ジッタリンジンのファンにとって、嬉しいニュースが入ってきました!
ジッタリンジンのベストアルバム『8-9-10!!!(Ver.3)』のリリースが決定したのです!
今後、なかなか動きはないと思っていたので、これは思いがけない朗報でした。
本人たちが関わっているのか、レコード会社が主導しているのか…。
詳しいことは分かりませんが、それでも新しいアルバムが出るのは素直に嬉しい!
ベストアルバムの選曲については、これまでもいろいろと思うことがありました。
本記事では、ベストアルバム『8-9-10!!!(Ver.3)』のラインナップを見ながら、選曲について考察してみました。
追記:2021年3月10日、公式YouTubeに発売の告知動画がアップとなりました。
追記:2021年3月17日『ラベンダー』とともに、新たに公式動画となりました。
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ジッタリンジンのベストアルバムの軌跡
ジッタリンジンは、これまでにもベストアルバムを発表しています。
1999年…『8-9-10!!!』
2007年…『8-9-10!!(Ver.2)』
2021年…『8-9-10!!!(Ver.3)』
非常にゆったりとしたペースですが、それでも発売するのは素直に嬉しい!
もし(Ver.4)が出るとすれば、2030年頃になるのでしょうか?
アルバムジャケットのデザインを手掛けているのは、久保誠二郎さんです。
キャラクターデザイナー/イラストレーターとして活躍しています。
>SEIJIRO KUBO 公式HP(ジッタリンジンのページ)
これまで発売したジャケットの雰囲気を、今回もそのまま踏襲しています。
カウボウイ姿で焚き火をしている様子が、ものすごく可愛らしい!
思わずジャケ買いしたくなるような、愛らしさと魅力に溢れています。
ベストアルバム『8-9-10!!!(Ver.3)』の選曲について
1~10曲目までは、これまでのベストアルバムと、同じ顔ぶれとなっています。
- エヴリデイ
- SINKY-YORK
- アニー
- 相合傘 ~Album Ver.
- プレゼント ~Album Ver.
- プリプリダーリン
- にちようび ~Album Ver.
- 夏祭り
- バイバイハニー
- 帰っておいで
なぜこういった構成になっているのか、詳しいことは分かりませんが…。
初期の代表曲をバランスよく網羅していて、まあまあ良いラインナップです。
もしわたしが選曲して良いのであれば、以下のあたりを入れたいところですが…。
・なによ!
・トレイン・トレイン
・BABY BABY
ジッタリンジンは、初期よりも後期の方が圧倒的に優れた曲が多いです。
ベストアルバムを3枚も出していて、なぜこの構成なのか?疑問は尽きません。
『8-9-10!!!(Ver.3)』の肝となる、後半の10曲は以下のとおりです。
11.一人きりのクリスマス ~Album Ver.
12.PLEASE DON’T CRY
13.週間天気予報
14.夕暮れ
15.知らない街へ
16.一番鶏
17.雨上がり
18.君とどこまでも
19.陽炎
20.ラベンダー
ラインナップをひと目見て思わず、ウーン、と唸らずにはいられません。
「一人きりのクリスマス」「週間天気予報」「雨上がり」あたりは、順当だと思うのですが…。
それ以外については、あえて良い曲を外しているのかな?なんて勘ぐってしまいます。
見方によっては、各アルバムからバランスよく選曲している、というのが読み取れますが…。
でも一方で、それは絶対に違うだろ!といった思いが、捨てきれずにいるのです。
例えばアルバム『カランバ!』からは、「陽炎」が入っているのですが…。
そこは誰がどう考えても、絶対に「指輪」か「ひまわり」でしょ!!
また、アルバム『TENTASTIC!』からは、「知らない街へ」が入っています。
これももちろん素晴らしい曲なのですが、ほかにも良い曲があるはずです。
「CALL ME」「ガラクタの恋」「10月のベレット」などなど…。
一般的な感覚を持って選曲すれば、絶対にこのあたりになると思いますが…。
そして今回、またしてもベストから漏れてしまった、3つの名曲があります。
これらはなぜベストに取り上げないのでしょうか?正直言って、謎は深まっていくばかりです。
もし本気で選んでこれらを外しているのであれば、あまりにセンス無さすぎです。
誰が選曲しているのか分かりませんが…、これは絶対に無い!無い!無い!
大人の事情が絡んでいるのか?本当にすごい名曲は表に出したくない性分なのか?
レコード会社に突撃インタビューを敢行したい!それくらいのレベルです。
ボーナストラックについては、これを書いている時点でまだ発表していません。
これまでの流れから行くと、おそらくファン限定曲からになると思います。
わたしの予想では「ラベンダー」「恋のルアー」「なつまつり」あたりでしょうか?
追記:ボーナストラックは「ラベンダー」となりました。歓喜!
この枠については、(Ver.1!)(Ver.2!!)の両方とも本当に素晴らしい曲でした。
個人的には、今回のベストアルバムで、もっとも楽しみな部分です。
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またしても選曲に疑問が残るアルバム
新しいベストアルバムが出るのは、ファンとしては素直に嬉しいことです。
ただし今回の選曲についても、かなりいろいろと思うことがあります。
現在、後期のオリジナルアルバムは絶版状態で、普通に聴くことができません。
「市営プール」「月夜の散歩道」「黄昏」などに、アクセスすることができないのです。
これだけでもかなり異常事態なのですが、さらにはベストアルバムにも収録していない…。
なぜこんな選曲になってしまうのか?正直言って、かなり理解に苦しみます。
いまはサブスク全盛の時代で、誰もが簡単に音楽にアクセスすることができます。
若い人が古い音楽もフラットに聴ける、非常に素晴らしい環境にあるはずなのです。
それなのに、なぜわざわざあえて遠ざけるようなことをするのでしょうか?
ここまでくればわざと外している?としか思えない状況となっています。
表向きはベストアルバムなのですが、本当の意味でベストではありません!
ファンからすれば、あれもない!これもない!そういった内容なのです。
ベストアルバムの発売は素直に嬉しいですが、ファンとしては少しモヤモヤします。
ジッタリンジンの良さが、もっと多くの人に伝わって欲しい!
もし本気でそう思っているのであれば、もっと良い選曲ができるはずだと思います。
端から見ている側としては、そんなことを思わずにはいられないのです。