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政治・経済

原英史さん提唱 鉄のトライアングルの次「新・利権トライアングル」

テレビの報道番組を見ていると、野党は一方的な政権批判ばかりだと感じることはないでしょうか?

権力を監視することはとても大事ですが、一方で、自分のことを棚に上げている感じもゼロではありません。

なぜそういった報道ばかりが繰り返されるのか?わたしは偏ったメディアの姿勢にずっと疑問を持っていました。

ずっと心のモヤモヤがあったのですが、ある時、スッキリさせてくれる解説と出会ったのです。

 

野党は文句ばかりで生産的な議論は一つもない…、なぜそんなことばかりを繰り返すのか?

その裏にはズブズブの癒着関係があって、利権を守るために密接に繋がっているのです。

彼らが展開している批判は、あくまでポーズ、やっている感であり、実際は政権を取ろうなんて考えていません。

頼むからちゃんと日本のために働いて欲しい!そんな風に願わずにはいられないのです。

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鉄のトライアングルについて

癒着構造を言い表すものとして、「鉄のトライアングル」といった言葉があります。

岩盤規制を守るために、政財官(政界、財界、官界)の3業界の癒着構造を表しています。

鉄のトライアングルは政財官(政界、財界、官界)による癒着構造のこと

彼らは既得権を守るために、3業界が一体となって新興勢力を阻みます。

新しくて勢いがあるもの、自分たちを脅かす可能性があるもの…。

こういったものに対し、業界を越えて強固に結びつくことで、自分たちの利権を守っているのです。

新たな鉄のトライアングルの誕生

文筆家の原英史さんは、現代は新たな三角構造が構築されていると言っています。

旧来の「鉄のトライアングル」に加えて「新・鉄のトライアングル」なるものが生まれている、と言います。

わたし自身、この解説を聞いて、いろんなことがひどく納得できました。

昨今の政治の足の引っ張り合いは、目に余るものがありますが、原英史さんの説明を聞くと、ものすごく合点がいくことばかりです。

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新・鉄のトライアングルの利権構造について

新・鉄のトライアングル は、下記の3つによって成り立っています。

・業界/役所(利権を守りたい人たち)

・マスコミ

・野党

業界/役所の人たちは、政治に何か怪しい動きがあると、マスコミにリークします。

マスコミはそれを大きく取り上げて、それを元に野党がギャーギャー騒ぐのです。

わたしは、野党が騒ぎ立てることはいつも、的を外したものばかり、だと感じていました。

そういったことを一生懸命やっているのは…、こういった流れがあるのか、とひどく納得しました。

野党とマスコミは国民に呆れられている!

多くの人はこういった構造に対して、薄々気づいているのではないでしょうか?

野党が繰り広げる批判はいつも的外れ、マスコミが騒ぎ立てることはいつも些細なこと…。

そんなことを繰り返しても支持率は上がらないし、まして政権交代なんてあり得ません。

足を引っ張る議論に終止するのではなく、国を良くする政策を提言して欲しいものです。

 

本来、野党の役割は、既存の政治にメスを入れて、改革をしていかなければならない側です。

しかしいまの政治は、与党の方がずっと、物事を前に推し進めているように思います。

与党と野党を見ていると一体どちらが既得権者なのか、よく分かりません。

与党の人たちも、腹の中で意味のない批判だと、思っているのではないでしょうか?

野党に情熱が感じられない!形だけの政治ごっこは止めて欲しい!

いまの野党には本気で政治を変えようという意気込みは感じられません。

当たり障りのない批判ばかりを繰り返し、プロレスをしているようにしか見えません。

ただし、こういった利権構造が構築されているのであれば、理解できる部分もあります。

野党はもはや文句を言うだけの、既得権益側に成り下がっていると思います。

 

いまの野党には、本当にやりたいことなんてないのではないでしょうか?

与党の暴走、悪政を止める役割を果たさなければならないのに、やっていることは国民への意味のないパフォーマンスばかりで、かなり的外れだと思います。

自民党の政治はいろいろと問題が多く、しっかりと監視しなければなりません。

ただし現状においては、野党のほうがずっと闇が深いと思います。

政治は既得権益者たちの巣窟である!

政治の世界にいれば、当然、多くの付き合いやしがらみが存在すると思います。

政治家はそれを力に変えて、うまくコントロールしていかなければなりません。

政治家は既得権益者たちに巻き取られないように、しっかりと自制する必要があります。

派閥とか金満政治とかいろいろ批判されても、結局のところは、パワーゲームなのではないでしょうか?

 

いまの野党のやっていることは、お利口さんが集まった学級委員会レベルだと思います。

付き合いやしがらみをコントロールするには、圧倒的なパワーが必要です。

個人的には「クリーンな政治」なんて選挙で言っている人は信用できません。

政治家は、人の良さとか心の美しさだけで務まるものではないと思います。

 

政治は権力闘争であり、野に放たれたボス猿たちの覇権争いです。

狡猾さとか人を出し抜く力など、時として卑怯な手も必要になると思います。

多少強引でもいいから、物事を前に進めていく覚悟が大切です。

いまの政治を見る限りでは、与党の方がそれを実践できているように思います。

政治家に必要なのは圧倒的なパワー

政治に蔓延しているしがらみを、うまく束ねられる人はいないのでしょうか?

いまの政治に欠けているのは、独裁とも言える圧倒的なパワーだと思います。

橋本元大阪市長は、いろんな荒波を受けながらも役職をまっとうしました。

文句は聞いても最終的に決めるのは、政治家であり、政治的決断なのだと思います。

 

野党の批判を聞く限り、気に食わないものはすべて政権のせい、にしか聞こえません。

足を引っ張るだけの無意味な批判を繰り返しても、絶対に支持率は上がりません。

野党こそ、長いものに巻かれる政治を体現しているように思います。

もう少しまともな批判をして欲しい…、というのが正直な想いです。

原英史さんの著作は以下がおすすめです。よろしければご覧ください。

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