映画批評

【2019年】劇場で観て良かった映画はこれ!おすすめ12作品!

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2019年の映画は、全体的に当たりが多かった印象です。

夏休みの頃には、話題作が次々と解禁されていき、多くのヒットを飛ばしました。

大作ばかりではなく、単館系の映画も良質なものが多かったです。

なかには明らかなハズレもありましたが、それがすごく少なかったように思います。

 

わたしが2019年に実際に見て良かったと思う作品を12作品挙げてみました。

今後映画を見るときの参考になれば幸いです。

2019年の話題作や落選作品はこれ!

観ていない作品もたくさんあるので、まずは参考までに落選した作品を紹介します。

話題作で興味はあったけど観ていない作品

メリー・ポピンズ リターンズ

アラジン

アベンジャーズ/エンドゲーム

マスカレード・ホテル

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

翔んで埼玉

蜂蜜と遠雷

マチネの終わりに

単館系で興味はあったけど見ていない作品

生きてるだけで愛

ウトヤ島 7月22日

きみの鳥はうたえる

嵐電

みぽりん(これは絶対に観たい!)

観たけどイマイチだった作品

トイ・ストーリー4(まあまあ、可もなく不可もない)

アナと雪の女王2(1は良かったけど、2はいまいち・・・)

火口のふたり(これはダメ)

劇場版 そして生きる(有村架純がかわいいだけの作品)

慶州 ヒョンとユニ(意味不明、時間を返せ!)

ロビンソンの庭(大好きだけど今回は落選、1987年の作品)

2019年に劇場で観て良かった映画おすすめ12選

わたしが2019年に観てよかったおすすめ映画12作品は以下のとおりです。

(ランキングではありません、順不同で書いています)

(下記をクリックすると各項目の詳細ページに飛びます)

少女邂逅

特に期待するでもなく見たのですが、これはかなり良かったです。

正確には2018年の映画のようですが、わたしが観たのが2019年なので今回のおすすめに入れました。

上映劇場が非常に限られていてたった数日間限定の上映でしたが、とにかく熱量がすごい!

客層は非常に若く、この映画を観るために劇場に来ている雰囲気で、普段の映画館と違った様子だったのが、とても印象的です。

『少女邂逅』はもっと上映機会を増やすべき作品だと思います。

思春期の女子は、端から見ればすごく楽しそうですが、心の内はいろいろと深い悩みを抱えているのだな~、と感じました。

すいません、書いていて申し訳ないほど、ベタな感想しか出てきません・・・。

若い人の意見を聞いてみたい作品です。

>少女邂逅の公式HPはこちら

鈴木家の嘘

引用:鈴木家の嘘公式HPより

『鈴木家の嘘』は、家族の謎に迫る映画です。

全体的に暗くて重い話ですが、カメラワークがとにかく秀逸でした。

見せ方がかなり独特で、サスペンスタッチな展開がとても印象的です。

数ある家族映画の中でも、かなり素晴らしい良作品です。

>鈴木家の嘘の公式HPはこちら

長いお別れ

引用:長いお別れ公式HPより

『長いお別れ』は、暖かくて晴れやかな気持ちになれる素晴らしい作品です。

どこにでもありそうな家族のリアルな姿が、見事に映し出されています。

家族だからこそギクシャクしてしまうこと、家族だから言えないこと、家族にまつわるさまざまなことが描かれています。

数ある家族映画の中でも、特におすすめの一作です。

中野量太監督は、前作『湯を沸かすほどの熱い愛』が素晴らしかったので、すごく期待をしていましたが、期待通りの素晴らしい作品でした。

余談ですがこの作品を観て蒼井優はやっぱりいいな~、と思っていたら、この二ヶ月後に結婚報道だったので、個人的にはすごくびっくりしました。

愛がなんだ

引用:愛がなんだ公式HPより

わたしにとって2019年の会心作は『愛がなんだ』です。

これはベストの1つに挙げても良いかもしれません。

単館系の映画としてロングランを記録した、超話題作です。

わたしが観に行った京都の映画館も、すごい賑わいを見せていました。

 

キャスト、監督、映画の客層、すべてが若くて、とてもフレッシュな作品です。

ものすごく簡単に言ってしまえば、男に尽くしすぎるダメ女、の話ですが、そのダメ度はかなり度を越えています。

仕事をすっぽかす、呼ばれてたら一目散に駆けつける・・・。

いや、普通にこれはヤバいでしょ、といったレベルです。

 

主人公は夜道を歩きながら歌うシーンは必見です。

『愛がなんだ』は、2019年のベスト映画の筆頭と言える作品です。

新聞記者

なかなか興味深い映画でしたが、果たして選挙期間中にやって良かったのでしょうか?

エンタメとしては楽しめましたが、あからさまな反政権のメッセージが込められていて、本当にいいのか?って感じです。

映画に起きる出来事が、いちいち現実のことを想起させるものばかりです。

エンタメとして楽しむのであれば問題ありませんが、どう考えてもこの作品の意図は政権批判にあります。

正直わたしには、けっこう違和感がありました。

 

個人的に新聞記者って、そんなに正義のヒーローとは思っていません・・・。

誤報とか捏造とか、マスコミの方がいろいろやらかしているイメージなので・・・。

韓国人女優を起用したというのも、うーん、何だかいろいろ物々しい映画です。

エンタメとして見ればそれなりに楽しめます。

 

松坂桃李はよく出演したな、と思います。

エンタメとしては面白いですが、反政権の材料として使うのは違うと思う作品です。

ライオンキング

これぞ、ザ・ハリウッドといった王道の作品です。

『ライオンキング』は何度も観ていますが、毎回大きな感動をもたらしてくれます。

原作が素晴らしいので、多少ポカをしても、しくじりようがありません。

安心して身を任せることができる、大変素晴らしい作品です。

 

『ライオンキング』は、親子愛、裏切り、復讐、いろんな要素が盛りだくさんです。

観る人によってそれぞれ感じる部分が異なってくる作品です。

ファミリーで観るのであれば、この映画が1番ではないでしょうか?

>ライオンキング公式HPを見る

天気の子

2019年の最大の話題作と言えば、なんと言っても『天気の子』です。

これをなくして、2019年の映画を語れるはずがありません。

深海監督の圧倒的なクオリティは、絶対に期待を裏切りません。

『天気の子』は奇想天外な話でしたが、とても力強い作品です。

ただし個人的には『君の名は。』の方が好みでした。

『天気の子』は、少し登場人物に感情移入がしづらいと感じました。

主人公はなぜ家出をしたのか最後まで分からなかったし、ほかにも疑問点はたくさんありました。

音楽もすごく素晴らしいのですが、少し意気込み過ぎているように感じました。

あくまでも個人的な感想ですが、『君の名は。』は違和感なくスッと耳に入ってきたのに対し、『天気の子』は「来るぞ来るぞ~」「ハイ、来た~」といった感じで妙な気合いを感じて、あまりのめり込めませんでした。

『天気の子』はケチのつけようのない素晴らしい作品ですが、個人的な好みで言えば、君の名は>天気の子、という感じでした。

影踏み

引用:『影踏み』公式HPより

『影踏み』は、横山秀夫原作の犯罪ミステリーです。

山崎まさよしが主演ということもあり、大変な話題となっている作品です。

話は非常に複雑で、1回ですべて把握することは難しいです。

ただし後半に行くに従って、だんだんといろんなことが明らかになってきます。

横山ミステリーにふさわしく、完成度の高い素晴らしい作品です。

台風家族

引用:台風家族公式HPより

遺産相続をめぐって争う、ダメ家族のドタバタ劇です。

元スマップの草彅剛が、どうしようもないゲスな役を演じています。

どうしようもない人ばかりが登場して、どうしようもないやり取りを延々と繰り返します。

とにかく最悪な家族ですが、最後にはいろいろと感動が待っています。

 

わりと予想を大きく越えてきて、なかなかすごい展開でした。

ダメっぷりはなかなかですが、ダメ人間たちの人間味を味わえる作品です。

>台風家族の公式HPはこちら

ザ・バニシング -消失-

引用:ザ・バニシング -消失- 公式HPより

『ザ・バニシング -消失-』は、2019年の作品ではありません。

1988年にオランダとフランスの合作で作られた、サイコ映画です。

キューブリックが大絶賛した映画で、各国の映画祭で高い評価を受けたのですが、日本で公開されることはありませんでした。

30年の時を経て、2019年ついに日本で劇場公開されることになった作品です。

 

ヤバい映画を見てしまった・・・、これを見た真っ先の感想です。

数あるサイコ映画の中でも上位に位置する、素晴らしいクオリティです。

ヒッチコックの『サイコ』が好きな人は、多分これも好きだと思います。

少し古さは否めませんが、いま見ても十分に鑑賞に耐え得る納得の作品です。

手のひらに込めて

引用:『手のひらに込めて』公式HPより

『手のひらに込めて』は、全国で公開された映画ではありません。

滋賀や名古屋など一部地域でのみ上映されたローカル映画です。

彦根にある和菓子店を舞台にした作品で、存亡の危機に立たされた店を家族一丸となって立て直す、という作品です。

シンプルで話の展開が速く、ところどころ考えることもあって、楽しく鑑賞できました。

ハリウッドの大作や単館系のアート映画などももちろん面白いですが、手作り感のあるフィルムもまた、味があって良いと感じさせてくれる作品です。

テルマ&ルイーズ

これは2019年の映画ではありません、1989年の映画です。

「午前10時の映画祭」で鑑賞しました。

「午前10時の映画祭」は往年の名作が上映されて、観たことがある作品が多いのですが、この作品はチェックできていませんでした。

簡単に言ってしまえば、男性社会に抑圧されて生きる女性2人が自由を求めて旅に出る、といった話です。

しかしその途中で人を殺したり、警官をトランクに監禁したり、やっていることはとにかくハチャメチャ過ぎます。

客観的に見ればヤバすぎることを、平然とやっています。

映画だから許される内容です。

ラストシーンは賛否の分かれる内容になっています。

すごく気持ちの良い作品ですが、冷静になって考えるとヤバすぎです。

>午前10時の映画祭HP テルマ&ルイーズはこちら

番外編 バチェラー シーズン3

映画ではありませんが、バチェラー シーズン3 があまりに面白すぎでした。

シーズン1、シーズン2と違った予想外の展開で、思わず目を丸くしてしまいました。

歴代のバチェラーの中でも、一番バランスの取れた人だと思っていましたが、ラストでなかなかすごいことをしてくれます。

みんなどんなことを思っているのか気になって、終わった直後のツイッター炎上祭りを、ずっと見てしまいました。

指原さん曰く「胸クソ悪い」結末を観たい人は、アマゾンプライムビデオで是非どうぞ。

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2019年のおすすめ映画を振り返ってみて

2019年は面白い映画が多い年でした。

チェックできていない作品もたくさんあるので、日本アカデミー賞や、キネマ旬報ベスト10を見て、新たに開拓していきたいと思います。