献血をやろうかどうか迷っている人は…、間違いなくやった方がいいと思います!
わたしはかれこれ30回以上、献血に行っているのですが、いまでは欠かすことのできない習慣となっています!
わたしが献血に行くきっかけとなったのは、テレビ番組『がっちりマンデー』でした。
番組でやっていた献血特集を見て「誰でも無料でできる」ということに興味を持ち、やがて通うようになりました。
最近は、若者が献血に行くことが減っている!なんて言われますが、わたしに言わせればものすごくもったいない!
お菓子、ジュース、漫画、雑誌が揃っていて、ゆったりくつろぐことができて、しかもすべて無料で楽しむことができる…。
さらに献血は社会に役に立つことができて、困っている人を助けることができる!
若者の足が離れているというのは、単に知らないだけなのではないか?なんて思ってしまいます。
わたしがこれまで30回以上献血をしてきて、良いと思った点、メリットやデメリットなどについて見ていきます。
目次
スポンサーリンク
献血によって得られる3つのメリット
献血は本当に良いことばかりで、わたしはすごくメリットが多いと感じています。
わたしが特に良いと感じる、3つの点について見ていきます。
お菓子が食べられる、ジュースが飲める
わたしが献血に行く1番の目的は、お菓子が食べられること、ジュースが飲めることです。
わたしは献血に行くときは、必ずおやつの時間に行くと決めています。
カフェに行くとお金がかかってしまいますが、献血に行けばすべて無料なのです!
おやつの時間を献血ルームで優雅に過ごす…、わたしはカフェ代わりに使って楽しんでいます。
血液検査が受けられる
献血をするときに血液検査を行いますが、この検査結果がものすごく有益です。
赤血球の数や濃度、白血球の数、コレステロール、項目は多岐に渡っていて、詳しく知ることができます。
普通に検査を受けるとかなりお金がかかりそうですが…、これらをすべて無料で受けることができます。
自身の健康チェックに使うことができて、体の変化を早めに察知することができるのです!
気軽に社会貢献ができる
献血によって得られるもっとも大きなことは、良いことをした!という実感です。
献血は気軽にできる社会貢献で、寄付やボランティアなどに匹敵する意味合いがあります。
献血によって、実際に多くの人が助かっているので、それを知ると充実感で満たされます。
献血をした次の日にはとても清々しい気分で、新しい一日を迎えることができます。
献血によって起きる3つのデメリット
献血は良いことばかりのように映りますが、当然デメリットもあります。
わたしが思う3つのデメリットについて見ていきます。
注射が痛い
献血がイヤだと感じてしまう最大の理由は…、おそらく注射にあるのではないでしょうか?
献血のときに使う注射針は、普通のものよりも太くて大きいため、怖いと感じてしまう人もいると思います。
注射の痛みが苦手な人にとって、献血はかなりつらいものなのかもしれません。
時間がかかる
献血はどんなに急いでやったとしても、最低40分くらいはかかります。
都心の献血ルームだと、土日はかなり混み合っていることもあり、予約をしないとかなり待たされることもあります。
忙しくて時間がない人にとって、献血に時間を割くのは難しいのかもしれません。
運動などが制限される
献血をした日は、過度な運動や重い荷物の持ち運びは、控えるように言われます。
献血後は行動が制限されてしまうので、注意する必要があります。
献血をした日は極力予定を入れずに、ゆっくり休んだ方が良いと思います。
スポンサーリンク
献血ができる場所、年齢、体重について
献血ができる場所については、大きく以下の3つがあります。
・献血ルーム
・献血バス
・赤十字病院
献血をしたいと思ったら、最初に申し込みをして献血カードを作る必要があります。
献血ができる人は年齢や体重などによって、細かい規定があります。
引用:厚生労働省より
年齢(男性)…18歳以上 体重(男性)…45kg以上
年齢(女性)…18歳以上 体重(女性)…40kg以上
献血ができる回数、間隔について
献血は年間でできる回数があらかじめ決まっていて、それ以上することはできません。
献血を行うと、その後一定期間、必ず間隔を空けなければならない決まりがあります。
献血ができる回数は、性別や条件によって異なりますが、だいたい年間で3~5回くらいとなります。
献血を受けられない人とその条件について
献血が受けられないのは、年齢や体重といった条件で引っかかるだけではありません。
当日の体調が問題ないかどうか?というのも、すごく重要なポイントです。
日本赤十字社の公式HPには、献血ができない条件について記載しています。
・当日の体調不良、服薬中、発熱など
・出血を伴う歯科医療(歯石除去を含む)を受けた人
・一定期間内に予防接種を受けた人
・6ヶ月以内にピアスの穴をあけた人
・6ヶ月以内にいれずみを入れた人
・外傷がある人
・動物または人に咬まれた人
・特定の病気にかかったことがある人
・海外旅行者および海外でせいかつしたことがある人
・輸血歴・臓器移植歴がある人
・エイズ・肝炎などのウィルス保有者、またはそれと疑われる人
・クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の人、またはそれを疑われる人
・妊娠中、授乳中の人
わたしはいままでに1度だけ、献血を断られたことがあります。
献血ルームで熱を測ったのですが、そこで37.1℃の微熱があったのです。
わたしはやる気満々だったのですが、あえなく医者にアウトを食らってしまいました。
残念な気持ちで家に帰宅したという、苦い思い出があります。
献血をすると記念品がもらえる!
献血を何度もやることによって、表彰されて記念品がもらえることはご存知でしょうか?
献血回数で10回、30回、50回などの節目に、日本赤十字社から記念品をもらうことができます。
わたしは30回の記念として、造形作家の盃をもらうことができました。
これからも献血を続けて、ほかの景品をもらいたいと思います。
わたしが献血を続ける理由について!
わたしにとって献血は、いまでは生活の一部として深く根付いています。
病院に行く…、習い事に行く…、ジムに行く…、これらと同じくらいの感覚で、献血に足を運んでいます。
最近の献血ルームは、お洒落なカフェにも匹敵するほどきれいで、すごく居心地が良いです。
わたしはカフェ巡りをするかのように、いろんな献血ルームに足を運んでいます。
いままで行った献血ルームでは、以下のような場所がすごく印象的でした。
・新宿ギフト…インテリアショップ並みのオシャレ感!
・池袋東口…サンシャインへ行く交差点で、人通りを見るのが楽しい!
・名古屋駅「ゲートタワー26」…献血ルームから名古屋全体が見渡せる!
献血にまつわる数字について
献血にまつわる数字について、日本赤十字社の資料から抜粋してみました。
・献血の人数について(令和元年)
献血申込者数 | 549万人 |
献血した人 | 485万人 |
献血できなかった人 | 63万人 |
・献血した人の男女の内訳
男性 | 350万人 |
女性 | 135万人 |
・年代別献血者数の割合
16~19歳 | 5.5% |
20~29歳 | 14.9% |
30~39歳 | 16.8% |
40~49歳 | 27.6% |
50~59歳 | 25.4% |
60~69歳 | 9.8% |
・献血方法の割合
200ml | 2.8% |
400ml | 66.8% |
成分献血血漿成分 | 18.0% |
成分献血血小板成分 | 12.1% |
・献血した場所の割合
血液センター | 4.8% |
献血ルーム | 52.3% |
献血バス | 40.7% |
オープン献血 | 2.1% |
※端数処理しているため、合計が100%になっていない場合があります。
さらに詳しく知りたい方は、日本赤十字社の統計表をご覧下さい。
献血の数が足りていないという実態について!
日本赤十字社によると、献血した血液の有効期限はものすごく短いようです。
安心して患者に輸血できる環境を整えるためには、毎日約13,000人が献血する必要があるのです。
また厚生労働省は、献血にまつわるさまざまなシミュレーションを公表しています。
今後、献血がますます不足し、2027年には約85万人の献血者数が不足するという予測が出ています。
現在の医療技術では、残念ながら血液は人工的に作ることができません。
献血したいと思い立ったら、いきなり献血ルームに行っても良いですが、あらかじめ予約をすることもできます。
献血ルームは休日になると混雑していることもありますが…、予約をすれば安心して利用することができるのです。
献血は継続に値するライフワークである!
献血は誰もが気軽に行うことができて、自分のペースで積み重ねていくことができます。
年間にできる回数が決まっていって、一気に増やすといったことができません。
小さくコツコツと積み上げていける…、それが献血の一番の良さではないでしょうか?
わたしはこれまでに献血を30回ほどやってきましたが、まだまだ道半ばだと感じています。
記念品贈呈のマックス上限は100回ですが、果たして日本にどれくらいいるのでしょうか?
献血に足を運んだことがない人は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?