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政治・経済

国家議員の秘書のなり方、給料、仕事内容や具体的な活動について!

国会議員が不祥事でニュースになると、秘書が関わっていることがあります。

秘書は普段は裏方で仕事をしていますが、その実態はあまり知られていません。

国会議員の秘書は国会議員の元で、どんな仕事をしているのでしょうか?

国会議員の秘書のなり方、給料、仕事内容は、どういったものなのでしょうか?

 

国会議員の秘書に関することについて見ていきます。

国会議員の給料はいくらなのか?その金額は高すぎるのかを検証する!国会議員の給料は多いのではないか?そんな議論がたびたび起きています。 そもそも国会議員はきちんと国民のために働いているのか? ...

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国会議員の秘書の種類について

選挙に立候補して当選すると、晴れて国会議員になることができます。

国会議員には必ず秘書がいて、その活動を陰で支えています。

国会議員の秘書には大きく分けて3つあります。

クリックすると各詳細ページにジャンプします。

・公設秘書

・政策秘書

・私設秘書

国会議員は、給料以外にも国からさまざまなお金をもらっています。

その中に公設秘書2人分と政策秘書1人分の給料、というのがあります。

公設秘書と政策秘書は、国からのお金によって賄われています。

公設秘書

公設秘書は別名、第一秘書や第二秘書といった言われ方もします。

公設秘書と私設秘書は、特に条件といったものはありません。

国会議員からのオファーがあれば、公設・私設秘書になることは可能です。

公設秘書になるには、以下のような方法で自身を売り込む必要があります。

・事務所のインターン生募集に応募する

・政治塾やスクールに参加する

・求人に応募する

政策秘書

政策秘書は、国会議員の政策立案を専門的な立場から補佐する人です。

政策秘書は専門性が求められるため、一定の条件をクリアしなければなれません。

政策秘書になる方法はさまざまありますが、大きく以下の2つがあります。

・資格試験に合格する

・10年以上公設秘書を務めて研修を修了する

政策秘書の資格試験は、非常に競争の激しい難関試験となっています。

また試験に合格したとしても、必ずしも政策秘書になれるとは限りません。

国会議員から指名がなければ、政策秘書になることはできません。

 

政策秘書になるには、ほかにもいろいろと抜け穴があると言われています。

政策秘書の多くは、10年以上の公設秘書を経てなっているようです。

私設秘書

私設秘書は、国会議員が自らのお金で雇う秘書のことです。

多くの国会議員は私設秘書を雇っていて、一定数がいると言われています。

私設秘書は、フルタイムの人から事務所を支えるスタッフまで、範囲は広いです。

国会議員のさまざまな活動をサポートする役割を担っています。

公設秘書と同様、国会議員に自身を売り込むことが必要となります。

政策秘書には資格試験がある

政策秘書になるためには、資格試験を受験して合格する必要があります。

衆議院HPには、政策秘書試験の過去問題が掲載されています。

>国会議員政策秘書資格試験第1次試験 平成31年度(2019年度)の問題

2019年度は、199名が受験して最終合格者は8名です。

合格率4%の非常に狭き門となっています。

合格をしても必ずしも採用されるとは限りません。

 

資格試験に合格しても、あくまで登録者名簿に登録されるだけです。

国会議員は登録者名簿の中から、自身に合った政策秘書を選びます。

国会議員に選ばれなければ、政策秘書になることはできません。

政策秘書になるためには、国会議員からの指名を得なければなりません。

政策秘書の資格試験は合格率4%の狭き門

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国会議員の秘書の人数について

国会議員の秘書は、果たしてどれくらいいるのでしょうか?

これは国会議員によってそれぞれ違うので、一概に言うことはできません。

 

国から給料として支給されるのは、公設秘書2人分と政策秘書1人分です。

この人数が最低人員となりますが、たいていの場合は足りません。

法律を作るというのはとても複雑な作業で、たくさんの人員が必要です。

 

日本維新の会の音喜多議員のブログに、私設秘書について記載があります。

ブログ記事によると、国会議員の私設秘書は平均5人~10人くらいとのことです。

私設秘書は国会議員が自らのお金で雇っています。

一口に秘書と言っても、たくさんの人が関わっていることが想像できます。

国会議員の秘書の仕事について

国会議員の秘書の仕事は、非常に多岐にわたります。

国会議員の身の周りのサポートがおもな仕事ですが、その内容はさまざまです。

衆議院のHPには、政策秘書のある1日のスケジュールが記載されています。

仕事の内容を簡単に表すと、以下のようなことをしています。

・郵送物やメールのチェック

・党本部の部会に出席

・報告書、スピーチ原案、資料作成

・議連の運営

・パーティー代理出席

また参議院のHPにも、政策秘書の業務について記載されています。

・政策研究

・会合の設定、説明者の人選・依頼

・議員提出法案の準備

・法案に対する委員会質問案の作成

人と会って何かをするというのが、仕事のおもな中心となっています。

国家議員の秘書の扱いついて

国会議員の秘書は、立場としてどういったものになるのでしょうか?

公設秘書と政策秘書…国費から給料が出ているので国家公務員扱い

私設秘書…国会議員に雇われている1スタッフ

国会議員が落選してしまうと、秘書は職を失ってしまいます。

常に失業の不安を抱えているため、不安定な職種と言えるかもしれません。

国家議員の秘書の給料は?

国会議員の秘書の給料は、どれくらいなのでしょうか?

私設秘書の場合、フルタイムの人もいれば、パートの人もいます。

雇用形態はそれぞれ異なるので、一概に言うことはできません。

民間と特に変わらない給与水準、と考えて良いと思います。

 

公設秘書と政策秘書の場合、国から給料が支給されています。

秘書の給料は民間の景気などを考慮し、国会で決められます。

政策秘書は参議院のHPに、給与や福利厚生などの条件が記載されています。

平成31年4月現在、月額434,640円となっています。

政策秘書の初任給は約43万円。

公設秘書は、第一秘書と第二秘書で、それぞれ給料は変わってきます。

給与テーブルが法律で定められていて、ネットで実際に公開しています。

公設秘書の給与テーブル

出典: 国会議員の秘書の給与等に関する法律

いずれも経験や勤続年数が考慮され、だんだんと昇給していきます。

給料が多いのは、政策秘書>第一秘書>第二秘書という順番となります。

給料が多いのは、政策秘書>第一秘書>第二秘書の順番

国会議員の秘書になるには?

国会議員の秘書になるのは、国会議員の雇われるということになります。

国会議員と接点が持てる場として、政治塾やスクールなどがあります。

また、国会議員の事務所にインターン生として入るのも1つの方法です。

求人をしている場合もあるので、それに応募するという手もあります。

ネットに求人がある

国会議員の秘書は、ネットで求人を出していることがあります。

わたしがこの記事を執筆しているときも、以下のサイトで実際に募集を見ました。

秘書の仕事に興味のある人は、応募しているのも良いかもしれません。

国家議員の秘書の逮捕について

国会議員の秘書は、たびたび問題を起こしてニュースになっています。

国会議員がもらえるお金は、ザルになっている部分が多く、管理実態も曖昧で非常に杜撰です。

国会議員がきちんとしていても、秘書が悪知恵を働かすということもあります。

国会議員と秘書の給料は税金から出ているものなので、きちんとした管理を願うばかりです。

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国会議員の秘書について

国会議員の秘書になるために、何か明確な道があるわけではありません。

国会議員の秘書は不安定な職であり、高給を取っていても不安を感じることがあります。

国会議員の秘書は、国会議員の近くで働くことができる貴重な場だと思います。

ほかでは得られない貴重な機会を、是非活かして欲しいと願う次第です。

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