政治・経済

国会議員の人数は多いのか?世界の人数や意見の比較などから考察する

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国会議員の数が多すぎる…、もっと減らした方がいい…。

国会議員の人数は果たして適正なのか?たびたび議論が行われています。

残念ながら国会議員の仕事ぶりは、あまりわたしたちに伝わってきません。

ニュースを見て目の当たりにするのは、眉を潜めてしまうようなものばかりです。

・国会での居眠り

・不祥事

・汚職事件

議員定数の削減といった話は、今後どういった流れになっていくのでしょうか?

国会議員の人数は、果たして何人くらいが最適なのでしょうか?

世界と比較やさまざまな意見などを考慮しながら見ていきたいと思います。

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国会議員の人数について

国会議員の人数は2020年現在、以下のようになっています。※2020年4月の執筆時の人数です。

衆議院・・・465人(小選挙区289人、比例代表176人)

参議院・・・245人(大選挙区147人、比例代表98人)

この数を多いと見るのか、少ないと見るのか、議論が分かれるところです。

ただしこの数はずっと一定ではなく、時代とともに見直されて続けています。

国家議員の人数の推移をグラフで見てみる

国会議員の人数は、どのような推移を経ていまに至るのでしょうか?

衆議院と参議院、各年代の人数は以下のようになっています。

国会議員の人数の推移

時代によって変わっていますが、2000年以降はずっと減少傾向にあります。

参議院は微減に留まっているのに対し、衆議院は大きく減っています。

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国会議員の選び方について

国会議員は選挙によって選ばれますが、それぞれルールに違いがあります。

衆議院

衆議院の小選挙区は全国289のエリアに分けて、1位の人が当選する仕組みです。

小選挙区は大きい政党が有利なシステムと言われています。

1位しか当選ができない分、死票が多いことがデメリットとして挙げられます。

その欠点を比例代表の制度を使って、バランスを取っていると言えます。

衆議院の場合、小選挙区で落ちて比例代表制で当選する復活当選があります。

参議院

参議院には解散が無いので、3年に1回、必ず選挙が行われます。

参議院の任期は6年ですが、3年毎に半分を入れ替える選挙となります。

衆議院は300の小選挙区に分けるのに対し、参議院は都道府県単位で分けられます。

選挙区の数は全部で45となっていて、以下の県は2県で1人しか選ばれません。

・鳥取県と島根県 

・高知県と徳島県

参議院は選挙区と比例代表は両方立候補できないので復活当選はありません。

世界の国会議員の人数について

世界の国会議員の人数は、どのようになっているのでしょうか?

国会議員数の世界比較

引用:GLOBAL NOTE

日本の国会議員数は世界6位となっていて、比較的多いのが実態です。

ロシアは13位で620人、アメリカは24位で531人、韓国は49位295人、となっています。

ただし人口比で見たときに、日本はかなり下位となります(アメリカはもっと下です)

国によってそれぞれ問題点が違うので、比べることにあまり意味はないのかもしれません。

 

国会議員を増やすのか減らすのかは、その国の問題意識次第なのだと思います。

アメリカは日本よりはるかに少ないし、イギリスやフランスなどは日本よりもずっと多い。

北朝鮮は経済的に貧しいですが、日本並みに国会議員がいます。

中国の突出した数の多さは、汚職や利権に関わっていないのでしょうか?

国会議員に対する批判を読み解いてみる

国会議員の議員定数削減は常に問われていて、さまざまな意見が行き交っています。

減らすべきという意見と、増やすべきという意見を拾ってみます。

<国会議員は減らすべきという意見のおもな理由>

・国会議員はろくに仕事をしていない

・国会議員は仕事の内容の割に高給を取っている

・国会議員の数を減らしても問題なく回っていく

減らすべきという意見は、おもに仕事ぶりやコスト意識によるものです。

<国会議員を増やすべきという意見のおもな理由>

・より広く民意を反映させていくことが困難になる

・法整備が追いついていないのにさらに遅れてしまう

・行政組織をチェックする機能が低下してしまう

増やすべきという意見は、おもに民意の汲み取りや質の維持によるものです。

 

何かを変えるときに、攻めの施策と守りの施策はセットでないと意味がありません。

たとえ国会議員を減らしても、それだけで無駄をカットしたと満足するのは禁物です。

何か別の策を打たなければ、また新たな無駄が創出されることは必至です。

人員をカットするだけでやり方がそのままの場合、ジリ貧に追いやられていきます。

これは増やしたときにも同様で、コストが増大するだけという悪い循環に陥ります。

 

増やすべきという意見と減らすべきという意見を統合し、締める部分と緩める部分を明確にすることが大事なのだと思います。

国会議員の人数をどう変えれば良いのか?

以上を踏まえた上で、わたしなりに勝手にシミュレーションをしてみたいと思います。

案その1 人数を減らして少数精鋭にする

国会議員は大きく減らして、少数精鋭の議会にします。

居眠りをしたり、過剰に足を引っ張ったりするのを極力無くして無駄を削る…。

審議のスピードアップを図り、議論を活性化させていく…。

また給料を大幅に増やして、優秀な人をどんどん議会に招いていく…。

人数を減らす前と比べて質が担保されるのであれば、1つの手だと思います。

攻めの部分と守りの部分がうまく噛み合えば、有効な選択になるのかもしれません。

案その2 人数を大幅に増やす

国会議員のおもな仕事は法律を作ることですが、その役割を果たしているのでしょうか?

ビジネスの現場で、法律が壁になっているといった話をよく聞きます。

ずっと昔にできた法律がそのまま残っている…、なんてことも1つや2つではありません。

よりきめ細かい制度設計をするために、人数を増やすのも1つの手ではないでしょうか?

この場合は余剰人員を産まないよう、しっかりとバランスを見る必要があると思います。

国会議員の人数は時代に合わせて変えていく

国会議員のおもな仕事は、法律を作るということです。

毎年、微妙に法改正されていますが、わたしたちはほとんど知りません。

一方で、特定の分野で法律がないとか、追いついていない、といった話はよく聞きます。

 

法律は常に手を加えていき、時代とともに更新していくものだと思います。

国会議員の人数を問うのも良いですが、それよりも前に考えることがあります。

いまの時代に果たしてどんな法律が必要で、どんなルールがあった方が良いのか?

 

国会議員を動かすのは、良くも悪くも国民なのだと思います。

国会議員を叩くのもそうですが、仕事をしてもらうためにしっかりと意見を言う…。

その精度を上げていきたいのであれば、国会議員はもっと増やすべきだと思います。

逆にそれをコストだと捉えるのであれば、国会議員は減らすべきなのだと思います。

 

国会議員の人数も時代に合わせて、常に最適化していく必要があるのです。

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