキを歌詞に乗せていましたが、「なつまつり」を聴くと、女の子もまた同じくらいドキドキした様子が伝わってきます。
ジッタリンジン派とホワイトベリー派論争!
「夏祭り」と言えば、必ずジッタリンジン派か、ホワイトベリー派かといった論争が沸き起こります。
「夏祭り」と言えば?
ジッタリンジン派vsホワイトベリー派論争
最終決戦!— ハデース (@hadesu_san) October 15, 2019
この時期になると
「夏祭り」をよく聞くようになる「ホワイトベリーの夏祭りいいよね〜」
という問いかけに対して「夏祭りはジッタリンジンでしょー」
というこだわり満点、音楽マウンティングで返答すると
年齢がバレるだけなので注意した方がいい。— イチ (@u_1ch1) July 23, 2019
「夏祭り」の元祖はジッタリンジンですが、大きく売れたのはホワイトベリーです。
わたしのざっくりした解釈は以下となります。
ホワイトベリー⇒全体的に若い、勢いがある。
ジッタリンジン⇒素朴な情緒、味がある。
それぞれに個性があって、存分に持ち味を発揮していると思います。
ジッタリンジンは、間奏の部分の破矢ジンタさんが鳴らすギターソロが、大変素晴らしいです。
本家のジッタリンジンも大変素晴らしいですが、ほかのアーティストがカバーを出すことによって、新たな魅力が発見できます。
「夏祭り」という曲の偉大さが、はっきりと明るみになるように思うのです。
ジッタリンジン「夏祭り」の口コミ、評判は?
ツイッターでも、論争が繰り広げられています。
「夏祭り」と言ったらジッタリンジンだろうがーーー!!!!!!
— ちいぼぼ⚡︎モーレツアタック (@chii_bobo___) August 24, 2019
夏祭りはホワイトベリーのおかげでメジャーな歌になったけど、自分はやっぱりジッタリンジンのオリジナルの乾いたドラムと無気力に聴こえるようなボーカルがダイスキなのである
— アキヅキダイスケ (@akizukid) October 17, 2019
ジッタリンジンの夏祭りって、真冬の雪が降る日に聴いても夏が終わってしまった寂しさを感じる稀有な曲だと思う。
— duck🦆 (@kytsn610223811) September 20, 2019
夏の終わりに聴いていると自分の人生にはこんなことはなかったのに胸がキュンとなる曲。#ジッタリンジン #夏祭り #渡辺美里 #サマータイムブルース
— オニギリジョー (@Toshi626262y) August 26, 2019
(突然だけど)
ジッタリンジンの夏祭り聴きてえなぁ #ジッタリンジン #夏祭り— YUTAKA (@yutaka0723) August 13, 2014
ジッタリンジン「夏祭り」のアンサーソングを聴こう!
「夏祭り」は誰もが知っている超有名曲ですが、アンサーソングがあることについては、多くの人が知りません。
曲はまったく同じなのですが、歌詞が全然違うので、新たな発見をすることができます。
「夏祭り」が好きな人には、是非、女の子バージョンの「なつまつり」も聴いてみてはいかがでしょうか?
※追記 「なつまつり」はアマゾンミュージックなどで聴けたのですが、いつの間にかなくなってしまいました。非常に残念です。ファンとしてはCDの限定販売を望んでいます。