あなたの趣味は何?そういった質問に対し、こんな返答する人は周りにいないでしょうか?
いやいや、世の中には星の数ほど、面白いコンテンツがたくさんあるというのに…。
血を抜かれることや痛いことが好きなタイプ?よりによって、どうして献血なの?
ただし、世の中には表立って公言しない、隠れ献血好き、といった人が存在しています。
何を隠そう、わたしもまた献血ベテラン勢であり、10年選手とも言えるレベルです。
献血が趣味とは表立って言いませんが…、誰にも言わずに黙々と献血に通い続けています。
献血が趣味というのは、人前で言うのはまだ多少の恥ずかしさがあったりします…。
ただし、献血がもたらす効果とか、社会的な意義を考えてみたときに…。
別に恥ずかしがる必要なんてない!正々堂々と声に出して言っても良いとも思います。
今回は、隠れ献血趣味を自認する筆者が、その魅力について語ってみることにしました。
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隠れ献血好きは実はかなり多い!?
日本全国で献血をしている人の数は、はたしてどれくらいいるのでしょうか?
日本赤十字社は献血の申込者数について、以下の数字で発表しています。
549万人はあくまで申込者数であり、実際にはできなかった人の数も含まれています。
日本の人口を1億2000万人と考えてみて、詳しい数字を割り出してみると…。
献血する意志を示した人の割合は、全体の4.5%という結果となっています。
献血する意志を示した人は全体の4.5%
ちなみに趣味でよくあるものとしては、ランニングを挙げることができます。
ランニング人口について調べてみると、以下のような数字となっています。
参照:@DIME ジョギングとランニングの推計実施人口は過去最高の1055万人
これらの数字をざっくりと慣らして、分かりやすい数字に置き換えてみると…。
ランニングは10人に1人、献血は20人に1人の割合で、やっていることになります。
ランニングの半分くらいの割合になりますが、多くの人が献血を行っているのです。
しかし、趣味として挙げられる頻度は、おそらくランニングよりもはるかに下です。
単純に数字だけを追っていけば、ランニングの半分くらいいても良さそうですが…。
本当は献血が趣味!という人は、思っている以上に多いというのがわたしの推測です。
献血が趣味になり得る3つの理由
献血が趣味という人が魅力を感じるのは、以下のようなものではないでしょうか?
・無料で気軽にできる
・お菓子やジュースを存分に味わえる
・社会的に良いことをした気分を味わえる
献血ルームは全国津々浦々、さまざまな都市に拠点を構えています。
都心の献血ルームに足を運ぶと、オシャレなカフェも顔負けな豪華なところも…。
マンガや雑誌がひと通り揃っていて、お菓子やジュースを楽しむことができる…。
ゆったりとくつろげる空間があって、看護師さんが優しく声をかけてくれる…。
寄付とかボランティアと同等の、社会貢献的な意味においてもすごく価値がある…。
献血をしたあとには、自動販売機で売っているアイスが食べられることがあります。
専用のコインを渡されて、好きなものを1つ自由に選ぶことができるのです!
さらに、ある献血ルームでは、ミスタードーナツが振る舞われるなんてことも!
また、献血ルームでは、定期的にイベントを開催していて、楽しむことができます。
わたしが過去に行ったイベントでは、手相占いを無料で受けることができました!
献血に行ったときにやってもらった占いは、以下の記事で詳しく紹介しています。
献血を上手に活用することによって、いろいろと無料で楽しむことができるのです!
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若い人で献血をする人が減っている
無料で気軽に楽しむことができるのが、献血の魅力であり特権なのだと思います。
お金を持っていない若い人こそ、十分に楽しめる場所なのだと思うのですが…。
統計データを見てみると、若い人の献血がものすごい勢いで減っているようです。
お金をかけずに楽しむことができるのが、献血の大きなメリットだと思います。
献血ルームでゆったりとくつろげば、贅沢な気分を味わうことができるのに…。
献血ベテラン勢のわたしからすれば、ついそんなことを考えてしまうのです。
献血は使い方次第で趣味になり得る!
献血は、注射を打たれて血を抜かれるだけ、決してそういったものではありません。
いろいろと楽しめることが多くて、それを上手に活用することによって…。
趣味として公言してもよいほどに、十分に魅力的なものなのだと思います!
献血を趣味という人はかなり少ないと思いますが、決してヘンなものではありません。
堂々と胸を張って主張することができる、すごく立派な趣味なのだと思うのです!
もっともわたしは、表立って献血が趣味、とは絶対に言うつもりはありませんが…。
何も言わずに黙々と活動を続けていく、隠れ献血趣味という立場として…。
これからもずっと献血を続けて行こう!そんな風に考えていたりするのです。