政治・経済

緊急発進の回数は?日本は毎日、中国やロシアから領空侵犯を受けている!

「日本が侵略されるかもしれない」と言うと、そんなことはあり得ない、トンデモ理論だ、なんて言う人がいるかもしれません。

しかしそれを否定する根拠は、一体どこにあるのでしょうか?

日本は現在進行形で毎日、領空侵犯という侵略を受けています。

あまりニュースになっていませんが、ごく当たり前のように繰り返し起きているのです。

 

防衛省統合幕僚監部は、緊急発進の状況について公表しています。

緊急発進は、領空を侵犯する恐れのある外国の航空機、戦闘機、爆撃機などに対して、要撃機を発進して退去の警告などを行う行為です。

その回数は、ここ数年で大きく増えているのです。

出典:防衛省統合幕僚監部 平成30年度の緊急発進実施状況について

平成30年度の緊急発進回数は999回でした。

これは1958年に対領空侵犯措置を開始して以来、過去2番目の多さです。

出典:防衛省統合幕僚監部 平成30年度の緊急発進実施状況について

緊急発進のうち、ほぼすべてがロシアと中国によるものです。

毎日のように領空侵犯を受けていて、日本が緊急発進して警告をしているのです。

出典:防衛省統合幕僚監部 平成30年度の緊急発進実施状況について

中国やロシアがどういった経路で侵入しているのかを示しています。

中国が沖縄付近を頻繁に飛び回っているのは、個人的にものすごく怖い感じがします。

1度や2度、間違えて入ってしまったのであればまだ分かりますが、現状は年に1000回近く、中国やロシアから領空侵犯を受けている状況なのです。

↓↓ユーチューブ(ニュース)はこちら(約1分の動画です)↓↓

「日本が侵略されるなんてあり得ない」と言う人は、中国やロシアのこの行動をどう説明するのでしょうか?

たまたまにしてはあまりに多過ぎる、と考えるのが普通ではないでしょうか?

この行動で思い出されるのは、百田尚樹さんの著作『カエルの楽園』です。

わたしたちは目の前に危機が迫っていること、中国やロシアがこういった行動を平気で行っていることを、しっかりと頭の片隅に置いておく必要があると思います。

日本の防衛費は十分なのか?

こういった状況の中で、日本の防衛費は足りているのでしょうか?

防衛白書によると、防衛費はここ数年右肩上がりに膨れ上がっています。

出典:平成30年版 防衛白書より

平成30年度予算では、4兆9,388億円となっています。

果たしてこれは多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?

スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の集計によると、2017年の世界の軍事費の内訳は以下のようになっています。

出典:https://www.nippon.com/ja/features/h00207/

中国は日本の約5倍、ロシアは日本の約1.5倍の防衛費となっています。

日本の歴代内閣は、これまでずっと防衛費をGDPの1%以内に収めてきました。

2017年においても、GDPの1%以内、というのを守っています。

 

トランプ大統領は日本を含む同盟国に、防衛予算の増額を求めています。

要するに、アメリカの武器をもっと買え、と言っているのです。

こういった流れの中で、安倍政権はアメリカから大量の戦闘機を購入しました。

これに対し「戦闘機なんて無駄だ」「アメリカの言いなりだ」と非難する声がありましたが、わたしは国防に対する認識が甘いように思います。

何度も言いますが日本は毎日、中国やロシアから領空侵犯を受けているのです。

 

中国の防衛費は日本の5倍、ロシアは1.5倍の予算規模となっています。

日本よりも豊富に資金がある状態で、なおかつ日本を脅かし続けています。

そういった状況の中で「戦闘機なんて無駄だ」「アメリカの言いなりか」と言うのは、わたしにはものすごく恐ろしい主張に思えるのです。

領空侵犯が当たり前に行われている中で「戦闘機は無駄だ」「アメリカの言いなりか」

と言ってしまう人の思考がまったく理解できません。

 

戦闘機が投資するに値するのか、払った分だけきちんと得られるものがあるのか、しっかりと精査して議論をしなければなりません。

しかし闇雲に「戦闘機なんて無駄だ」と主張している人は、日本が現在進行形で脅威にさらされているという視点が欠けているように思います。

このまま安全を脅かされた状態で、本当に良いのでしょうか?

最悪、沖縄が中国に占領されても良いのだろうか?なんて考えてしまうのです。

 

決してあり得ない話ではありません。

中国やロシアを相手にするというのは、こういったことを裏で平気で行っている国と対峙するのだ、ということを肝に命じておく必要があると思うのです。

相手を信じるなんて、甘い考えで動いてはいけません。

日本人特有の性善説、といったものは、通用する相手ではないのです。

 

国際社会の中でうまくやっていくのは、こういうことに向き合うことだと思うのです。